野球
近所の公園で、夕方、野球をやってる子どもたちがいて。
よくみると、その中に大人の男性もいます。
会社がお休みの日に子どもたちと遊んでくれてるんだ。ありがたいな。
で、何度か同じ時間に通りかかって。
またあの人。
毎日いる…?
こんな時間(会社はまだ終わってないはずの時間)に、公園にいられるなんて、どんなお仕事なんだろうと思ったりして。
子どもたちは楽しそうだし、おじさん(というより若いけど)も野球の腕は確かそうで、本格的なルールでやっています。
夕方の公園に大人がいてくれるのは、本当に助かります。子どもたちだけより、遊びは盛り上がるし、不審者とかなにかと物騒な世の中ですし。
で、ある日、いつもより遅い時間、もう暗くなってしまってから公園の横を通りかかりました。
怒鳴り声とまではいかないけど、それなりのボリュームで、投げるフォームが悪いと言っている声が聞こえました。
暗闇に目を凝らすと、おじさんと子ども。
もう暗いのに。
きつい調子の「指導」をうなだれながら聞いている子とおじさんを、思わず近寄って見つめてしまい、多分親子なのだと自分に言い聞かせ、自転車のペダルを急いでこいでその場を離れました。
スポーツ=健全という神話を、私は信じられずにいます。
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