「後世必ず清を知る」に秘められた西郷南洲の想いとは?
のんびりしておりましたら、
気がつけば1月も半分過ぎております。
告知が遅くなりました。
さて、今月の「敬天愛人フォーラム未来」は、
『「後世必ず清を知る」に秘められた西郷南洲の想いとは?』
というテーマで内さんに語って頂きます。
この言葉は、西郷さんが、
明治6年10月遣韓使節問題で内閣を去り、
鹿児島に下野した際に謳われた詩の最後の一節です。
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独不適時情
豈聴談笑声
雪羞論戦略
忘義昌和平
秦檜多遺類
武公難再生
正邪今那定
後世必知清
一人時情に適わず
あに笑声談ずるを聞く
羞をそそがんと戦略を論ずれば
義を忘れ和平を昌う
秦檜の遺類多く
武公の再生難し
正邪なして今定めん
後世必ず清を知る
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「後世必ず清を知る」
と残された言葉の重みを受け止めたいと思うのですが、
が、
が、
なんと、
最近、鹿児島の南洲墓地の敷地内に
しかもお墓を見下ろすような場所に
大久保顕彰会の方々が、
この漢詩を刻んだ大きな石碑を建てたようです。
この漢詩の意味を知ってか知らずか?
「秦檜」や「武公」の人物を知ってか知らずか?
どういう意味で建てられたのでしょうか?
そして最近では
西郷南洲翁関連の崇敬者の寄付金で建てられた
立派な南洲顕彰館の中で、
大久保利通の講座もあったりして・・・
これでいいのか鹿児島!
これでいいのか日本!
と言いたくなるわけです。
歴史を学ぶとはどういうことか
ぜひ考えてもらいたいものです。
(私の立腹はここまで)
さて、敬天愛人フォーラム未来では、
郷中教育を行っています。
人生経験のある先輩方から智慧や知識を頂きながら、南洲翁の教えを学びます。
どんな人にも分け隔てなく平等に教え合い、
個人の特性を適材適所で活かす。
その中から最強のリーダーが育っていきます。
今回のテーマ2では、
我らが「森妙子」、伸びしろが大いにある彼女の、熱い発言を聞いて頂けたらと思います。
応援よろしくお願い致します。
(あっ、まだ選挙には出ません)
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