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業務の標準化 for 介護

2006年辺りにはもう《標準化》を介護現場に持ち込もうとした(結果、上手くいってはない)一部上場企業の代表上がりのオジサンが居たことは確認していて、それが15年前。

そこからICTやら、AIやら、スマートデバイスやら、PDCAサイクルやらOODAループ、業務改善スキームやら、コーチングやら

技術革新と組織論や思考ロジックの開発や発見の歴史は続いてきたし、
それにあわせて(多少のタイムラグの後だけど)医療介護福祉業界にも、
その波はちゃんとやってきていた。  

しかし、少なくとも15年の時間は経ってなお現状はこんな感じ。
(上手いこと環境改善してるところはもちろんある)

そんな昨今、世の中の働き方改革、ギグワークマッチングの波が、これまでに無いくらいの浅めのタイムラグで医介福ギグワークの波としてやってきた!

#caitech  
#sketter  
#ucare   

個人的には2004年から
知ってる限りでは2006年から、15年以上。
介護保険制度スタートしてから20年以上。
思えば時間かかるものである。

だからこそ、
今、本当に思うのだけど
『業務の標準化』が大切。
客観的に見直すことが大切。
組織という生き物として、
ビジョンと誰がどうなるイメージという意識の共有大切。
依頼する、シェアする、評価するお仕事のサイズ感や質感ら肌触りなどを
ちゃんとフェアに確認するの大切。

そこができなければ、
新しい人材✖️ギグワークのマッチングサービスも
うまくいかないんじゃないかな。

介護業務の標準化(standardization for care work)てのは、
構造力学でいうところの
【支点】だなーて思う。
それでいうなら、ICT技術の向上やシステムてのは長い棒。
アルキメデスが長い棒もってきてーて言っても、
支点になる場所がないと地球を動かすのは難しい。


いくらシステムや科学技術を強化して
現場でそもそもの【支点】が無ければ、 
きっと【重たい現状】を動かすことは難しい。

この15年いや介保スタートしての20年と少し、
技術革新は進み、市場や世の中は、
ちゃんとこっちをみてくれている。
これはガラパゴスと言うことはできない。
ちゃんと、波は届く。
皆、平等に、外海に繋がっている。
では、【介護業務の標準化】はどうだろう?
【ビジョンシェアして介護業務を棚卸】
そっちは進んだ?

方法論は、トップダウンでもボトムアップでもなんでもいいからさ。
現場知ってるから自己中になっていいてもんでもないし、現場知らないから「わかってない」でもないわけよ。

でも
本来目指しているはずの『支点』作りが進まず、
惰性で状況を支える層が前を向けていない、
この現状自体は大きな岩のように横たわっている。

ココに対して入る『テコ』を探すとしたら、
長い棒の問題(技術やシステムサイド)ではなく、支点をつくれていない方の問題だと思う。

アルキメデスが裸で閃いて【エウレカ!】と叫んで浮力の概念の発見に喜んだように、
僕達がこの現状打破の為の『支点』をつくりだし、そこにICTやAI技術の長いレバーを嬉々として差し込むことができる日がくるのだろうか?

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