前作はうろ覚え
確かそこそこの規模の組織と敵対し、最後はホームセンターで派手なアクションをしてた気がする…が、そんな記憶の中の前作と比べると今作は色々とスケールダウンしてしまったと思う
アクション自体はかなり見応えがあり、格好よくキレのあるcqc的な感じで面白いが、そのアクションシーンの数と時間が非常に少なく、悪党の動向より主人公の現在の暮らしにフィーチャーしてて地味な時間が続くのもあり、全体的にダレがち
敵も黒幕は「DIAの元同僚」ということで、マフィア相手(だっけ？)だった前作と比べ「質」「強さ」は上がってるかもしれないが、代わりに数が「たった四人」になってしまった(途中でチンピラや刺客と戦うシーンはあるが)
マフィアを次々とボコボコにしていく前作のような爽快感は無く、しかも敵は仮にも元同僚で相棒だった上、妻と娘がいて幸せに生活しているシーンもあり、悪に堕ちて殺し屋になり善悪構わず殺すクズになっているとはいえ、その理由もエージェントとして必死に戦ったのに用済みになったら捨てられて職なしに…という初代ランボーのような経緯があると思うと、敵として悪としてどうにも憎みきれず…
肝心の戦闘も「主人公と同格の元相棒エージェント」とは思えぬほど四人共あっさりやられてラストバトル終了…ということで、最初に言ったようにとにかく「何もかもスケールダウン」な感じが否めない
が、それらは全て「前作と比べ」である
単純な娯楽アクション映画としては全然見れるし面白い
特にアクションシーンは、ボリューム少なめとはいえ、どのシーンもカメラで誤魔化さずしっかり格好いいアクションを決めてくれるのでかなりテンションが上がる
前作が単純な悪人成敗アクション映画だったから、今作では人助けや少年の更生といった点に重きを置いたのかもしれないが、これだけ良質なアクションを見せられるなら、もし次作があるなら007ばりに巨大組織を単身ぶっ潰すくらいしていいと思う、というかしてください
というわけで、評価は6/10
悪くはないが、気楽に見るには地味。
アクションも質はいいが量少なめ
しかしいや悪くはない…続編やるならもっとハジけてください
といった感じでした
面白かったです