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自助共助公助


20年ほど前に家を建てたとき
初めて(親から独立して)
町会に入会した
そして町会の役員になった
それだけでなく
その町会の上部組織
連合町会の役員にもなった
どうしてかというと
最初の町会設立の会合の時に
町会に入るメリットとして
強調されたのが
地震などの災害の時に
救援物資が早く手に渡る、
みたいなことだった。
それは変だと思った
救援物資は
日本国民であろうとなかろうと
そこにいるひとすべて
だれにでも受けとる権利があり
ましてや
町会に加入していると
はやくもらえるなんて
絶対におかしい
そう発言した。

その会合の後で
連合町会の人が
わたしの家に来た
言い訳か説明か
わからないことを言いに来た。
そしてわたしは思った
批判するには
その組織のことを知らねばならない
もっと町会の仕組みを知りたい
町会の上部組織が連合町会なら
その連合町会の上部は
いったいどこになるのか
どのように運営されているのか

そしてそれから7年ほど
町会の活動に参加した

そこで学んだことはいろいろあり
またおいおいに記録したいと思うけれど

いちばんは
自助、共助、公助
という言葉
そして
母の死を通じて思った
母はみんなの世話を受けて
なくなることになった
いっぱい税金を使わせていただいた
医療保険も介護保険も
後期高齢者で
要介護5だったから
医療費も介護費も
家族の負担は少なくて済んだ
倒れて半年余りだったからだけど
母の少ない貯金で
入院費も介護費用も火葬式も
ぜんぶ賄えた
でもそれは
公助を受けたから
反対に言えば
自助できていれば
公助を受けて
税金を使わなくてもよかった
わたしは
自助を目指そう
そう思う

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