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23歳で転職した自分が、転職を考えてる友人に伝えたいこと

ぼくは、東京金沢ベトナム(来年にはベルリンにも拠点を作るそうです祝!)に拠点を持つクリエイティブ制作会社で主にデザイン、映像制作に1年半たずさわり、飲食業界に転職しました。

23歳で、異業種に、短期間で転職。

そんな僕に、ある友人が「転職考えてるんだよね」と言ってきました。

理由は、
1)創業間もなくコロナに直面した結果、収益が出ないので、生活費がかなりきつい。2)現状創業メンバー3人で働いてるけど、議論の際に意見を聞き入れてもらえない。厳密に言うと、意見を聞こうとする姿勢が感じられない。

3)他業界からオファーを貰っている

これを聞いて、ぼくは結論からいうと「転職はしないほうがいい」と思いました。

1)生活費がきつい
これはコロナの問題なのか、ビジネスモデルに問題があるのかはっきりわからないけど、コロナの影響はやはり大きいと思います。ただ、お金は生きていく中で基本。
こういうときに考えるべきなのは、
貯金も含めて具体的に「いくら必要か」を知るのが大事だなと思います。実際ぼくもそうしています。その上で、足りない分はどうしたら稼げるかを考えて行動してみる。
生きていくのにお金は無論必要だけど、当然もっとも重要なものではないので、ここは冷静に本質を見極めた方がいいなと、実体験の反省から思います。
なので、転職の理由にはならないかなと、、、。

2)意見を聞き入れてもらえない
これは転職で解決する問題じゃないと思いました。当然働く相手の性質にもよりますけど、「本当に良いもの」は採用されるはずなので、やっぱりもっと自分を磨くしかないだろうなと思います。
転職したからといって、違う業界に入ればまた一からスタートになるわけで、意見が通る可能性はもっと低くなることだってあり得ますもんね、、、。

3)他業界からオファーが来ている
新卒から2〜3年以内でやめることの悪い点は、専門性が身につかないことです。言い換えれば中途半端でしかない。
これは、僕が転職をするときにずいぶん悩んだポイントですが、事実です。やっぱり「勿体ない」という感覚は捨てきれません。
ましてや、未経験の他業界に中途で入れば、その分同期と周りの人と比べたらめっちゃ劣るとおもいます。

「やりたいこと」について

あと、最後に抽象的な話になりますが、
やっぱり、彼の「やりたいこと」と、転職先の事業領域に、重なるところがない。
結局何が言いたいかというと、お金がチラついてしまっているように思えるんですよね。
「好きなことを仕事にする」という風潮には少し懐疑的ではありますけど、やっぱりやりたいことをやるのは生きていく上で基本だと、むかし先輩に言われたことを思い出します。
やりたいことがあって、そのために会社なりチームを選ぶのが基本だと思いますし、自分はそうしています。
いまの苦しい状況は痛いほど分かるけど、一旦立ち止まって整理してみるのも良いかなと思います。

もちろんやりたいことを明確に設定する必要もない。いまこの年齢で設定するとキャリアの幅が無くなるのも可能性としてありますし。

という感じで人のことを客観的に考えてみると、じぶんも冷静にみることが出来て良いなと思いました。
ここで書いた内容は今度彼に伝えてみようと思います。

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