1月14日 買い出しと仕込みと執筆と

曇り。朝起きると雪が積もっていた。それでも暖冬なので例年に比べれば格段に少ない。雪は嫌いではないのだが除雪の下手さもあいまって居住満足度が下がっている人も多そうだ。

さて、毎週日曜9時は買い出しを行っている。
子どもの部活動があった時からの習慣だ。かれこれ8年ほどになる。

半額のたんぱく質が多く入手できて、お店のポイントが5倍になり、かつ自分の項還元クレジットカードが使えるのが理由である。

朝9時はさながら戦場である。買い物かごを乗せたカートで半額肉に押し寄せる。入口は二つあり、鮮魚コーナーから攻める人と精肉コーナーから攻める人に分かれているが、体感は7:3で肉が多い。

個人的には肉→卵→魚→刺身→豆腐→油あげ、厚揚げ→野菜の順である。
買い物かごがいっぱいになる量が概ね4500円なのでそこを目安にしている。
2人暮らしではそれがちょうどよい。多すぎるくらいである。

気を付けているのは野菜は季節の野菜を買うようにしていること。
いわゆる旬の野菜である。旬の野菜が分からない人はおおむね100円前後の野菜を買うことだ。旬だがら多く出てライバルが多いので価格戦争になる。そういうことである。この時期だと蓮根など根物である。

さて、買い物を終えてすぐやることは仕込みである。半額肉には半額になっている理由がある。品質が落ち気味の状態であるということだ。株でいうと下落中の株で上昇は見込めない株である。

上昇が見込めない株をどうするかというと塩漬け、好材料が出るのを待つわけである。これを仕込みに当てはめると、以下の通りになる。

①半額魚類はトレーから出してアルミホイルに包む
→味付けが必要でないもの(紅鮭等)はそのまま包む
→味付けが必要なもの(ブリ等)は塩こうじを塗る。

麴文化が発達しておりスーパーなどで良質の塩こうじが安価に手に入る。
アルミホイルに包んだら、日にちと中身を油性ペンで記載して冷凍庫に入れる。これで魚類はOK。

②半額肉類はトレーから出して塩麹漬けにしてタッパーで保存する
→味がついていない肉はこれだけでOK。魚と違いアルミホイルに包まないは「そのまま食べることが少ない」からである。何かの野菜と合わせて煮込んだり焼いたりすることが多い性質上、この保管方法に行きついた。当分使わなそうな肉はタッパーのまま冷凍庫行きになることも多い。

③トレーは洗ってリサイクルへ
個人的に冷蔵庫の中にトレー状態で冷蔵、冷凍することが好きではない。否定するものではないので個人的な好みになるが、①②の作業を行うと全てトレーから肉魚が離れる。

こちらはそのままだと臭いのもととなるので洗ってリサイクルへ。私の場合はスーパーの入口にトレー、PET、缶、牛乳パックは回収してくれるので、買い出しの前にこちらにまとめて出すようにしている。

さて、ここまでくると冷蔵庫にはタッパーが規則正しくならび、冷凍庫にはアルミホイルの魚肉が並ぶ。

④時間があれば野菜をゆでておく
我が家の場合野菜を焼くことは少ない。基本的に副菜としてたんぱく質の引き立て役になることが多い。作るメニューがある程度決まっている場合は③のあとに一通り茹でてしまう。茹でてしまうとそこからは悪くなる可能性があるので必須ということではない。

ここまでやると、平日が多少忙しくても、ほとんどの食事の準備は
まぜるだけ、焼くだけ、炊くだけ、温めるだけ、となる。

好きな料理漫画に「中華一番」という漫画がある。

一言一句暗記しているほど好きな漫画だ。主人公の少年が2巻にてフランス料理の巨匠と料理対決をする場面がある。ここで適宜準備を進めるフランス料理人は一向に料理を進めない少年を訝しく思う。

もちろん少年は何もしていなかったわけでない。中華料理は圧倒的な火力でうまみを閉じ込める料理が多い(?)ので、そこに至るために必要な「準備」をしていたのである。

中華料理の例ではその通りだが、これは全ての料理にもあてはまる。準備ができていれば直前であわてることもない。平日の時間は家族サービスや他の生産性のあることに充てることの方が、人生において有意義である。

日曜に少しの手間をかけて平日、人生を有意義に過ごしましょう。そのための準備についてまとめました。殴り書きなので支離滅裂になっていたらすみません。

おっと、これを書いている間に炊飯器のブリ大根が完成しました。ショウガがなかったので青ネギで代用。角をとった大根とブリに酒醤油みりん砂糖水に昆布を加えて炊飯スイッチを押すだけ。今日も仕事の妻に持参します。

それではこれはこの辺で。


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