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デジタルネイティブ vs 昭和の人 #2 スマホがない時代は何をして過ごしていたか?

こんにちは。すうちです。

先日子供のスマホの使い方について、家族会議を開きました。

今回は、そのときの会話で感じたことなどを書きたいと思います。

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※タイトル画像:日々ひみつさん



以前、デジタルネイティブな我が子昭和世代の私のギャップを書いたことがあり、その後日談的な話。

昨年子供にスマホを渡してしばらく様子をみてきたが、休日は1日中スマホを使っている?状態になってきたので、ルールの見直しを話し合うことにした。

親の心配事として、本来知らなくても良い情報にも触れること。SNSなど誰かと無意識に比較してしまうこと。そして時にはそれによるメンタルの影響や、そもそも1日の時間の使い方としてどうなのか。。。などを話題にした。

実際、我が子はここ1年でいろいろ失敗したり、時にはSNSなどで嫌な目にあった経験もしている。それもあってか親の心配は理解できると言っていた。

が、1日に使う時間を減らす方向で話を進めてたところ、次第にしぶり始めた。

「スマホなしの生活は考えられない」「使わない時間は何をすればいいかわからない」という。

単純にスマホをこえる娯楽や熱中できるものがあれば自然と使わないはずだが、それ以上のモノがないということがわかった。

我が子はデジタルで絵を描くことや音楽は少し興味ありそうだが、SNSやYouTubeを観るのに比べるとまだそこまでの熱量はないようにみえる。

他に熱中できること(本人のやりがいや自信につながるきっかけ)を見つけたり、一緒に探すことも今後の課題と感じた。

すると突然、我が子から「逆にお父さんの時代はスマホなかったと思うけど何してたの?」と問われた。


自分が子供だった頃は。。。

ジャンプど真ん中世代でマンガを読んだりゲーム(当時ファミコン)をしていた。あとはプラモデルを作ったり…ゴニョゴニョと声は控えめになり、そこまで子供に自慢できる過ごし方はしてなかった…笑

当時、親の世代はマンガやゲームの悪影響を懸念する声も多くあった。

たしかに度を過ぎるとそういう面も否定できないが、私の場合、マンガを読んだりゲームをしてた時間が無駄だったかというと必ずしもそうは思わない。

マンガから努力することの大切さを学んだり、それまで小説を読んでも響かなかった物語の楽しさを感じるきっかけもマンガやゲームだった。さらにその時間を通して考えることも間接的にやっていたと思う。

昭和な私は、ドラゴンボールはその典型で最初は単に面白さで読んでいたが、悟空がナメック星に向かう宇宙船で100倍の重力で修行したり、精神の時の部屋で更なる高みを目指す姿に「自分は全然努力がたりない」と思えたり、スラムダンクからは(自然と子供の頃から)人生の教訓を得ていた。また、はじめて物語で感動して泣いたのはゲームのドラクエだったし、RPGは地道にやればクリアできる達成感もその頃に味わった。

そう考えると、マンガやゲームは内なる自分と対話するきっかけになったし、今の自分を作ったとも言える。


話を戻すとスマホの時間がマイナスばかりだとは思わないが、結局は、スマホを使う意識と使い方の問題なのだろう。

会話を通じて、我が子はSNSでみた動画がきっかけで料理を覚えたり、アプリの使い方や興味あることをスマホで知る一面もわかった。

最初はスマホの時間を減らすことに後向きだったが、親の懸念も受け止めて再び時間制限の話になった。

「仮にこのアプリは1日1時間の制限でも週単位では7時間だから時間配分を意識すると案外できるかもよ」と提案したところ、自ら制限ルールを考えてくれた。それに親子で合意した。


今の若い世代は自分が子供の頃と比べて大変かもしれない。もし学生時代にスマホがあったら誘惑に勝てる自信はあまりない。受験勉強もそれと戦うことになる。

ふとした瞬間、夜中にYouTubeを観て気づいたら2時間以上経ってた時など(睡眠時間が減って)落ち込むことがある。大人でも自制はなかなか難しい。。。


じつは、今回の制限には抜け道があるのに気づいた。

我が家はタブレットNintendo Switchもある。他のデバイスで同じことができてしまうのだ(SwitchでYouTube観れるのを最近知った私、まあ、ネットつながるからそうか…)。

おそらく近いうちに、また家族会議が開かれることになるだろう。。。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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