「やりたい、やらないと」

朝起きて、思ったのはそのことだけ。
昨日は仕事に忙殺されて、何もできないまま寝てしまったので
今日はとにかく「考える前に動け」という思いだけ。

起きた瞬間、思考するのは「どうしよう」という迷い。
それが発生する前に、行動しようと思った。

3分で顔を洗い、着替え、外に出れる格好になる。
まだ、考える前の寝ぼけた自分だった。

「動けば、なんとかなる」

その考えだけを持って、カバンにMacを入れて、外に出る。
たぶん、起床してから10分くらいで外に出たと思う。

たぶん、今日は調子が悪くない日だったのもあるけれど
それでも、僕は自分が「変わったな」と、実感してる。

以前の自分なら、絶対に迷った挙句、面倒臭いとなって行動しなかった。

「とにかく、動け」

僕が唯一、年上でタメ口を使えて、遠慮なく話せる
51歳の友人が、大笑いしながら僕に言ってくれた言葉。

いま僕は、その言葉を頼りに、動いている。
いや、生きている。そう言っても、過言ではない。

早くまた会いたいな、その人に。
そのためにも、僕は、本を作らないと。

この時間だと入れるお店が
家から最寄りのファストフード店だけだから
そこのお店に入って、すぐにコーヒーを頼み、Macを開く。
ほんとうにノープランだったのと、まだ半分以上頭が寝ていたので
コーヒーを少しずつ飲みながら、この文章を書いている。

僕は自分の物語を、生きている。
僕は自分の物語しか、生きていない。

そういうことを、最近はよく、考える。

自分が息をしているこの一瞬一瞬が
誰かにカメラで撮影されていて
いつか知らぬ間にドキュメンタリー映画化でもされるんじゃないか
そんなバカみたいなことを思いながら
でも、自分だけは観るから、そこに価値はあるよなとか思いながら
妄想の中で、生きている。
妄想の住人。

そういう、ほとんどの人から理解されないような
自分の世界観を持っている。

自分だけの世界観を持つことは
とても大切だと思う。

ソレがないと、会話できないような
アーティストの人との付き合いも多かったから
そういう人たちと出会ってきたことで
間違いなく影響されてきたんだろうなとも、思う。

そんなことを考えていると、あっという間に時間は過ぎる。
別に、今日は仕事休みなわけじゃない。
この後は8時間くらい自由じゃなくなる。

結局この後、この店を出るまでに
このnoteの文章だけしか書けないまま終わるかもしれないけれど
それでも自分の物語は前に進んだ。

それでいいじゃん。
それでいい。

動いて、変化して、言葉を紡いで
今を生きた先に、たぶん何かある。

自分の直感を信じて、動こう。