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私の夢はひとつも叶わなかったけれど

大谷翔平さんが、目標を決めて逆算して今やるべきことを
考えて実行されている、というのが話題になった。

大谷さんほどでなくても、多くの人は予定をたてて「子供が中学卒業する頃にはこれくらいの金額が必要だから〜」など逆算という名の計算をしている。そこまででなくても「来年車検だわ」くらいは考えて準備している。この大切な計算の能力が私には全く備わっていなかった。というか遠くの未来に具体的に予定をたてるなんて思いもしなかったのだ。何も考えずに生きてきたので貯金もなく仕事のスキルもなく現在色々な弊害が生まれている。

これは元々の適当な性格と能力のなさと、若い頃に人生の方向を大きく変えなくてはいけないトラブルにあったことが影響している気がする。その影響のせいもあり落ち込んだ時などによく「結局わたしの夢はひとつも叶わなかった」と考えてしまう。

しかしそのトラブルのあとにすぐ、逆算して人生を考えるということをしていたらどうであろう?少しは違った気がするのだ。なので今更であるが現実的に逆算してみようと思う。

私はここ数年、ワタナベ薫さんの未来手帳を購入している。こんな女に購入されて手帳もさぞかし迷惑だろうと申し訳なくもなるが毎年素敵なカラーで大きさも気に入っているし、犬と猫のお写真もとっても可愛い。
その手帳には逆算するためのワークがいくつもあるのだけれど、特に具体的にやりたいことも考えられないので毎年未記入である。

私はお金と健康と人間関係に困らず生きていきたいというぼんやりとした希望はあるのだけれど、まずは宝くじが当たる以外にお金持ちになる方法が思いつかないので、なにも書けなかったのだ。

また私は長いスパンでものごとを考えるということが苦手である。
子供ができるかも?と思っていたので方向性を決めかねていたのもある。

しかし最近ひとつやってみようかな?と思うことができた。高校生の頃、自分の適性やある職業の存在を知っていたら人生が違ったかな?と思ったからだ。その職業に今から勉強してつくことは現実的ではないけれどもその職業が自分と周りにもたらしてくれるものに近づく方法はいくつかある気がするのだ。

そしてその逆算がうまく行かなかったとしても、私は何度も経験しているので普通に立ち直ることができるはずだ。逆算が失敗しただけだし、逆算して失敗するほうが何もしないで失敗しているよりマシかも〜くらいには思えるだろう。

ちなみに前述の職業は伏せるとして、最初にその職業についたとしたら今頃ベテランだろうが、迷走無計算人生で思いがけず経験してきたことは経験できていないわけだから、今までも悪いことばかりではないのだ。

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