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「時代小説というジャンル」毎日ショートエッセー:古い羅針盤137章

作家という職業を担う上で、選り好みは禁句だ。特に売れ上げが芳しくない作家にとっては、キラーコンテンツを持ちたいとずっと願っている。長編小説などはその類だし、毎日ショートエッセーもそうした連続性と継続性を願って、習慣化したものだ。とは言え、ジャンルが限られたら読者に飽きられる。あのユーミンが長きにわたり、音楽界で名声を維持しているのは、世間の感性を鋭敏にキャッチし続けているからかも。その為に、若い人も含めて多くの人々と接する機会を減らさない事だろう。「女人の秘事 天然流指南4」 (二見時代小説文庫):大久保智弘氏を読んでいる。

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