#2 その子の夜泣きもいつかおわるよ 〜拝啓_年前のわたしへ

今日は毎日夜泣きでヘトヘトになっていた5年前のわたしへ。
自分の学び直しと、同じ境遇を味わうかもしれない誰かに、いつか何か希望を残せたらと思って

5年前のわたしは、
ひとり目の娘、きょきょを出産したあと。
毎日毎日、寝てくれなすぎて疲弊していますね。

幸いとっても健康に生まれ、育ってくれてる子だけれど、とにかく寝るのが嫌いで、寝かしつけがまるでうまくいかず、遠い目をしていますよね。この時期の赤ちゃんは寝て過ごします。と聞いていたのに・・・
全然寝ない。背中センサーどころか角度センサーが付いているかのように、どんなに慎重に布団におろそうとしても、おろすモーションを始めた瞬間に泣いてやり直しをしていますね。もう自分も寝られないから、普通の番組は見ていられなくて、なぜか月曜から夜ふかしだけを録画してみていたのが懐かしい。ありがたい番組でした。

この時期は、永遠なんじゃないか・・・と思うほど、途方もない気持ちになっていると思う。でも、安心してください!

当時、エンドレスに思えていた日々も、案外あっさり変わっていきます。

いまは、二人の娘がいるけれど、幸い次女は苦労がほぼなく、二人とも寝るのは遅いけれど朝まで起きない!今もそれで朝早くこの文章をかけているよ。順番が逆じゃなくてよかったよ。きょきょが大変だったから、次女のみみは、「ふたりともかわいいんだからぁ〜〜!!」と余裕めな育児をすることができたよ。5年後のわたしからすると、よくがんばったね、乗り切ったねって思う。


体力面もそうだけど、実は気持ち面の変化も大きくあると思う。

何よりたぶん5年前つらかったのは、娘を「かわいい」と素直に思えなかったこと。そんなこと頭をよぎるだけでわたしは残念な母親だなと思っていた。
テレビで起きる虐待事件が全然ひとごとには感じられなくて、それほど普通に精神的には追い込まれていたと思う。

ただ、5年後のいま、2人はとっても可愛くスクスク育ちます。
日々かわいい2人の娘たちがスヤスヤ寝てる寝顔をかわいいなぁ。と愛でているのでご安心を。

本当は、一般的なイメージの母親だったら、こんなことできたらいいんだろうなぁ。こういう声がけできたらなぁ、と、思うことは多々あるよ。
世の中の母的にどうか。
いい母親をできているのか。
悩むよね。

いまは少しずつ捉え方を変えてきているよ。

世の中的にいけてない・できの悪い母親でも
楽しく生きてるのが1番大切なんじゃないかって。
(世の中的に、とか一般的な何かと比べようとするのもわたしが勝手に採用してる物差しなんだよね)

・家事代行でごはんは月に2回作ってもらう
・習い事も最小限しか無理!
・片付いていて綺麗な部屋は幻想w
・たいして、なにも教えていません

それでも、娘たちは、ちゃんと何かに興味を持ったり、だれかにやさしくしたり、できる素敵な子にそれぞれ育っていくよ。

ひとりで子育てしようと意気込まなくても大丈夫になるよ。

パパはもちろん、じいじ・ばあばももちろん。ご近所さんや、仲間や、コルクラボのひとのところでも、子どもたちの成長を一緒にみてくれる人が増えていくよ。

その方がいいじゃんってなったよ。

だから、つらい夜泣きの日々の先に、それ以上つらい夜泣きは待っていないから安心してね。

もし読んでくれているかたも、赤ちゃんの個人差ってとっても大きいから、ぜんぜん違うことを悩まれたり、自分を責めたりすることもあるかもしれないけれど、
いい意味でも、寂しい意味でも、ず〜〜っと続くわけじゃない。
それ以上に楽しくかわいい未来があるって希望を持っても悪くないと思うんですよね。

いっぱいいっぱいな自分はいつもいるけれど、特に大変だった当時のわたしに、心からエールと感謝を送るよ!!本当にお疲れ様!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?