独特の作法なのかも 夢日記2024.4.22

 誰かの邸宅。
 どういう経緯か知らないが、家の中で、知らない男と銃を撃ち合っていた。
 彼はどうやら、殺し屋らしい。そんな彼よりも銃の腕前が上である僕も、まともな職業ではなさそうだ。僕は無傷だったが、彼は両手足に弾が当たったはずである。急所を狙ったのに致命傷にはならないところを見ると、彼も相当な技量の持ち主だと思う。
 お互い、同じタイミングで弾が尽きたようで、家具の陰に隠れたまま動きが止まる。
 僕が弾を装填していると、男はこちらの方に銃を投げてよこした。板張りの床をリボルバーが滑ってくる。彼は予備の弾も撃ち尽くしたのだろう。
 だからといって、愛用の銃を手放すとはどういうことか。降参、という意味なのか。殺し屋独特の作法なのかもしれないが、僕には分からない。

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