中古アパート1棟購入にかかる費用、全部書く

おはようございます。
3月1日に不動産契約を控えている者です。

先日のnoteにはアパートを購入する旨を書きました。

記載のように融資を使った事業等不動産購入は初めでした(居住用マンションは別)。

既に所有していた区分1、戸建2はキャッシュでの支払いでした。
今回、いわゆる融資を使うと、いろいろな経費がかかることが分かりました。

田舎のアパートの不動産投資ってトータルでいくらかかるのか、という点で、全容が見えにくくて不安という方もおられるかと思いました。

そこでそのような方に以下をお伝えしたいと思いましてここにまとめたいと思います。以下の①~➉がいわゆる初期費用です。

①保証料 
信用調査会社に支払う費用です。今回の場合は約30万円でした。
→後日、後述する金融機関(地元信金)からプロパー融資(※)の申し出がありましたので、こちらの費用は不要になりました。

※金融機関が融資先の信用力を主な担保として行う融資のこと。つまり、追加の担保や保証人などを必要としない、借り手の信用に基づく融資です。

②事務手数料
信用保証会社に支払う手数料です。約40万円です。
①の※の申し出から、こちらの費用は信用会社ではなく金融機関に支払うことになりました。

③金融機関事務手数料
約6万円です。金融機関によって決められた計算があるようです。

④出資金
今回の場合は20万円。信用組合による独特のシステムでで、今回のお世話になった地元信用組合の場合、融資額の約1%が基準でした。
明確な義務ではなさそうですが、出資しないと融資できない(しない?)ものだそうです。
あくまで信用組合を使用した場合の費用のようです。

⑤印紙代
契約手続きにかかる印紙代です。約2.5万円の予定です、

⑥振込手数料
保険会社、司法書士、仲介業者、前オーナーに振込するための費用です。
約5000円の予定です。

火災保険料
まだ正式に決定しているわけではありません。こちらは法改正で5年間が上限になりました。今回の建物だと約60万円です。
地震保険や施設賠償責任保険や孤独死保険などもあるようですが、こちらを加えるとそれ以上になるでしょう。

⑧司法書士費用
所有権移転などを主に行う手続きを依頼する司法書士さんに支払う費用です。司法書士に支払う報酬額の他、登録免許税や印紙税がかかります。
今回は現オーナー様が懇意にされているという司法書士に依頼しました。今回は約45万円でした。
司法書士によって若干の増減がありそうです。

⑨仲介手数料
不動産仲介業者へ支払う費用です。
売買価格の3%+6万円+消費税で、今回の場合2000万円なので726000円です。法律上3%が上限で交渉により1.5%などにもできるようですが、田舎ではパイが少ないためか、付け焼刃の知識で対応すると不動産会社のネットワークでめんどくさい客として共有されるらしく、田舎では悪手であるようです。

➉日割分の固定資産税
固定資産税評価額×税率(1.4%)が一般的です。
3月以降の私が負担する固定資産税です。8万円でした。
あくまでこれは土地代を含まないものです。
土地を含む固定資産税を確認する必要があります。
なお、土地を含むと約20万円でした。

①~➉の合計は約265万円です。

今回は2000万円の融資の他に、265万円の経費がかかった計算になります。
保証料がかかる場合は300万円近い出費になります。

いかがでしょうか。これから不動産を融資で取得しようという方は参考にしてみてください。

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