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「マルケータ・ラザロヴァー」

2022年10月某日鑑賞

「マルケータ・ラザロヴァー」
監督:フランチシェク・ヴラーチル
1967 チェコスロバキア

チェコスロバキアという国名がそういえば昔あった。
ユーゴスラビア、という国もあった、
ソビエト連邦ってのもあった、
ドイツもふたつあった、
大日本帝国と自称した国もあった。

戦争や紛争が「国」を変える、
陣地取り合戦の言い訳は「じゃあどうしろって言うんだ」かな?

生きるか死ぬかの明日の食べ物を取り合うのでもないのに、
同じ種族でこんなに搾取し合い殺し合うのは人類だけかな、どうなんだろう?
地球は広いからな…
生物学者(?)に聞いてみたい。
微生物とかならそういうのいるのかしら。
(宇宙人はどうだろう!)

そんなの「人類」の「男」だけだ、
って先日ラジオで #湯川れい子 氏が断言していた。
(今の時代の私たちは断言が怖い。すぐググる暇な奴がいるからな!笑)
最近 #時代のカナリア という新刊を出されたらしい、
タイトルの意味を聞いてグッと来てしまった。
もの言う女性のパイオニア、
女性から見た世界、繋いで行きたいと思う。
ほしい物リストに入れました。←
(読みたい本が多過ぎる!)

今のウクライナの事で、大陸の感覚に疎い日本人の私にもうっすらだけど過去を想像できる様になってきた、
あの辺りの地域の壮絶すぎる歴史、
私ら極東だって色々あるけどちょっと、
うねり方のサイズ感がレベル違いに苛烈、
国の周りに海が無いってほんと、
止めようのない怖さなんだろう、
こんな軽い語り口で書く様な事じゃないけど。

しかし大陸でも島でも変わらぬ人類、人類の男。
行ったり来たり、奪ったり奪われたり、
搾取、殺戮、大量虐殺、終わりのない報復、
男の歴史、男の社会、そして記録に残るのも男。

そして語られず残らず、なきものにされ、
刃向かえば口を塞がれる女、
搾取、拉致、強姦、殺された女達、殺された女児、胎児、妊婦、
声なき女達。

昔も今も、
西も東も。

社会のミソジニーを指摘するなら、
自分のミサンドリーにも向き合わなきゃ行けないと思いつつ、
男への恨み言ばかりが頭に浮かび、
観てからずっと感想を書けないでいたけど、
まぁとりあえず書いちゃう。

プーチン側が圧倒的にイカれてるとは言え、
ゼレンスキーの勇ましさは真っ白な仔羊か?
もしメルケルが、アーダーンがトップだったら、
どうしただろう…
蔡英文、どうするのだろう…
おとぎ話のように、もうひとつの世界を覗けたらいいのに。
この発想が、女のバカさか!?
言いたい奴はそこら辺で穴でも掘って叫んでてくれ!

いやしかし、
この映画の女性搾取からの愛と自立、自立の前の女性蔑視、父親でさえその頭か。
#グレートインディアンキッチン 思い出すな…

で、映画だけど、
凄い世界観、舞台となる時代そのものの価値観でまんま作られたみたいに錯覚しちゃう。
地面で不衛生そっちのけでゴロゴロ寝る、未開の人類的な感じとか凄い😱
あと、画面がすごく横長で(素人すぎる感想w)
風景が凄い広くて、没入感が凄い。
(凄いばっか言うw)

いやーしかし、映画ってなんなんでしょうね、
描く事が訴えそのものなのだろうけど、
500日だかその位かけて作品を作る、
役者とスタッフの人生の一部ですね既に。
そのことがもう、
表現ってなんなん、ていう終わらない思考に足を取られてしまう。
マルケータ役の子とか、役者その人の人生のトラウマになってないかな。
いや女優ってもっと強い生き物なのか?
まあ、それ言ったら映画なんか楽しめないね。
(よく思うのだけど、映画監督はサディストが多いのかな…🫢)

疲れた…
スッカリ腰が痛くなって、
その日はバンテリン塗って寝ました。

私の、
「人類の歴史を彩って来た男ども」への嫌悪感、
このミサンドリーで私はいつかハリツケに遭うかもしれん。
読んでてイライラするかもですから、
フォロー等についてはいつでもご自由に出入りなさって下さい。

#千夜一夜 の登美子の後ろ姿、
マルケータの最後の姿、
そして #PetiteMaman のマリオンを観て、

とりあえず観たことだけ書いとこうかな〜っと思ったら、
やっぱり男への恨み節になった😅

#セリーヌシアマ の、こっそり女性だけに向けられた小さな声を、あの作品で私は聞いた気がしたから。

#マルケータラザロヴァー の感想では無かったかしら笑

#フランチシェクヴラーチル
#チェコ映画#映画#Movie
#映画記録#映画鑑賞#映画鑑賞記録

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