0〜7歳子育てで大切なこと(エリクソン発達理論)
こんにちは!さかもとです。
エリクソンの発達理論、以前から興味があったので本を読んでみました。
以下、「子どもの心はどう育つのか」(児童精神科医 佐々木正美さん)からの引用です。
ごく普通の子どもが、ごく普通に育つことが大変難しい時代
文化人類学の方面から人間ということを考えますと、…経済的、物質的に豊かな地域や文化圏に住んでいる人間ほど、外罰性とか他罰性という感性を強くもっていると言われます。
外罰、他罰というのは、何か不愉快なことがありますと、自分以外の人を罰したくなる、そういう感情、感覚、感性のようなものです。人のせいにしたくなるとでも言いましょうか。
年齢別、適切な関わり方
◆乳幼児期(誕生〜2歳)基本的信頼と安全の感情
望んだことを、望んだとおりに十分にしてもらえた子どものほうが、人を信じる力と自分を信じる力とを同時に豊かに身につける。
◆幼児期(2〜4歳)自律性
とても大事なことはこうしてはいけないんだと、こうしなければいけないんだということを根気良く伝えることが重要な部分でして、しつけはそこまでがすべてだと言えるくらいです。
決して早くからできなければならないということを、強く望むのではなくて、いつからできるかは子どもまかせにしてあげるというところに子どもの自律性が育つ理由がある。
…教えて待つということです。
◆児童期(4〜7歳)自発性
斜面を登ったり降りたり、あるいは滑って転がったり、洋服を汚したり、頭にこぶをつくったり、体のあちこちに擦り傷を作ったりということを何度も何度も繰り返すわけです。
こういう子どもたちの行動に関して、それらをいかに根気よく認めてあげるかということが、この自発性というものを育てるための基本要件たとエリクソンは言っています。
さかもと感想
3歳になったわが子。
振り返れば、子どもが生まれててからずっと
「(育て方・関わり方は)これでいいのかな??」と試行錯誤しつづけています。
そして子育てしてる親御さんと話すと、
みんな日々の子育ての悩みは人によってほんとうにそれぞれ違うことに気付きます。
子どもの個性はみんな違えば、親子を取り巻く環境も違う。
教育本を参考にしてみると、ある本に書いてあることと別の本にかいてあることは違ったり。
そんな、日々の悩みや迷いをクリアにしたいという思いから確からしい解法を探そうと、色々な情報に目を向けてみると
子育ては、それぞれの“経験”に基づいた論が語られがち(もしくは自分の論を強化するための研究結果が恣意的に取り上げられがち)で、
それはそれで意味や価値があるとは思うものの自分や子どもの状況に合わない対処療法的な情報や偏ったアドバイスは、時にスッとは受け入れ難かったりする。
そんなことを、感じてきた母3年生。
そしてふと図書館で目についたのが、佐々木正美先生の本。今、自分に必要な本だと直感的に思いました。
思えば、キャリアコンサルタントの国家資格取得の際に学んだ、人の成長に関する理論たちはこの3年間ずーっと、ぼんやりと私の頭にあったのでした。ぼんやりと、そこで得た知識を交えながら子育てしてきたようなら気もします。
エリック・H・エリクソンの発達に関する理論はその一つ。そして、今改めて学び直してよかったと感じます。
たくさんの結果と考察に基づいて導かれた論は、紐解き理解していくだけでもとても奥深いもので。
子育てを通じて、理論と実際の現実と間を、思考のなかで行き来するプロセスは、私にとって本当に味わい深く楽しく、そして価値があるものだなと感じます。
子育てを通じて、得られることや学べることは本当にたくさんあるなと、今日も改めて思うと共に、色んなことに感謝を感じます。
佐々木正美先生からの学びについては、また別のnoteを書く予定なので、興味ある方はまた立ち寄ってみてください♪(フォローいただけたらなおうれしいです。)
お読みいただき、ありがとうございました*
それでは、また!
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