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「新・教育の社会学: 〈常識〉の問い方,見直し方」:苅谷剛彦, 濱名陽子氏を引き続いて読んで…
少子高齢化に喘ぐ我が国。従って、子供たちはある意味、金の卵だ。将来を担う未来の期待児たち…
私たちは子供と大人の閾値を必ず設ける。その大きな理由は子供には十分な経験や知識が備わって…
「正力ドーム vs .NHKタワー:幻の巨大建築抗争史 (新潮選書)」:大澤昭彦氏を読んでいる。
倫理というものは中々、厄介である。本文でしばしば引用される、サンデル教授の正義論もその類…
徳ある人になれ、それが徳倫理学だとしたら、やや腰が引ける。とても、徳に溢れた賢者だと自分…
人が人足るには、道徳が必要としばしば議論される。そして、その道徳の根源には倫理という厳然とした法が控えているはず。が、現実はそう単純ではない。例えば、人の命。他人の命を奪ってはいけない。これが倫理の原点を思いきや、戦争や紛争に当って、敵側の命はこの他人に含まれない。国が認めた殺人行為は倫理観を超越するのだ。詰まり、この倫理感もご都合主義の極みであり、皮肉屋の尤も引用する好事例でもある。「つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて (角川新書)」:村松聡氏を読んでいる。
「なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか-壊れたアメリカの法制度 (単行本)」:ジ…
アメリカンドリーム、古くて新しい言葉だ。多くの移民がこの国を目指して、難路をモノとせずに…
「私たちはなぜ家を買うのか: 後期近代における福祉国家の再編とハウジング (シリーズ数理・計…
前月のブログで三日間も掛けて、「「仮住まい」と戦後日本」:平山洋介氏を紹介し、我が国の貧…
肥大化する人口数なる人類。それに見合った資源が不足しているのは、徐々に悪化する地球環境を…
世の中では、紛争や戦争が絶えない。その原因の多くは境である。ここから先は俺のもの、否、私…
ドラえもんの最後の章を読まれた読者も多いかと。弱虫ののび太がずっと、腕力で虐められていたジャイアンに、身体を張って向かってゆく勇敢なシーンだ。ずっと戦いを回避してきた最後に、男の子らしい解決法で締めくくったものだ。これは漫画だから正しいのだろうか?暴力に対抗して、暴力で向かう。目には目を、は正解なのだろうか?「死なないための暴力論 (インターナショナル新書)」:森元斎氏を読んでいる。