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2023年の振り返りと2024年のあれこれ(お仕事まとめ)

年を追うごとに1年経つのが早く感じられ、もうこの時期か…と頭を抱えることもしばしば。2023年は世界情勢の不安定さ、過酷さ、悲しいニュースにふさぎこみ、Twitterの終焉でかなりSNSから遠ざかってしまいました。個人的にも特にままならないことが多く、仕事としてはなかなかシビアな年でした…

夏に子を産んだのですが、初期のつわりはなんともなかったものの、それ以降は腹が張り気味で座っていられる時間が激減してしまい、おのずと原稿を書くことができず……前倒しで管理入院となり、1カ月近く出産が早まり、しかも手術予定の3日前に出血を起こし、緊急帝王切開となりました。どうもその日はハイリスク妊婦が立て続けに出産することになったらしく、担当医から後々「誰か命を落としてもおかしくなかった」とあっけらかんと振り返られたときは背筋が凍りました…文字通り命がけ…

ということで2023年は前年までの蓄積と関係性でなんとか生き長らえることができました……本当にありがとうございます(そして関係各位ご迷惑をおかけして本当にすみません…)。

書籍構成のお手伝い、粛々と続けています

2023年は『社会の変え方』『パラドックス思考』の2冊の書籍に関わらせてもらいました。前者は前明石市長・泉房穂さんの半生と市長時代の挑戦と施策から「社会の変え方」を実践的に説いた1冊、後者は立教大学経営学部 准教授の舘野泰一さん、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹さんの共著で、両立しがたいパラドックスを受容かつ編集し、個人やチームがより創造的に働く方法論を提示した1冊。一見、あまり関連性がないかもしれませんが、私自身の中では「社会」をどう捉えているのかという点でわりと一貫していたかもしれません。

社会の現実を考えれば考えるほど悲観的になりかねないけど、あきらめずに自分の立ち位置から何ができるのか、考えて考えて実行すること。今は行動できなくても、いつかのために探究と思索をやめないこと……そのための確かな礎となる本になったなと思っています。

『社会の変え方』はおかげさまで5刷27,000部発行となりました!

Web記事も編集・執筆しています

ウェブメディアのクローズや体制変更などが続いている昨今ですが、じっくりと腰を据えて伝える媒体に関わらせてもらっているのは本当にありがたいことだなぁ、と。異なる取材で、点と点がつながるみたいに価値観や考え方がクロスオーバーすることがたびたびあって、こういう瞬間のためにこの仕事をしているんだなと思えます。

ただ、動画や音声などほかのコンテンツが台頭してきたぶん、テキストの優位性が揺らいでいるなと感じることもあって、「1万字前後をするっと読ませる文章」に手前味噌ながら強みを持っている私としては、かなり危機感を持っているのも確かで。自分自身の職能を磨きつつ、できることやれることを広く深く増やしていかなければな……と考えています。

発信のお手伝いもしています

株式会社MIMIGURIの安斎勇樹さんとは『パラドックス思考』から引き続き、noteの発信のお手伝いや書籍構成の仕事をさせてもらっています。私自身の事情で中断してしまいましたが、安斎さんと弁護士の水野祐さんとの共著の企画もお手伝いしていて、めちゃくちゃ面白くなりそうなので乞うご期待です!

復帰後はじめて表に出た仕事は、友人でもあるシンガーソングライター、東郷さくらさんのアルバム『酸素と吸引』のライナーノーツでした。CDはコチラからどうぞ

2024年こそはがんばります(両立を)

ということで、今はまだ子を預けるところがほとんどなく、子守をしながら仕事をしているのですが、まだ夜中に起きたり3、4時間毎にミルクをやったりで、なかなか両立できずに七転八倒しております……(今こそパラドックス思考を実践しなければならない)

予定通りに行けば4月からは保育園に入園できるはずなので、それまではオンラインなどでできる範囲内で、既存の取引先様から少しずつ復帰しはじめています。もう少しまとめて時間が取れるようになったらまたお知らせします!

それと現時点の予定では、2024年中に3冊は書籍が出版されるはずです…!鋭意制作中です!!

自分自身のキャリアを考えると、「こんなことをしたい」「こんな人を取材したい」などなどやりたいことはあるのですが……まずは子を健やかに育てつつ、無理なく仕事と両立できるように善処していきたいです!(諸先輩方、ご指導のほどをお願いします)(マジでまだ全然よくわかっていない)

2024年もよろしくお願いします!!

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