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イライラさんに効く漢方

本日お会いした方が常にイライラされていて、同じ環境にいらっしゃる人にも、ビクビクされていたのが印象的でした。間違えを見つけては怒鳴る、ネチネチ怒る、ご年齢的にも恐らく更年期?なのかなというご様子。

初めましての私にも横柄な態度…「邪魔!どいて!」更年期で辛い症状なのかな…?それにしても周りの方が可哀想😢という印象。そんな方にはどんな漢方が良いのか?調べたので忘れないように記しときます。

更年期のイライラにおすすめの漢方薬

加味逍遙散(かみしょうようさん)

:ホットフラッシュや頭痛も気になる方に。

加味逍遙散の効果

加味逍遙散は婦人科三大漢方薬のひとつで、月経異常や更年期障害など、女性特有の症状によく用いられます。肩がこる、めまいや頭痛がするなどのほか、のぼせや発汗、イライラ、不安など、不定愁訴といわれる多様な心身の不調に広く用いられます。効能効果としては体質虚弱な婦人で肩がこり、疲れやすく、精神不安などの精神神経症状、ときに便秘の傾向のある方の冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症です。「血の道症」とは月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことを指します。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

:動悸や不眠、便秘も気になる方に。

柴胡加竜骨牡蛎湯の効果

「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」は、仕事や人付き合いなどでイライラし、思い悩んでしまう方、テスト前や試合前などに緊張して眠れない方などにおすすめの医薬品です。
漢方では、眠りには「気」が関連していると考えます。たとえば、赤ちゃんがたくさん寝られるのは、「気」が十分に足りていて、体の中をきちんとめぐっているからです。
ところが、大人になるとさまざまな情報にさらされ、疲労や精神的ストレス(不安)といったものが増えてきませんか? 疲労やストレスは「気のめぐり」を邪魔してしまうものです。「気」がめぐらないと体に熱がこもり、こもった熱は頭に昇って脳を疲れさせてしまいます。
「柴胡加竜骨牡蛎湯」は、「気」をめぐらせ、体にこもった熱を冷ますとともに、心を落ち着かせるのがポイントの処方で、脳の興奮からくる不眠を改善する作用のある漢方製剤です。

抑肝散(よっかんさん)

:不眠や神経の高ぶりが気になる方に。

抑肝散の効果

神経の高ぶりをおさえ、また、筋肉の“こわばり”や“つっぱり”をゆるめて、心と体の状態をよくします。

具体的な症状としては、イライラ感や不眠などの精神神経症状、あるいは、手足のふるえ、けいれん、子供の夜なき、ひきつけなどに適応します。いわゆる“疳”の強い子供にも好んで用いられます。腹直筋が緊張していることも使用目安です。

本来、赤ちゃんや子供向けの漢方薬なのですが、病院では証(体質)にあまりこだわらず、さまざまな精神・神経疾患の補助薬として処方されています。たとえば、神経症、不眠症、さらには認知症や統合失調症、躁うつ病、てんかん、パーキンソン病などに対してです。

今日は久々にイライラさん50代さんに出会いました。距離をおきつつ、観察してたら中肉中背、体力はありそうで、気滞タイプ😖気の巡りが悪くなり、つかえ感やイライラが起こってるみたいです💦
自分では気付きずらいので周りの方がサラッとオススメすると良いのかな?色々勉強になる1日でした📝

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