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ジャッキーの新作で、公開を待ち望まれているもの

実は、ジャッキーの新作の中には既に撮影は終了していて
後は劇場で公開されるだけなのに、なんとなく宙ぶらりんのままになっている作品があります。

狂怒沙暴 Project X-traction

またの名をSnafuというのかな

未だに数枚の写真、ポスターのみで予告編も上がっていないようですね。



元々はシルベスター・スタローンとの共演という事で企画、制作された作品

2017年時点では、スタローンとの共演作とのアナウンス。
しかし、スタローンが演じるとされていた元海兵隊員をジョン・シナが演じる事となり、そのまま撮影されたようです。


2018年時点では

スタローンとの共演はたびたび話題に上るのですが、なかなか実現しないですね。ジャッキーのファンとしても長い間待ち望んでいるのですが、なかなか折り合いがつかないようです。

日本でも記事になっていましたね~共演しているジョン・シナがWWEに所属しているレスラーである事も伝えています。
スタローンの代役として起用と書いてありますね。

というのも今作の監督であるスコット・ウォーは
「エクスペンダブルズ4」の監督でもあるのです。
公開は2022年の予定なのに、こちらもまだ予告編が上がってないですね

「エクスペンダブルズ」への出演オファーも度々スタローンから来ているようですが、ジャッキーは今のところ出演OKとはなっていない。
ジャッキー・チェンとして譲れない部分があるのかな~?

しょうがないから上記2作の前に公開されたスコット・ウォー監督の「マイナス21℃」をご紹介

松竹さん、オフィシャルサイトを残しててくれてありがとう!!
監督スコット・ウォーはこの他にサーフィンのドキュメンタリーや、アメリカ海軍特殊部隊の話、スーパーカーによる公道レースなどのスポーツやアクションの作品を制作しているようです。

ジャッキーとしても期待が大きかった監督なのではないでしょうか。


実は特報として

第4回(2018)ジャッキー・チェン国際映画ウィークにジョン・シナと監督スコット・ウォーも登場し
撮影開始セレモニーを開催。なごやかな雰囲気ですね。

2018年当時は開催地が大同ではなく上海だったんですね~。
ジョン・シナと一緒に歌っている(っていうか無理やり歌わせているように見えるけどw)びーたーぃやんげんぐわーん ワンチャイシリーズでおなじみ「男兒當自強」ですねw

しかしなぜ今日まで公開されないままなのかというと

長引くコロナウィルスの猛威の影響もありますが

記事にも書かれてある通り、「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」にも出演していたジョン・シナ。その時に台湾が世界で最初の公開場所になったのを踏まえ、
最新作を見る最初の「国」は台湾だと発言しちゃったんですね。

その発言に対し、中国本土のネットユーザーなどが大反発。すぐ謝罪動画を出したものの沈静化されず。
しかもアメリカの方でも中国にへりくだるなんて。。。と不快感をあらわにした方々がいたりして、にっちもさっちもいかない状態に。

普段はそこまで自国とその他の国々とのパワーバランスなんて気にしませんが、このような話を目にすると、きっと無くなる事なんて無いんでしょうね。。。残念ながら。

しかしジョン・シナ自身はそんなトラブルもありながらも非常に脂の乗り切った感じで、俳優としてのキャリアを重ねていってますね。

上記のワイルド・スピードに加え「ザ・スーサイド・スクワッド”極”悪党、集結」ではピースメイカーとして出演

勢いのある俳優さんの勢いに乗っからない手はないと思います。
狂怒沙暴 Project X-traction なんとか劇場公開まで持って行ってくれないかな~劇場で観たいじゃないですか。


中国側の記事を拝見すると、作品のどこに対して期待しているのかがわかる

こちらは2021年の9月に出された「狂怒沙暴 Project X-traction」の記事なのですが、この作品はアメリカ、中国合作映画となっている事。今や中国市場でもハリウッド作品は大ヒット。少しづつ大作への出演が増えていっているジョン・シナへの期待をしていたがーーーどうなることやら?という内容のようです。

そうなんですよね。今作は合作、監督はアメリカから呼んでいますが出資、制作は完全に中国オンリー。ついでに制作総指揮はジャッキー・チェン。

同じような形で制作された「スキップ・トレース」と比べてみると
こちらはアメリカ、中国、香港合作で
監督はレニー・ハーリン。
制作総指揮(もう一度確認してみたらプロデューサーのようですね)
はジャッキーの他に複数名。
共演はジョニー・ノックスビル。
しかしこちらの作品はアメリカで劇場公開されず、DVD販売のみ
その事を上記の記事では、(中国が制作したジャッキー作品は)劇場公開にならなかったーーと落胆しています。

どうやら中国作品としてジャッキー主演の映画を作り、(世界の中心に見える)アメリカでの公開を目指している?!>そういう思惑が透けて見えますね(私の妄想ですw)

うちもこんだけ間口を広げてハリウッド作品も上映しているのにーーーなんで中国で制作された作品は冷遇されとるねーーーん!!というお気持ちがあるのかな?

今作は世界の俳優とガッツリ組んだバディ映画として中国でも堂々と公開できるし、中国製の作品として、ジャッキー・チェンの作品としてアメリカでの公開をするぞーーーーとしていた矢先だったのかも知れないですね。


つい最近の最新情報では


今のところ、こちらのアカウントでしか発信されていないのですが、今年のカンヌ国際映画祭でXYZ FILMSより販売されるというプロモーションなのでしょうか?
もしかしたら劇場ではなく、ストリーミング配信での公開になるかも。。。?
約40年以上、劇場で作品を拝見してきた身としては少し寂しいですね💦
いや、その前になんらかの決着がつく事を祈ってます。(全員納得は難しいだろうからな~でも大まかでもしっかり決着してほしいですね)

最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)


私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos