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山行記録:雨竜沼湿原(R5.7.23)

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

この前の日曜日、以前から一度行ったみたかった雨竜沼湿原に行ってきました。

雨竜沼湿原は、北海道空知地方の雨竜町というところにあります。

雨竜沼湿原は、ラムサール条約に基づく国際保護湿地となっております。
そして、「雨竜沼高層湿原帯」という名前で、昭和39年10月3日に北海道指定天然記念物の指定を受けています。

ラムサール条約の説明
北海道天然記念物の説明

本当は、雨竜沼湿原のさらに奥にある南暑寒岳まで行きたかったのですが、明日は普通に仕事ということで、距離が長くて時間もかかるため断念しました(またリベンジしに来たいと思います)。

南暑寒岳までは結構距離があります

ただ、雨竜沼湿原から南暑寒岳までの間は熊🐻の💩がかなり落ちているようで、熊に会う確率が高そうというのも断念の理由の一つです💦

朝、自宅を6時過ぎに出発し、9時頃に駐車場につきました。
雨竜沼湿原へのスタート地点は、南暑寒岳登山口です。登山口のある雨竜沼湿原ゲートパーク駐車場までは、国道275号線から道道432号線に入り14km進んだところにあります。
この道が、基本、砂利道で砂煙をまき散らして走る道で、しかも狭くてすれ違うのが大変です。ただ、ところどころ、舗装されてる箇所があったり、片側2車線の舗装路があったりなので、ずっと狭い道が14km続くわけではないです。

ほぼこのような狭い道が続きます

やっと登山口のある雨竜沼湿原ゲートパーク駐車場に到着すると、結構な数の車が停まっていました。30台くらいはいたような気がします。

真ん中がトイレ。右の建物が管理棟。

まず、登山靴に履き替え、ゲイターを装着し準備が済んだら、南暑寒岳管理棟に行き、入山届を記入しました。

管理棟の職員の方が入山届の書き方をマンツーマンで教えてくれて、複写式になっており、控えを渡してくれました。下山時にこの控えをお渡しして無事下山したことを確認されるみたいですね。

記入し終わったら、協力金(@500円×2人分)をお支払いし、その代わりに雨竜町の温泉や道の駅で使える100円の割引券と雨竜沼湿原の花や動物の写真入りポストカード(2枚)をいただきました。

そしてやっとスタート。

スタート

この日は山頂を目指しての山歩きではないですが、雨竜沼湿原までの道は、普通に登山道でした。

ただ、林道歩きから始まり、所々階段も整備されており、急登もなく、大変な個所はありませんでした。

2つの吊り橋を内心少しドキドキして渡りました。
2つ目の方が揺れは大きかったです。

渓谷第一吊橋
渓谷第二吊橋

雨竜沼湿原までの登山道沿いに、「白竜の滝」という滝があります。
水の落ちるところの目の前まで下りていくことができますが、今回は途中まで下りたところから鑑賞しました。

白竜の滝
滝の下の方

鳥の鳴き声が耳に心地よく聞こえる中、特にすごく鳴いてらっしゃったホトトギスを撮影しつつ、雨竜沼湿原入口に到着しました。

中々写真に撮れないホトトギス

雨竜沼湿原周辺には、結構な数のヒグマによる掘り返し(食事の跡)がありましたし、💩も3か所ほど目撃しました。それほど新しいものではありませんが。。

熊(ヒグマ)の食事の跡

入り口近くにウッドデッキの休憩所というかテラス的なところがあり、まずはおにぎりを食べて休憩しました。

休憩所?にある看板で撮影。

休憩した後、雨竜沼湿原を時計回りにぐるっと木道を歩いて回ります。
この木道が、隙間が微妙に空いており、足元を見ながら時々突っかかりながら歩いたので、意外と疲れてしまいました。

微妙に空く隙間がちょっと厄介

曇り空で、風も少しあり若干寒かったです。
ただ、晴れのときもキレイだとは思いますが、曇り空の湿原も味があってこれはこれで良い雰囲気でした。

全然覚えられないのですが、きれいな花も何種類か咲いており、写真を撮りつつぐるっと一周しました。

それから、湿原の奥の展望台まで、少しだけ登りの登山道を歩きました。展望台からの景色は、笹などが微妙に邪魔でそれほど見通しが良いわけではありませんでした。

さらにその奥に3kmほど行くと南暑寒岳があるのですが、時間と体力の問題があるので、予定どおり今回はここから引き返すことにしました。

帰りは、途中、登山道のすぐ脇でエゾシマリスが食事しているところを見ることができ、疲れが(少しだけ)吹っ飛びました。

エゾシマリス①
エゾシマリス②

下山後、入山届の控えを管理人さんにお渡しし、車で3時間かけて帰宅しましたが、程よい疲れと花と動物と会えたことで大満足の山行でした。

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