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スマホが音のリファレンス
私は普段音楽制作をしている。音楽を作ったら、公開前にスマホのスピーカーで音質と音量をチェックする。
チェックするのは、小さめのボリュームで聴いても迫力があるかどうか。
...プロの作品と比べると、自分の音が物足りないのがよくわかる。
どうすればその差を埋められるのか、いつも考えている。
すこし前までは、単純に音量の問題だと思っていた。が、今は音の「存在感」が重要だと考えている。そのポイント
ビートメイクについて
今年はビートメイクに取り組んだ一年。
始めは曲を展開することに意識が向いていたが、次第に持続へと着眼点が変化してきた。
きっかけはBudamunkの作るビート。エフェクト処理によって、リフレインするフレーズのリズムや音色が微妙に変わる。そのちょっとしたノリの変化を伴いながら淡々と続く音楽に、瞑想に通ずる感覚と心地よさを覚えた。
それ以来、制作手法がMIDI音源の打ち込みからサンプリング主体に変