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無意識を意識する

Being conscious about unconscious.

無意識を意識することは、容易いことではない。
だけれど、自分の外からの「質問」の力によってそれは可能になる。
もちろん、セルフコーチングという手法を使って、自らに質問を投げかけることで新たに見える世界もあると思う。
でも、個人的に思うのは、セルフコーチングはかなりの俯瞰力と質問力、客観視力が必要ということ。
なぜなら、自分はどこまで行っても、「自分は自分」だからだ。

何かを変えたり見直したりしなくても、人生すべてが順風満帆なら良いのかもしれない。でもさらに突き抜けたいとき、あるいは、現状を変えて改善したいとき、やはり自分の無意識と向き合い、変えない限りは、根本解決にならない。

でも逆に言うと、全体の95%以上を占める無意識を言語化したり、可視化することで気づけることは、それだけで大きな手掛かりを手にしたようなもの。
気づけた後は、それに対して自分がそのままでいたいのか、変えたいのかを決めることができるからだ。

この時に本当に重要な役割を果たすのが「NLPコーチング」だと思っている。
私自身、過去に一般的なコーチングを受けたことはあるのだが、その時は直近のゴール設定や目標について話し、どうしたらそのゴールに近づけるか?といった表層的なことでセッションは終わった。
たしかに、月間計画を立てて目標を明確にし、あとは行動するだけだったが、その結果、何か人生が劇的に変わることはなかった。

「NLPコーチングは一般的なコーチングと一体何がどのように違うの?」と質問をいただくことが多い。
NLPとは神経言語プログラミング、Neuro Linguistic Programの頭文字。私たち人間の脳や思考、心理がどのように相互に影響し合っているのかやその成り立ちなどが体系立てられた学問で、1970年代にアメリカで発祥した。

世界No.1コーチであるアンソニー・ロビンズもこのNLPを若かりし頃に学び、資格を取得する前に得られた知識でもっと多くの人の役に立ちたい!と言って活動をはじめたくらい、インパクトのある学問。

そして、一般的に人をマネージしたり管理する立場にあるリーダーたちが標準装備として持っている知識。NLPそのものを学んでいなくても、自然とNLPの中で学ぶような人間理解が深い人が企業や組織、国のリーダーになっていることは、不思議ではない。

一方、私のような一般人が学んで何がどのように良いのか?そして、そのNLPをフル活用したコーチング、NLPコーチングで成果が出て、人生が変わったという人が多いのはなぜか。

私たちは自分に対して行っていることしか、人様に対してできない。
つまり、自分に対して自己理解があるから、人様のことも理解できるのだ。逆に自分のことがわからない、自分のことを愛していない、という人は他者理解をしたり、人様のことを愛したりできるだろうか?
はなはだ疑問である。
まずは、すべての土台ともいえる自己理解をする際に、自分という人間がどのような思考パターンや信念、価値観を持っているのか、どのようなことで最大限のパフォーマンスが発揮できるのかといったことがわかるのがNLPと言っても過言ではない。そして、こうした学びは、一過性のものではなく、生きている限り生涯続くのだ。

こうして自分自身と深く向き合い、他者とも深く向き合い続けているNLPコーチによるコーチングは、本当に人生が変わることを私自身も別のプロコーチから継続コーチングを受けて痛感している。

上述の通り、「自分に対してやっていることしか、人様に対してできない」はある意味真理だと思う。
自分の人生を変えたいと思ったとき、どんな人からコーチングを受けたいと思うか?

その人の発信している内容やセッションの費用など、いろいろ考慮することはあると思うが、ぜひ上記のことも忘れずにいてもらえたら、NLPコーチの端くれとして嬉しく思う。


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