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「2024.03.10」週刊書評まとめ:古い羅針盤135章

先週の評点:
「やさしくわかる! 文系のための東大の先生が教える 素粒子」(〇):佐々木真人、「お金の日本史 近現代編」(〇):井沢元彦、「財政爆発 アベノミクスバブルの破局 (角川新書)」(◎):明石順平。
「やさしく・・」は確かに分かり易い。流石T大の先生。が、分からないモノが素粒子そのものであるとしたら、分からないことは分からないのだ。「お金・・」は貨幣がこの世に登場し、否、物々交換という社会の契約&規約が成立してから、この世を支配してきたのだ。当然である。だから、分かり易い。素粒子とは大違いだ。「財政・・」は良書である。良くぞ此処迄、私的(きっと支援者は多数存在るのだろうが)で此処迄定量的に悪政を確認し、指摘した事は凄い。やはり、国政には外部第三者の定期的監査が必要である。司法、憲法にも同様の事は言えるのだが。


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