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映画感想文「デューン砂の惑星PART2」前作より完成度高し。大スクリーンで楽しめる超大作

かなり楽しめた超大作。

前作が個人的には、かなりイマイチであった。よって心配していたのだが、杞憂に終わった。良かった。

惑星デューンをめぐる宇宙で様々な民族が戦い領地を争う、という現代のスターウォーズ的な作品。前作は映像は良かったものの、ストーリーが既視感あり、いまひとつ刺さらなかった。

しかし今回は異なり良かったのは三つ。

まず、2作目の本作は、なにしろ映像美が前作超えの迫力。砂嵐の美しさにみとれ、いずれもスケールのデカさにひたすら圧倒される。

そして何より良かったのがアトレイデス家の生き残りである王子ポール(ティモシー・シャラメ)の成長を描いてること。

父である王の暗殺に打ちのめされ戸惑いながらも、段々と王家の自覚を持っていく。もともと少年性を感じさせる、マッチョではない個性を持つ彼だけに、余計にひ弱さから力強さを増してく様がリアルに感じられる。

三つ目は豪華な俳優陣。これも前作超え。

レア・セドゥ、フローレンス・ピューレ、オースティン・バトラーなど、新鮮なスター投入。

女優2名は大好きなチャーミングな演技派。特にレア・セドゥ。なんていうか、どんな役を演じてても内面から溢れる芯の強さみたいなものが溢れてて、強く印象に残る。

あまり知らない敵役のオースティン・バトラー。こちらもはキレッキレの悪魔みたいな役を演じて、いっちゃってる感じが怖くて快演。

大画面の音響良いスクリーンで楽しむべき映画。

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