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ビールの美味しさと平和を真剣に考えるライター。 『🍺Beer and Peace♥』で…

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ビールの美味しさと平和を真剣に考えるライター。 『🍺Beer and Peace♥』で生きてます。 今日もどこかで乾杯できれば、幸せの証拠!!

マガジン

  • 37.4°-世界は物語で出来ている

    • 28本

    将来の一流ライターが見られるかもしれないマガジン 毎回用意された"お題”を基に、ライター達が作品をつくっていきます。

最近の記事

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ビールと私の最初の話。

ビールに目がない。 メルボルンのブルワリーを巡る一人様旅して、8日間の滞在で13軒ものブルワリー訪問したり、推し国内ブルワリーに取材を申し込んで、日の目を見る予定がないビール記事を書いてみたりするほど好きだ。 ◇◆◇ ビール大好き女子だが、元はワイン派でビールはわざわざ飲みたいと思えないお酒だった。そんな私がビールに目覚めてしまったのは、2年前の冬に旅をしたストックホルムから始まる。 ◇ なんとなくストックホルムに行くことにした思い切って転職した外資系企業で仕事をしてい

    • あんこが嫌い。

      私はあんこが嫌い。美味しくないから嫌いなのだ。 しかし、東山魁夷の絵を見た後のあんこは心に沁みて美味しいのだ。 ***  コロナ禍が続き、もはやこの状態が普通でいいんじゃないかと思い始めた頃。ポストコロナなんてことは期待せずに、ウィズコロナで生活を社会を制度を考えたほうが良いんじゃないかと思うようになった2021年の秋。  気になるあの子が、ピロリンと私のスマホを鳴らしてくれた。気になるあの子というのは、恋愛対象とかそういう色っぽい間柄ではなく、昔働いていた会社の女性の

      • 接吻

         それを見たとき、子宮がクッと締まって硬くなり、少し膨張する感じを味わった。その硬く膨らんだ子宮が膀胱と胃を押し上げてくる。それは、なんとも言えない感覚で初めての体感だった。  痛いとかでもなく気持ち悪いとかでもないのに、膀胱から心臓にかけての内蔵全部がゾワゾワグルグルっとする。身体が変になったと思って焦ったが、どこかでこの感覚を待っていた自分が潜んでいたことにも気がついた。「あぁ、これが多分みんなが言ってる『感じる』ってやつだ」と、クリムトの「接吻」のレプリカを見ながら19

        • 生理の不快と

          生理歴20年以上。結婚の気配もなく出産の足音も感じることなくとも自分がお腹の中に命を宿すことができる身体で生まれてきたことを、しみじみと毎月感じとることができるのが「生理」だ。 私の生理は28日周期で、腰に鈍痛と全身の浮腫という嫌なお土産を引っさげて毎度訪問してくれる。なんなら数年前から頭痛というオプションも付帯するようになってきた。そんな生理期間でも出勤や外出しないといけない現代人。生理期間中は気持ち的にも安静にしていたいが・・・、女性とはほんとに面倒とセットでできている

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        ビールと私の最初の話。

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        • 37.4°-世界は物語で出来ている
          28本

        記事

          クラフトビールの沼に向かっていった話。

          (ビールと私の最初の話。の続きの話になります) ストックホルムでビールの魅力の扉を開いてしまったあと、私は順調にビールの沼に突き進むことになる。その沼への路線図は、ストックホルムの旅の中にすでに詰まっていた。 あの時の旅はストックホルムだけではなく、その他にデンマーク・ミュンヘン周辺域・ウィーンにも足を伸ばしていた。当初は、ただ街歩きを楽しんで時間を気にせず過ごすくらいのことしか考えていなかったが、ストックホルムでの衝撃的なビールとの出会いをした瞬間から、この旅は思いっき

          クラフトビールの沼に向かっていった話。

          頑張らない日記を書いている。

           日々の努力とか、毎日のルーチンとか・・・そういうことが苦手。  歯を磨く・お風呂に入る・顔を洗うなどの生活する上で必要最低限のことはともかく、毎朝走る・毎晩ストレッチしてから寝る・毎日勉強するといった、自分を律しそして成長していくために必要な自己啓発的なことを長続きさせることがめっぽう苦手科目だ。  「頑張らなきゃ」とか、「毎日しなきゃ」みたいなことを思って考えるほど、反対勢力の億劫が脳内面積を陣取り、続かなくなる質なのだ。筋金入りのぐうたら人間というわけ。  アラフォー

          頑張らない日記を書いている。

          クラフトビールで世界平和!を真剣に考えてみた。

          ―クラフトビールによる世界平和への可能性を探る―子供の頃を思い出す。父のランチョンマットにはいつもビールが彩っていた。金色にキラキラと光る飲み物は私を魅了した。大人になったら絶対にビールを飲むんだ、と強く思っていた。 私はビールが大好き。特にクラフトビールには目がない。 クラフトビールを楽しむ時、他のお酒を飲んでいるのとは違う感情を抱く。大げさな表現で恥ずかしいが、「幸福」それに近い感情だ。 そんな自身の感情から、クラフトビールは人を幸せにいざなうことができる、なんてこと

          クラフトビールで世界平和!を真剣に考えてみた。

          森喜朗氏の女性軽視発言報道を見て思うこと

          女性軽視とも捉えられる発言をして、森喜朗氏が東京五輪・パラリンピック組織委員会会長から引責を表明した。 組織のトップに座し、それが国内外からも注目される団体であれば、ことさら自分の発言がどのように扱われるべきかということを念頭に起き言葉を選ぶべきである。 また、「女性が・・・」「男性は・・・」といった人間を何らかのカテゴライズをするような発言においてはなおさらだ。 今回の森氏が発言した「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」 といった言葉には唖然とした。 女性が

          森喜朗氏の女性軽視発言報道を見て思うこと

          好きなお味は。

          ビール、コーヒー、チョコレート しっかり焼き色のついた野菜、ハンバーグの少し焦げたとこ。 それから 焦げるギリギリまで焼いた食パンにバターと蜂蜜を塗ったもの、 砂糖たっぷりめに入れてしっかり焼いた卵焼き。 私の好きな味は。 好きな食べ物は? じゃなく 好きな味は? そんな問いを初めてもらった。 好きな食べ物じゃなくて、味。 すごくシンプルな質問だけど、考えたこともなかった。 そして考えた。 私って何味が好きなんだろう、て。 味噌味、醤油味、塩味。 薄味、濃い味

          好きなお味は。

          あの子は私の違和感。

          少しずつ、というか明らかに 感染者数拡大の伸びがありありとしはじめた年末。 ひろ子とアキの3人で集まり 爽やかに一年を締めくくるお酒を楽しんだ。 ・・・正しくいうと 爽やかに一年を締めくくるお酒を楽しむはずだった。 実際は、違和感が残るお酒になった。 私はアキに幾度となく色々な違和感をもらっていて 今回も例外なくそれを頂戴したからだ。 アキと違和感とネチネチとじゃ、距離置けばいいじゃん。 みたいな話なんだが、 会わない!と決め手になるようなことは起こされないため

          あの子は私の違和感。

          ビールでカンパイしたい🍻🌟

          未曾有の状況で ワイワイガヤガヤができない今日この頃・・・ それでも、ビール好きと一緒にカンパイはしたい!! そんなふうに思っているのは私だけじゃない。 たくさんのビール好きが思っていることだったみたい。 コロナの感染拡大が顕著になり 不要不急の外出は控えるようにと言われ 人と会う時は、どことなく感染リスク思考にとらわれ マスクをするのが当たり前と考えるようになり ワイワイと楽しいひと時を過ごしづらくなった コロナ禍で得られたコトは確かにある でも、どこかで 良いこ

          ビールでカンパイしたい🍻🌟

          言葉の意味を考えてみる。優良顧客てなんだろな。

          仕事でよく『優良顧客』という言葉を目にする。 自分もビジネス上ではよく使う。 仕事を成立されるための合言葉なのか、 それとも仕事をする上での呪文なのか、、、 誰もが「優良顧客育成をするには‥」とか 「優良顧客を発掘するには‥」といった感じで使いこなしている。 もちろん、私もその中の一人入ると思う。 ❓ふと考えてしまった。 『優良顧客』て、なんだろうと・・・多くのビジネスにおける『優良顧客』は、 ”企業にとって多くの利益をもたらしてくれる組織あるいは個人” という理解。

          言葉の意味を考えてみる。優良顧客てなんだろな。

          ファーストインスピレーションは正しいと気が付かされた。

          ライター講座のテーマが決められんっ、、(_ _;) という悩みをnote上で文字化してみて、 なんとなく絡まった紐の解れの兆しが見えるような見えないような、 答えに到達できるところまで来ているはずなのに、 その答えがどこにあるのか分からない気持ち悪さを抱えていたとき、 ライター講座で出会ったあの子から、メッセンジャーが届いた。 そして、彼女のメッセンジャーがあったから 『ファーストインスピレーションで感じたテーマでもう一度ちゃんと考えてみよう。』と、思い、 荒削りだけれ

          ファーストインスピレーションは正しいと気が付かされた。

          テーマが決められない。自分がボヤける。

          ライター養成講座の集大成的として、卒業制作となるものを作らなければならない。これは「卒業制作」という制作物であり、記事であり、ポートフォリオとなるものだ。 そして、ライターを目指そうとしている私にとっては初めての作品ともなる。 だが・・・ これだと思う卒業制作のテーマが思いつかない。 ぼんやりとしたテーマはバラバラとは湧いてくる。でも、自分を掻き立てる感情にはならない。熱量が湧いてこないのだ。 😫ワクワクやドキドキが出てこない・・・ 「モノを書く仕事をしたい」と去年の秋深

          テーマが決められない。自分がボヤける。

          父が旅立って1年たった

          💧自分が流した涙の理由が分からない。去年の11月初めの早朝に、約5年ほど癌と闘った父が痛みや苦しみから解放されるように旅立った。 亡くなる直前の夜も、私はお気楽な気持ちだった。あんまり先が長くないのかもしれないという予感はありつつも、どこかで楽観視していて、そして旅立ってしまうことに、あまり恐怖とかそういった感情をもっていなかった。 そんな私が、号泣した。自分でもびっくりするぐらいの涙の量だった。なんでそんなに泣いたのか・・・その理由が今でも分からない。 父が亡くなったこと

          父が旅立って1年たった

          人生感じるクラフトビール

          🍺NECとCOEDOと小学館がコラボでできたビール『人生醸造Craft』「CanCam」とか「Oggi」などの雑誌の過去40年分をAIに読み込ませる。各世代が20代だったころのトレンドや思い出とともに現在の趣向を分析。 その分析結果から各世代をイメージしたビールをCOEDOが醸造した。それが「人生醸造Craft」という人生感じるクラフトビール。 食品とテクノロジーがかけ合わさった、ちょっと近未来的な面白さが秘められたビール。7月にセカンドロットを予約して9月末にようやく我

          人生感じるクラフトビール