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「選挙に行かない理由」反論まとめ

2024年は世界的に選挙イヤーと言われていて、大統領選とかがいっぱい行われます。
僕は政治に詳しくないんですけど選挙には必ず行ってて、その後外食してます。
選挙に行かない人の理屈もわかるのですが、僕は行った方が良い派です。

そこで今回は、「選挙に行かない理由」に反論する形で僕の社会観、政治観をまとめることができればと思います。
選挙に行かない人ってそもそも意固地ですよね。確たる信念というか、下らないプライドというか、やらない言い訳を考えるのに必死というか。それらをかっこいいと思っている節があります。
かっこ悪いですね。
僕も20歳くらいの頃はそういう考え方だったのでかっこ悪かったなと自省しています。
なぜかっこ悪いかをこれから書いていきますが、選挙に行かない人はどうやっても行かないので、そういう人たちと一緒に日本は沈んでいくのかと思うとやるせない気持ちになります。
それでは以下、かっこ悪さとやるせなさをブレンドしてお出しします。お召し上がりください。
(「選挙にいかない理由」はネット上にあるものをピックアップしてます。他にも理由を思いついた方はぜひコメントください。追記していきたいと思います)


■投票したい政党や候補者がいないから

まずはじめに、「投票しない」ということがどういうことなのかご存じでない方が一定数いらっしゃるようです。
現在「投票しない」=「自民党支持」です。
自身の思想と合致する政党や候補者がいないから投票しない、としても、それは「現政権を支持します」となります。
支持しないのであれば必ずどこかに投票しなければなりません。

■自分の一票で政治や社会は変わらないから

このような考え方の持ち主は社会観が浅く感じられます。
「自分の一票以上の重みのある社会的貢献を普段していますか?」
「一票で政治や社会が変わる量と、投票しないことで政治や社会が変わる量を比較してみては?」
僕からのこのふたつの問いに対し、「社会的貢献をしている」「投票しない方が良い政治・良い社会になる」と答えられるとしたら、社会を浅く見過ぎです。

■政治が信頼できないから

政治が信頼できないから投票しない、という理屈が意味不明ですね。
例えば。あなたは会社の役員や生徒会長を選ぶ立場にあるとします。
会社や学校が信頼できない場合、それらを改善してくれると思える人に投票するでしょう。
政治が信頼できないからこそ投票すべきではないですか?

■他のことで忙しいから

これはものすごくわかります。
でもその忙しさがもし貧困から来るとしたら、期日前投票などを使って絶対投票しましょう。

■政治に関心がないから

僕も政治に関心が無いのでよくわかります。
調べる気も起きないし、どこか敷居の高さを感じるんですよね。
ですがご自身の人生に期待や興味をお持ちなのであれば、ぜひ社会について思考を広げてみてください。
その思考の途中に必ず政治が介在しています。

■政治がわからないから

これもわかる!
僕も政治が全然わかりません。何やってるんですかね議員とかって。
ですがこの社会が悪い方向に進んでいて、その原因の一端に(あるいは多くに)政治が関わっているようであることは実感しています。
なので政治についてはわからないけど現政権に対する評価を毎回叩きつけています。

■面倒くさいから

これもわかる!
面倒くささが人生の大敵!
だけど投票はほんの数分で済みます。
外出のついでに行きましょう。
投票所や期日前投票を受け付けている場所はいろいろあります。

■若者向けよりも高齢者向けの政策が目立つから

これは若者のご意見なのですが、意味不明ですね。
高齢者向けの政策が少ない候補者に投票すれば良いだけでは?
そこで投票しないとますます高齢者向けの政策が優遇されていく一方ですけどね。
このように気付ける目と脳を持っているのならば絶対に投票に行った方が良いです。

■政党が打ち出している政策の違いがわかりにくいから

どれも同じように感じるから投票先を決めかねている、という意味でしょうか。
だとしたら調べ方を工夫すべきですね。
どの政党も全然違うので。

■国会議員に良い印象が無いから

だったら良い印象の候補者に投票すればいいのでは?
全国会議員よりも候補者は悪い印象の人たちばかりなのでしょうか。
そうだとしたら人を見る目にバイアスが掛かってると思います。

■周りに選挙に行く人がいないから

これはとても良くない思考ですね。
このような考え方をする人たちが増え続けた結果が今のこの社会なわけです。
選挙は他の人がどうこうする、というのが重要なのではなく、自分がどのようにこの社会を生きていきたいか、という自身への問い掛けでもあります。
「友達と何を食べに行くか」というレベルの物事ではありません。
周りが選挙に行かないから自分も行かないという選択を取ることが正しい、なんてことは絶対にありません。
今は、「後ろから火の手が迫っているのに誰も逃げ出そうとしない」、という状況なのです。

■選挙の日(期日前投票の日)に用事があるから

連日?
1週間8時半から20時までずっと?
「投票行くから休みます」とか言っちゃえば?

■投票所が遠いから

これはほんと大きな障害ですよね。
でもたまに小学校の投票所とか行くのも新鮮なんで気分転換に行ってみては?


■まとめ

中には「その理由わかる!」っていうのもありますけど、やはり「それは行かない理由をこじつけてないか?」っていうのも多いですね。
だって自分の人生ですよ?より良い人生を選びたいじゃないですか。
僕は憲法改正賛成派ですけど、現在自民党が掲げている改正案には大反対です。
大げさではなく人が人じゃなくなるとすら考えています。
「不安をあおるな」とか言ってる場合じゃなく、本当に窮地です。
後ろから火の手が迫っていて、しかも衣服に火の粉が降りかかってる状態だと思っています。

投票しても変わらない。でも投票しなければ悪い方向に大激変していきます。
僕は投票しない、という選択肢がまったく思い浮かばないのですが、もしみなさまの周りに投票に行かない人がいたら、ぜひ上記の反論を参考に、決して論破などではなく、人と人との関わり合いの果てに投票行動へと結びつけてみてはいかがでしょうか。

そして奇特にも投票に行く気はないのにこの文章を最後までお読みくださったあなた!
もし投票に行こうかなと思っていただけたのであれば望外の喜びです。
あなたの権利を投票箱に叩きつけましょう!

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