ＧＷが終わりました。元々「十二国記」について思う存分書きたくて始めたnoteですが、最近思うところあって毎日投稿に挑戦しています。昨日の投稿を振り返ると、明らかにＧＷ終了にうろたえています。我ながら分かりやすいメンタルで笑いました。
　毎日投稿しているとこうやって、本来書きたいことにスッと戻れる効果はあるのかな、とあまり性に合わないけれど、だからこそもう少し頑張ってみようと思います。

　でないと、こんなしょうもないけど誰しも一度は思うであろう「十二国記よくある疑問」を、今さら書こうという勇気が持てなかったかもしれません笑。「十二国記」の感想も８回にもわたって天のことばかりしつこく書いてきて、やっと言いたいことが出尽くした感じで、残りはしょうもないことだけれどもやっぱり書かずにいられません。書き尽くしますぞ！
　今さらの疑問ばかりですが、読んでくださった方が「そうそう、自分もそう思ってた」と共感してくれるといいな、と思います。

疑問1　女性の体、どうなってるんだろ？
いきなり生々しい感じですが、子どもを産まない十二国記の女性たち。「緑の柱の女郎宿」があるので、性欲も男女の関係もある。
けど、生理（や、排卵）とかあちらの女性もあるんだろうか？陽子は胎果だから向こうに行くと本来の体に戻るとして、鈴ちゃんみたいな海客の女性はどうなる？いろいろめんどくさいことがなくなってるといいｗ
もちろん男性や動物の体も謎。

疑問２
太陽や月、星は本物？どこから昇ってどこに沈む？
考え出すと夜も眠れませんｗ地下鉄漫才か⁈
虚海はず―っと続いていて平らなんですよね。リアルに平らな世界の天体ってどうなってんの？書割？夜はまあそれでもいいけど、太陽は気温と季節に関係する膨大なエネルギーの塊。そんなもの、どうやって平らな世界でこちらと同じように働かせているの？まぼろしぃ？

疑問３
2番目の疑問と関係するのですが、気象・気候はどうやってもたらされる？もともと丸い天体を大気が覆い、大気も海流もつながって循環しているから、気候が定まり気象現象が生じる（しょうばっかり）。けれど、平らな世界で、便宜上東西南北は決めるとして、北が寒くて南が暖かいとか、冬になると戴には東北から冷たい季節風が吹きつけるとか、どっからそうなる？
暖かい空気も丸い地球みたいに閉じた世界でないから四方に散ってしまうだろうし・・・気圧が保てる気がしませんｗ。虚海の果ては本当にないの？不思議な世界です。
相当強力な術で、無理やりこっちの世界と同じにしてるよねｗ
ついでに磁石って有効なの？南北の極があって磁力線がないと磁力生じないですよね？

疑問４
テクノロジーは、ずーーーーっと何千年も進化しないんかい！
尚隆や六太が国を治め始めた5百年前とあまり変わっていない。延麒なんか時々蓬莱に遊びに来てるし、こっちの服着たがってるし（Ｔシャツとか短パンとかだなｗ）郵便番号や市外局番などの制度を持ち込んでいるのだから、もう少し、例えば石油利用や水力発電ぐらいは考えてもいいと思うのだけれど。
でも、感想⑧でもちょっと触れましたが、平らで宇宙や天体が実物かどうかも分からない世界で、物理法則など成り立つのだろうか？術によって作られた世界では科学技術は発展しそうもないですね。天動説も地動説も生まれそうにないｗ
戴の玉泉だって、地質学的に生まれるのでなく農作物と同じで王の祭祀によって豊作かどうかが決まるような感じでした。だからほかの鉱物（鉄とか金とか石炭とか）も同じなんだろうな。石油はないかもしれないですね。
冬官府はあるけれど、術で冬器とか水禺刀とか作れる分、こちらの世界のような理論的な技術が発達するかは疑問です。
天綱で決められているのかもしれないですね、鉱物などの産出量や使用方法が。たぶん「人類の進化」なんかなくて十二国記の世界が生まれたときから人々は同じ暮らしぶりな気がします。だって「そう作られた」んですもの。テクノロジーの進化と戦争は車の両輪だし。天的にはＮＧかな。
王の祭祀で天災なども防げるし、人も（勤勉でさえあれば）過不足なく暮らしていける。過ぎたるは猶及ばざるが如し！「人も王も＂分＂をわきまえよ」が天綱の趣旨だと私は思っております。
だけど琅燦なんかは、そういうのに不満を持ちそうですｗ知力や技術力の限界突破に挑みそう(;^ω^)

こんな疑問、十二国記を読むときに何の足しにもならないのですが、天があまりにも作り物っぽいので湧き出てきます。

天については、一応書きたいことは全部書いたと思います。（他に思い出したらまた書きます。）
各編の感想は、語り出したら止まらないし、要約すると「超面白い！よかった！みんな読んでよ！」となるので躊躇します笑。
アニメ十二国記の「浅野君」について少々言いたいことはあるのですが、いずれ書きたい気持ちになったら書きます。

他に語りつくしたいのは「図南の翼」！愛しているのです。それと新しい短編集。楽しみです。早く読めるといいです。だから感想終わりではないです。じっくり自分の中で熟させますｗ
それまでとりあえず「十二国記感想」一応一区切りです\(^^)/

そのうちつづくと思われ・・・