自分なりに精一杯生きる
今週はじめ、川崎と横浜に住む叔母二人が帰省。叔母たちは母の妹になる。
久しぶりに福島に帰ってきたということで、母を含め四人で親戚のお墓参りに行くことに。私が皆を乗せた車を運転し、母が助手席でナビ。住宅街の中の細い道を抜け、たどり着いたお寺にはなかなか立派な鐘がありました。
私は初訪問。母や叔母たちもかなり久々に訪れたお寺だそうで、「たしかこのあたり?」と行ってみた場所に親戚のお墓がない。(^^;
そこで、四人で周囲をあちこち探してようやく発見。実家の庭に咲いていた黄色の小菊を供え、お線香をあげて手を合わせる。
お墓周りに少し草が生えていたので、皆で草むしり。いろいろ故人にまつわることや、母方の親族の昔の話なども聞けてなかなか感慨深い一日でした。
そんなこんなで家に帰ったら、一枚のハガキが届いていた。友人からの年賀欠礼状だ。
どなたが亡くなったのだろうと見たら、弟さんのお名前が。「え?」と半信半疑で目を凝らすと、「7月に47歳で永眠」という文字。
弟さんにはずいぶん前だが、彼女のご実家にうかがった際一度お会いしたことがある。
とにかく驚いてしまって、その日はずっと気持ちが落ち着かなかった。
私でさえこんな感じになってしまうのだから、弟さんを亡くされた友人はじめご家族のお気持ちはいかばかりか...
友人にはメールでお悔やみをお伝えしたが、彼女は弟さんの死を静かに受けとめておられる様子だった。
生と死。
あらためて考えてしまった。
私たちは、何事もなく今こうして生きていることをつい当たり前のように思ってしまいがちですが。
当たり前すぎて、この世に生を受けてから本当に貴重なひとときを与えられているのに、その貴重さに気づかないまま過ごしているのかも。
もちろん、そうでない方もおられると思います。
とにかく与えられたこの貴重な時間、自分なりに精一杯生きる。
それしかない。
そんな風に思いました。
それでは、ちょっと今回少し長くなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
- Noriko Miyazaki -
https://linktr.ee/sadhana1030
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