文学フリマ東京37を終え、次へ

こんにちは。作業通話堂で百合博士をしています、黒崎颯です。
今日からちょうど1週間前、東京流通センターで文学フリマ東京37が行われ、私たち作業通話堂も出店させていただきいました。
今回の作業通話堂noteは、そんな文学フリマ東京37を振り返り、そして次のお話をさせて頂ければと思います!

文学フリマ東京36の反省を活かして

私たち作業通話堂が文学フリマに参加するのは今回で3回目となります。
初参加は『異世界チェスボクシング』という奇抜なテーマを掲げ、初めてにしては大成功とも言える結果を残せました。
この調子でと挑んだ2回目。『犯行予告合同』という初回とは真逆とも言えるようなテーマで挑むも、結果は散々。
作品を手に取ってくださる方すらほとんどいない始末でした。
3回目の今回は前回の反省を活かして、作品のテーマの見直しから始め、広報の仕方、ブースの作り方、当日の呼び込みの仕方などをみんなで考え工夫しました。
これまでは自分たちがおもしろいと思うものを作ってきました。
しかし、今回からは読者におもしろいと思ってほしいものを作るという方向に舵を取り、さらにはどうしてら興味を持ってもらえるかを考えるなど、私たち作業通話堂にとって大きく成長することのできた文学フリマになったのではないかと思います。

書けなかった自分の悔しさ

これまでのnoteの記事、そして当日に新刊を手に取ってくださった方であればおわかりかと思いますが、実は今回の合同誌に私の作品は載っていません。
実は、この文学フリマ東京37までの数ヶ月、私自身の生活環境が大きく変わり、自分の執筆活動を続けることが難しくなってしまいました。
その結果、今回の合同誌制作からは辞退し、(あまり役には立っていなかったけど)サポーターとしてサークル活動を支えることになりました。
環境が変わること自体は元々わかっていたことでもあり、覚悟もしてました。
しかし、それは想像以上に私の負担となり、執筆活動にまで影響をあたえました
どうにかして書きたいという気持ちはあっても、身体が環境についていけず、正直とても悔しかったです。
この悔しさは次回の文学フリマで晴らしたいと思っていますので是非、次回に期待していただきたいです。

慌ただしく迎える本番

そうして迎えた文学フリマ東京37本番。
作業通話堂では毎回、私黒崎颯と代表の湯野正がボランティアとして会場設営に参加しています。
朝から机や椅子を運ぶのは大変なところもありますが、何も無かったホールを一から文学フリマに作り上げるのはとても楽しく、やりがいもあります。
3回目ともなると、どう動けばいいのかが頭に入っているため積極的に動くことが出来るようになっており、さらに会場設営が楽しくなってきました。
設営が終わると、いよいよ自分たちのブースの設営です。
しかし、私はここで大きなミスを犯してしまいます。
なんと、テーブルクロスを家に忘れてしまったのです。
今回の設営は、テーブルクロスがある前提で設計をしていたので、とてもとても焦りました。
これは言い訳ですが、実はこの日、私の睡眠時間はなんと2時間だったのです。
他のメンバーへ連絡し、急遽テーブルクロスを調達してもらい最終的には事なきを得ましたが、次回はちゃんと寝てから参加しようと思います。
そんなこんなで完成したのがこちら。

トラブルの影響もあり、想定していたものとは少し違うものになってしまいましたが、悪くはない出来だと思っています。
今回のポイントは本を平積みにしたことです。
前回の文学フリマでよく作品が手に取られているサークルを見ると、その多くが本を平積みにしていたのです。
たしかに、私自身も平積みの方が試し読みするときに手に取りやすかった印象がありました。
実際、今回平積みにしたことで、試し読みで手に取って下さる方が前回よりも増えました。
今回工夫したのはもう一つあり、声かけです。
ブースの前でこちらに少しでも興味を抱いた方を逃さないように、いいタイミングで声をかけること。できれば、本を手に取ってもらうこと。
これを意識することにより、まず作品を手に取ってもらいどんな作品があるのかを知ってもらうことが出来たのではないかと思っています。

打ち上げ

文学フリマ東京37が終了し、私たちは打ち上げの為に銀座へ向かいました。
今回の打ち上げ会場は、代表の友人がオススメしてくれたお店で、代表曰く新橋でオススメのお店を教えてもらったとのこと。
実際にお店へ向かうとそこは銀座のど真ん中。
しかもそこはめちゃくちゃオシャレな外観のお店で、普段銀座になんて来ない私たちは完全にビビってしまいました。
しかし、お店に入り料理とお酒が来るとさっきまでのビビりはどこかへ行ってしまい、とても楽しい打ち上げになりました。


これは慣れない乾杯の写真

次回、文学フリマ東京38

私たち作業通話堂は、次回の文学フリマ東京38にも参加させていただきます。
既に次回のテーマも決まっており、今回はここで発表します!

「おじさんが死ぬ合同」

はい。
また癖が強いテーマです。
これは作者の癖が強く出そうですね。
今回は私もしっかり準備して作品を出したいと思います。
果たしてどんな作品が出てくるのでしょうか。
おじさんが活躍する話はおもしろいですからね!(圧)
さすがに今回は百合は封印になりそう……?
作者としてもこれから考えるのが楽しみです。

今回の作業通話堂note企画は以上とさせて頂きます。
文学フリマ東京37へ向けて始まったこのnoteですが、これからも定期的(不定期)に更新していきたいと思いますので、是非フォローしてお持ちください!
作業通話堂公式X(旧 Twitter)も更新していきたい(願望)と思っておりますので、こちらも合わせてチェックしてもらえると嬉しいです!
それではまた、お会いしましょう!

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