【通勤電車の詩 vol.82】お母さん業もたいへんだ 1
小さい子供が数人、お母さんらしき人に連れられて電車に乗ってきた。
集団になった子供ほど手がつけられない。
お母さんが静かにするように言ったが、言うことなんか聞いてない。
案の定、騒ぎ出した。
お母さんが注意をすると一旦はおとなしくなるが、長続きなんかしない。
周りの乗客に気を使うお母さんのことなどどこ吹く風。
好き勝手に騒いでいる。
お母さんは自分の子の友達がその集団の中に混じっているのか怒るに怒れない。
それを尻目に騒ぎはエスカレート。
そしてけたたましく電車を降りて行った。
お母さんの疲労は半端ないだろう。
こんなこと毎日やったら心を病みそうだ。
お母さん業もたいへんだ。
頑張っ!お母さん!
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