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アメリカ生活の理想と現実

どんな事柄にも理想と現実・・夢と現実・・
みたいな思いがあると私は思うんです。

アメリカ生活!とか
海外留学!となると、それが結構感じられると思ったんです。

例えば理想で言うと、ハリウッド映画とか海外ドラマ!

gossip girlってドラマ知ってますか?
キラキラしてる!ってかこれ本当に高校生⁈って思っちゃいますよね?


でもやっぱりあんな雰囲気を想像しません?
私は想像しちゃってましたねー😌
友達関係とか恋愛とかなんかとりあえずカッコいい!笑 
もし自分が海外で生活していたら、こんな風になれるのかも!なんて。


が!しかし!
当然そう簡単ではないんですね~ 
そう、あれはドラマですから。笑 



私には夢があってアメリカに行く決断をしました。
夢と言ってもまだ10代だった私は、単純に
”英語が話せるようになりたい!”
具体的に言うと、
”英語を話している方、海外の方とすれ違ったときにどんな会話をしているのか
サラッと聞き取れるようになりたい!”
みたいな決して大きな夢ではなかったですが、今でもその時の思いは記憶に残ってます。

今思うと、若い時に渡米して良かったなーって思います。
不安とか、難しい感情、大人になると考えてしまうような事を良い意味で全く考えなかったから。


私はアメリカに行きたいんだ!だから行こう!


と、ドキドキワクワクしながら夢に向かって一直線に走り出しました。


そんな私がアメリカに着いてすぐ・・・
え?私のアメリカ生活こんな感じのスタートなの?!
これが現実か・・

と、痛感した到着後の数日間についてお話しさせてください!



さぁ!16歳の夏。
家族、友達から離れて単身アメリカへ🛬

上空からのSan Francisco! 
いよいよアメリカ到着♪


アメリカに到着し、空港でホストファミリーと会い、Hugをして自己紹介。

1年目のホストファミリーはパパ、ママ、弟、妹。
私はこの4人家族の一員となりました。

パパが荷物を持ってくれたので

”This is heavy isn’t it?!”
”この荷物重いでしょ?”
なんて、日本を発つ前に覚えた英語を使って何か話さなきゃと必死にひと言。笑 


ホストファミリーと会ってから約30分後、なんだかよくわかっていない私をファストフード店へ。空港の近くのバーガーキングだったかな?

あーアメリカだーー!気を使うとか(良い意味で)全くない。
みんなハンバーガー食べながら楽しそうに喋っているから、とりあえず笑っておこう!

最初の印象とテンション、自分らしくいるのが大事だ!

そう思って必死だったかもしれません。


“あなたの事を教えてよ!
私はね、こんな人でこんな事が好きで、
あれでね、これでね…!”
と、わからないなりにもどんどん話が弾んでアメリカ生活の幕開けだ!


…と、いうのは理想の話。

こんな風に私のアメリカ生活は進んでいくんだろうと思っていました。


しかし、次の日から待っていたのは何を言われているのか、なんと言えば良いのかわからず戸惑う日々。
ホームシックなのか何なのかもわからないくらい、自分の置かれた状況に..???状態

違う世界すぎて寂しさとかそういった感情は逆になかった気がするんです。
ただ、ホストファミリーはとっても素敵な人たちで、何もわからない私にも丁寧に話してくれていたし、会話をしようといつも気にかけてくれていました。


到着後の2日間ほどは休日だったので、ファミリーがSan Francisco観光などに連れていってくれました。そのお話しはまた別の記事で・・。


そんな中、初めて迎えた平日の朝の会話。

ホストママ:” ok Saika! You can eat last nights left over. You can watch TV or play video games! You can do whatever you want. Ok see you later!!”
(たぶんこんな内容。でもその前にも色々言っているはず・・。笑)
:さいか!昨日の残り食べていいからね。テレビでもゲームでもなんでもしてていいわよ!じゃぁまた後でね!

:ahh・・・ok! 
(これ、あんまりわかってないのにokって言ってしまうっていう良くない例です笑)

後々わかったことだけど、ママが仕事から帰ったら私の通う学校に一緒に手続きに行くので、それまで待っている。
だったらしい。
たぶん・・ですが。

いやいや、そんなのわかるかーーい!
って、今思うとツッコみたくなりますが笑 


当時はただただ不安のまま待つ。ひたすら待つ。
ひたすら何もせず待つ。(テレビとかゲームとか下手に触りたくなかったから)
寝る。不安になる。また寝る。の繰り返し。

もちろん聞き返したらいい事だったんです。
ん?もう1回言って!って。
でも、それが出来なかったんです。その聞き返し方もよくわからない!
とりあえず家にいればなんとかなるだろう。って感じでした。


ひたすら待った結果、ママも帰ってきて、なんとか!とりあえずその日手続きも終えて、次の日に学校初日を無事?迎えました。


私が登校したときはすでに新学期が始まっていたんです。
ただでさえよくわからないのに、途中から授業に参加する大変さと気まずさ・・。
当たり前ですが、授業は全部英語で現地の生徒と一緒に受けていました。
なので、なーーんにも、なーーに言ってるのか全然かわからないんですよ。

初めに書きましたが、実際日本を発つまではそんなに不安もなく、あまり何も考えてなかったんです。
なんとなくアメリカンライフって、みんなでHi!!! high five!!みたいな…?
テンションみんな高くて自分もその1人で。

って、それが当たり前なんだと思いすぎてたんだと思います。

ただ現実はそう簡単ではありませんでした。
本当にあまり深く考えていなかったんですね。
そもそもあまり自分から話かけていくタイプではない私にとってこの時の状況はサバンナにポツンと残された…チワワ?笑 

もちろん初めは興味を持って話しかけてくれる人もいましたよ!初めはね。
6時間授業でどの授業に行っても話してくれる人はいて、自分からも多少は話かけてみました。
でも、結局会話が続かないから相手にとっては楽しくないですよね。
だから、少し話してそれで終わり。仲良くお友達!には繋がらないんです。

当然だと思います。
相手だって同じ高校生ですから、楽しくなければ話しませんよね。
もちろん、今なら理解できます。

それでも、なんとかしがみついて会話に挑戦してたら別の話です。
でも私にとっては簡単な事ではなかったんです。


あ~なんか違う・・私が思っていた何倍も大変なんだ。
イメージしていた生活はほど遠いかもしれない・・
と、現実を突きつけられてしまいました。


実際言葉がよくわからなければ、そうなってしまう人は多い気がします。


でも、ここでです!勿論辛かったですよ。泣きそうになりました。
でも、泣かなかったんです。
やめたい!帰りたい!もうヤダ!って思わなかったんです。
よくわからないし、悔しいし、辛いし・・

それでも、
留学したい!英語話せるようになりたい!
という私の気持ちはきっと自分で思ってた以上に強かったんです。
全ての大変なことを越えてしまえるほど。


そんな強い気持ちと、思うようにうまくいかない自分自身との戦いはまだまだこれが始まりでした。


あ!でもなんだかマイナスっぽい現実の話ばかりだと、ただただ留学大変です!
ってことになってしまうので、もちろん楽しい事も書いていきます✌️
沢山ありましたからね!笑 


今後はそんな厳しい現実と、
それでも楽しい!
と思えた出会い・出来事のストーリーをもっとお伝えしていけたらと
思っています!


長くなってしまいましたが・・
読んでくれてありがとうございます☆


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