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ペコリス日記 No.20

2024 0120

人は頭が疲れると体が
疲れていなくても疲れたと
感じるらしい。
なるほどと思い当たる節がある。

ストレスが多くて酷く頭が
疲れた時は、
何もしたくなくなってしまう。

好きなことさえしたくなくなって、
もしかして鬱病かと疑ってみるが、
鬱病になると眠れなくなるらしい。
昼寝が楽しみなうちは
まだ大丈夫かと思い、
気を取り直す。

ペコリの森には病院がないが
その代わりに
ヒーリングの草原がある。
ヒーリングの草原は一面、
柔らかな、それは柔らかな素敵な
ライトグリーンの芝生が
敷き詰められていて、
心地よい爽やかな風が
頬をそっと撫でてくれる。

そこに寝転んで大空を
見上げていると、
自分の好みの動物が
自然と近寄ってきてくれて
何やら語りかけてくれる。
ただ寄り添ってくれるのが
好きな時はそうしてくれる。

動物が苦手な人のところには
その人の好きな物があらわれる。
虹が見たいと思えば虹が出てきたり、
そこからゼリーが落ちてきて
口の中に入ったりすることもある。

前にはストロベリーゼリーが
うまく私の口に滑り込み
何とも言えず美味しかった!
今まで食べた事のない美味しさだった。

虹色のゼリーはその後
ミカン、レモン、メロン、
ソーダ、プラム、グレープと
順々に降りて来た!
イチゴの後に私の口に入ったのは、
ミカンとソーダとグレープだ!
それは私の望んだ物だったから。
最後にもう一度、
イチゴが来てくれた時は
最高だった!

私は大好きなシェパードとハスキー犬と
レトリバーと黒柴と一緒にそれを食べた!
途中、オカメインコと小リス達も
やって来て、私の周りに集まった。

オカメインコの関西弁は面白く、
それに答えてぎこちない返事をする
ハスキー犬も可愛かった!

そうして私の鬱はどこかへ飛んで行く!

虹の彼方へ。


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