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元彼氏と再会していたかもしれない話

この記事、多分noteから新型コロナウイル関連の注意喚起が出されちゃうと思いますが、中身はそんなにコロナ関係ないです……。
変に時期特定されるのも嫌で、いつこの話を書こうか悩んでいましたが、過去の思いは今年のうちにと思いまして、2021年内に書き上げることにしました。

今回はこの記事に書いた高校時代の元彼氏と再会したかもという話です。

新型コロナワクチンの2回目接種のとき、案内されて受付の人を見た瞬間にビビッと来たのです。
「アレ?あの人、〇〇先輩(元彼氏)じゃない?!」と。

以下、勝手ですがその人が元カレ本人だとして話を進めます。(カレと表記します)

まず、カレは高校卒業後、看護の専門学校に進学したと聞いています。順調にいっていれば看護師の資格を持っているので、新型コロナワクチン接種の受付をしていても不思議ではないのです。
パッとカレを見たときに思ったのが、元彼氏であると気づくと同時に、『老けたなぁ……」ということでした。
髪はボサボサに見え、体格が大きく(言葉を選ばすに書けば太った)なり、表情がないような印象を受けました。
一緒にいた高校時代から18年ほど経っているので老けているのは当たり前なのですが、正直、その姿からは幸せな人生を送っているようには見えませんでした。

気がついてからというもの、最初は方向として正面にあたることもあり、気にして見つめていました。しかし、どうにもカレ側も私を凝視したかと思えば視線を逸らすように思えたので、待ち時間が長くなるにつれ、カレの方向を見ないようにしました。(途中から全然正面を見なくなったなぁと、近くの列整備の方に思われていたかもしれませんが……)

そうこうしている間に私の順番になり、車椅子用のレーンなのか、違う方に受付をしていただき、接種して帰りました。
受付時は離れたレーンでしたし、接種後に同じフロアに戻ってくる仕組みでしたが、接種前の人と接種後の人の間にはパーテーションがありました。また、入口と出口が分かれていましたので、私がカレ再び見かけることはありませんでした。

今思えば、再々会する可能性なんて低いのでガッツリお顔を拝んでおけば良かったなぁと、少しだけ後悔しています。カレが通える距離にいても18年会わなかったわけですし。

看護師になるということは本当に大変なことらしく、カレも苦労して看護師になったのでしょう。元々オタク気質の人でしたから女性の多い看護師社会に馴染むのも大変だったと思います。
ただ、あの幸せそうには見えなかった姿を見て、『付き合い続けていなくて良かったかもしれない』と思いました。
更に強く思ったことが、『私はあんな表情になるような人生は送りたくない』ということです。苦労した分、なってしまうのは仕方ないにしても、あの表情に意図してなるような人生は嫌だなぁ……と心から思いました。

ここまで書いて、その人がカレ本人でなかったら、ただの勘違いエッセイで申し訳ないですが、私のビビッと来たときのカンは自分でも怖いくらい鋭いという自覚があります。本人だとしても大変複雑なのですが、恐らく元彼氏本人だと思っています……。

来年は過去の恋愛を引きずらず、新しい恋をしたいので、いつか書こうと思っていたこのエッセイを大晦日に置いていきます。
来年こそ、実る恋ができますよーに!

(他にも失恋エピソードはあるんですけど、後3つくらいあるので確実に書ききれません……。年越してまで書きたくないし全ボツにしますかね……)

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