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ゲーム理論で学んだこと

私は以前、中小企業診断士の勉強をしていた経験があります。

前職、経営コンサル会社に所属していたこともあり
私は人事専門のコンサル部隊ではありましたが
経営についても知識を補填する必要があると感じて勉強していました。

そこで面白かったのが
この「ゲーム理論」です。

ゲーム理論は、複数の意思決定者(プレイヤー)が相互に影響し合う状況を数学的にモデル化するための理論です。
これらのプレイヤーは、相互に関連する戦略を選択し、その結果によって
報酬を得ます。ゲーム理論は、経済学、政治学、生物学、コンピュータサイエンスなどのさまざまな分野で応用されています。

簡単に解説とそこから学んだことを記述しておきます。

1.プレイヤーと戦略

  • ゲーム理論の中で、プレイヤーは個々の意思決定者を表します。それぞれのプレイヤーは複数の選択肢から選択を行います。これらの選択肢のことを「戦略」と呼びます。

2.ペイオフ(報酬)

  • 各プレイヤーが各々の戦略を選択した場合に得られる利得や報酬のことを指します。ペイオフは、各プレイヤーが組み合わせた戦略に応じて決定されます。

3.ゲームの形式

  • ゲーム理論にはさまざまなゲームの形式があります。最も一般的なのは、ゼロサムゲームと非ゼロサムゲームです。ゼロサムゲームでは、一方のプレイヤーの利得が他方のプレイヤーの損失と等しくなる場合があります。一方、非ゼロサムゲームでは、プレイヤーの利得と損失が一致しない場合があります。

4.戦略的行動と均衡概念

  • ゲーム理論では、各プレイヤーが最適な戦略を選択する際に、相手の戦略に依存して行動します。そして、その結果として戦略の組み合わせが安定状態に達することがあります。このような状態を「均衡」と呼びます。

5.重要なゲームの概念

  • ゲーム理論にはいくつかの重要な概念があります。例えば、ナッシュ均衡、支配戦略、混合戦略、協力ゲーム、非協力ゲームなどが挙げられます。

ゲーム理論は、多くの現実世界の状況をモデル化するために使用され、競争戦略、オークション、価格競争、政治的交渉などの分野で広く応用されています。

最後に

理解する上で、自分と相手の立場を考える練習になりました。
ぱっと見で分かりそうで実は違う。

これは「人事」でも似たようなことが言えるな、と感じました。

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