インドネシアの山と日本の山どっちも登ってみて思うこと。③活気

山がすき。
インドネシアの山にのぼってみて、海外もいいな〜ってことも、やっぱ日本最高だな〜ってことも、たくさんあった。
夏山シーズンが終わった今、以下4つから考えてみた。

  1. 山容

  2. 便利さ

  3. 活気

  4. ハイカーのマインド

3,活気

日本

「登山」ときいて、若者をイメージする人はどのくらいいるだろうか。
登山はもちろん人気だけど、楽しむ人の層の多くは中高年な気がする。
事実、わたしの周りの20-30代だと、『仕事が忙しい。休みの日まで体を動かしたくない』という声をよく聞く。仕事が大変で、休みの日に体を休めたいのも、仕事が大変で、体力がおちてしまっているのもあると思う。そして仕事をしていたら、簡単にはまとまった休みを取れない。あとは『虫が嫌』とかね。
趣味はお金がかかるけど、登山も例に漏れず案外?めちゃくちゃお金がかかる。
仕事や子育て、介護が落ち着いて時間とお金に余裕ができた年齢層の人がアクティブなのかもしれない。
特に日本の働き方は体力的にも精神的にも削られると思うから……。


インドネシア
日本の山と比べて不便な点も多いけど、でも、インドネシアの山でいちばんいいなと思ったのは、「人」だった。

ハイカーがとにかく若いの!メインの層は20代で、10代後半から30代が多い。とても活気がある。

ベースキャンプ

ソロの登山者はとても少なくて、ほとんどが4〜5人のグループ登山。大きいテントひとつをみんなで仲良くつかっている。みな、おおらかな人柄で、見ず知らずの他人に話しかけて仲良くなって、食糧もタバコもシェアするし、ほんとに綿密に声を掛け合いながら、励まし合いながら登る。わたしもなんど応援されたかわからない。
日本でももちろんそういった声のかけあいはあるんだけど、親しくなるレベルがディープ。
SNSでコミュニティを作ったりしなくても、現地で繋がれる。そういうの、とってもいいよね!

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