私がファッションを好きになった理由

こんにちは、sakiです。今回は、私がファッションを好きになった理由について書きたいなと思います。

いつか私も、あんな風になりたいな

幼い頃は、祖父の仕事の関係で南青山に住んでおり、表参道や六本木の街並みをハーゲンダッツを食べながら過ごす、割と贅沢なお散歩をたくさんしてきました。ハイブランドの路面店がたくさんあり、街を歩く女性も、ファーが付いているロングコートを羽織り、ヒールを履いて、颯爽と歩いている姿は、4歳の私には衝撃でした。うっすらとこの頃の記憶が残っていますが、私がおしゃれな人になりたい、と思う原点はここでした。

ブランド物は可愛いけど、なんだか似合わない

小学生になり、埼玉の田舎へ引っ越した私は、洋服は祖母がデパートで買ってきた物ばかりを着ていました。いまとなっては、すごく可愛いものばかりで、当時の祖母には申し訳ない事をしてしまったなと思うのですが、「服がなんだか似合わない、着せられているようにしか感じない、可愛くない。」と、はっきり伝えてしまったのです。祖母は、私の発言にビックリしながらも、「じゃあどういう服が着てみたいの?」と聞いてくれました。私はなにが良いのかな…と思った時に、スキニーデニムを履きたいと思っていたので、「普通の細いデニムと、パーカーで良いんだ。」と、伝えました。その次の日、さっそくしまむらで自分で好きに洋服を選び、試着し、買うという経験をし、感動しました。それから、私は中3までは月に1回、決められた金額の中から自分で洋服を選び、自分に似合ったアイテムを探す事を続けました。

バイトのお給料が消えた

うっすら、将来は販売やりたいとその当時から考えていたので、高校入学と同時にアルバイトを始めました。はじめは、セブンイレブンでレジ打ちや品出しをし、夏頃から、和民でもアルバイトを始めました。親も、すぐ飽きてアルバイトをやめるだろうと考えていたようですが、意外と楽しそうに働く私と、暇さえあれば働いていたので、毎月7〜10万稼いでいた私に対し、「自分の携帯代、洋服代、もうバイト代でやりくりしなさい」と宣言しました。私もそれは当たり前だな、という感覚だったので、気にも留めず、お給料が入り、携帯代を払ったら、残りの金額をATMから引き出して、お金を握りしめhoneysへ買い物へ行く生活をしていました。1回2万〜3万くらい、トータルコーディネートや、着回しで買ったり、ヒールを履きたかったので何足かまとめて買い、バッグもシーズンで変えて…など、当時の高校生にしては割と派手なお金の使い方をしていました。セルフコーディネートの経験を積む中で、たくさん失敗もしました。全て、今の私につながっています。

服の販売をしたら、服がキライになるかも

大学を中退し、職探しをしていたときに、夜中のガストで友達に真っ先に言われた事「おまえ、アパレルやったら絶対売れる店員になるよ。話すの好きだし、おしゃれなんだから、やってみろよ。」と。その時の私は何の仕事をしようか迷っていたので、それに対し、アドバイスをくれたのです。私は、好きな事を仕事にしたら嫌いになってしまうかもしれないという気待ちと、自分に自信がなかったので、「接客は好きだし、なんか出来ると思う。自分の服は選べるけど、人の服を選ぶなんて私には出来ないよ。」これが、その時の率直な感想でした。

洋服ひとつで、人生って変わるもの

当時の私が思っていた事です。散々セルフコーディネートをし続けてきて、買ったばかりの服を来て、いろんな人にすごく似合っていると言っていただき、自分の自信になっていました。私が自分で、服を選ぶ事を始めた事で、服に対しての興味ももっと増えたし、似合うもの、似合わないもの、見極めるために挑戦していた自分もいました。自分に似合うものを見つけ、人に褒められる、可愛いねと言っていただける、すごい嬉しいな〜と感じました。似合う服を着て、それに合ったメイクをして、出かける。それだけで、私は毎日楽しい気持ちになれるのです。

ファッションは、自己表現。

自分のなりたい自分になれる、こだわりを表現できる、私の解釈です。結局、販売員という職に就き、いろんなお客様のお手伝いをさせていただいています。これからも、この気持ちはずっと変わりません。

それでは、また。

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