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「あの頃」

2023.05.12

きょうは、朝から自分の病院へ。もともとアレルギーで通い始めた病院だけど、いま皮膚の状態は割とよくて、ほとんど気にならない。ときどき顔や頭が少しかゆいくらい。
きょうは、「悪玉コレステロール対策」を2ヶ月半ほどしてきた成果を確認するための採血をしてきた。次回3週間後に検査結果が出る。

先生からは「コロナがまた流行り始めていますので、気をつけてくださいね」と言われる。まあ、そりゃそうだよね。電車やバスでもそこそこマスクしてない人、いるもんね。

採血は、別に怖いとか痛いとか見られないとか全然ないので、割と凝視しちゃうんだけど、今はなんか刺すだけでピューッと入っていく注射なんだね。自動というか。
看護師さんに「注射器でギューって手動で抜かなくてもいいんですね」って聞くと「仁尾さんみたいに血管が立派なひと(これ前にも言われたことがある)には、この形で大丈夫なんですが、ご年配の方とか、血管が弱い方のときは今でも手動ですよ」とのことだった。
こういう「そこでは当たり前だけど、日常生活ではまるで触れることのないTIPSというか、裏話的なこと」を聞くのが好きだ。

病院からその足で近くの合鍵屋さんへ行って、合鍵を作ってもらった。一瞬でできた。
その合鍵屋さんは、合鍵のほかに「靴修理」「かばん修理」「スーツケースのタイヤ交換」みたいなことをやっていたんだけど、合鍵を削る様子を見ながら「この作業と、靴の修理の作業って、同じ人がやるんだよな? そもそも店員さんが一人しかいないし。鍵を削る作業と靴を修理する作業って、全然別のスキルに見えるんだけど、どういうことなんだろう……」と不思議に思った。たぶん「緊急性」というか、急ぎで直したい、みたいな要請でくくられているんだろうね。スキルは、店員になってから別個に覚えていく、みたいな感じで。

百均によって、文学フリマで必要そうなものをいくつか購入して、いったん帰宅。

お昼ごはんを食べてから、今度は面会のために病院へ。
「猫がいないとつまらない」と退屈そうだった。経過は順調そうで、少し退院は早まりそう。

「主治医の先生(手術後僕に説明をしてくれた先生)、『術後に説明したら、だんなさん、すごくホッとされてましたよ』って言ってた」って。そりゃホッとするよ……。

……で、家に帰ってきたら、病院巡りに疲れたのか、夕方まで寝てしまった。

やや熱っぽいのが気になる。

キャンペーンの賞品

キャンペーンの賞品が届き始めた。ご応募、ありがとうございました!
直筆のメッセージ、入れてよかったな……。メッセージカードが縦の『三十一筆箋 −猫猫−』なのは、もう手元に『三十一筆箋 −猫−』のほうの在庫がなかったからです。

Twilog

やったー!

きょう作った短歌

「あの頃」はうっとりしがちで要注意、というのは枡野さんの教えなのだけれど、それでも使わなければならないときもある。
これは、例えば「わかるなよ あなたにわかるかなしみはあなたのものでぼくのではない」とか「東には青を置くのがいいらしいから寝室に悲しみを置く」とかの頃の「かなしみ」のこと。「かなしみ」をもて遊んでいる感じに余裕というか傲慢を感じる。

文学フリマ東京

結構あわてないとダメじゃん!
カードは当日持参するとして、サイン本は早々に作らなければ。

出店するたびに「次は、もういいかな」って思う文学フリマ。でも、それくらいの距離感が健全にも思えるんだよね。「スタートではあってもゴールではない場所」であってほしい印象がある文学フリマ。

そんなそんな。