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睦月


あれよあれよと1月も最後の週末。ひと月前の「あけましておめでとうございます」と元気よく飛び交った言葉がどこか遠くに感じてきた。最近は夕方の空を眺める度に、陽が長くなってきたなぁと独り言ちている。おっさんを通り越しておじいちゃんになったような気分だ。

昨年は立て続けに体調を崩したこともあり、健康というありがたみを思い知らされた。そのときの体調の悪さに加え、回復までに時間がかかったのも強いストレスだった。

いまもちょっとだけ気がかりなことがある。なんとなくだから、まだ大丈夫かなと楽観するのがわたしのようなぐうたらニンゲンの特徴だ。たまたまではあるがその診療科目の敏腕スタッフでもあるお師匠さまに話したら「はやく検査を受けてください!」と言われた。

冬は夜が長く暇な時間を持て余し気味だ。ときとして、どうでもいいことやどうにもならないことを考えてしまうこともある。ひとが悩むのは暇だからなのかもしれない。

そんなことよりも、引きこもりがちなこの冬を有効に使い、好きなことに没頭したり、それ以外にも知識やスキル、お小遣い、体力、いろんなものを蓄えているひとたちがいるはず。

冬も真ん中に差し掛かった。飽きっぽいがわたしも何かを蓄えてみようと思う。ストレスとこのお腹周りの脂肪以外のものを。

ここのところずっとつぶやき形式で写真を載せている。いまの自分にはそれがやりやすいのだ。そんな1月の写真を改めてセレクトしてみた。


おしまい


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