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シニアクラブに入るには

(このnoteは日記のように経過を下に書き足していきます。)
(クラブについてご興味のある方は時々覗いてみて下さい。) 
最終更新2022/03/05
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私が渋谷のラジオで担当している「渋谷の大先輩」という番組。渋谷区シニアクラブには3000名以上の会員が居て本町、千駄ヶ谷、渋谷、新橋、上原という5地区で構成されている。それを纏めているのが渋谷区シニアクラブ連合会であり、近藤会長が春まで番組パーソナリティを務めてくれていた。
シニアクラブの活動も渋谷の大先輩の番組もコロナ自粛により一旦停滞していたが10月から少しずつ活動の場が広がっている。シニアクラブ連合会は9月1日付で近藤さんから河原さんに会長職がバトンタッチされ新たに活動再開、私の担当番組も10月から曜日時間の変更と共に内容をリニュアルし再び動き出した。

シニアクラブの入会資格は渋谷区在住でおおむね60歳以上というざっくりした基準があるが、四捨五入60才の人も入会OKなのだそうだ。スタジオ来局の方では90代、クラブでの活動会員としては100才超の方も入っていて皆さん楽しく元気に過ごしている様子を伝えて下さっている。発表会、展示会、スポーツ大会、カラオケ大会など年間行事も活発でシニアの方々が決まった曜日時間に決まった場所で笑顔で集うことの重要性を感じる。
春と秋にはバスを使っての日帰りや宿泊旅行もあり、なかなかの人気で抽選になるという。そういった活動を番組開始の2017年7月から皆さんがスタジオで話してくれるようになり、私は進行役として隣でずっと拝見してきた。

ご出演のシニアの皆さんは受け身ではなく常に何かを発信できる力を持っている。それに人生経験が豊富ということは当然経験値も高い。過去に起こった出来事にも実体験と結びついた話が出てくる。また、渋谷には就職や結婚で移り住んだ人が多い為それまで住んでいた日本各地の話が語られる。まさに話題の宝庫で引き出しだらけなのだ。

渋谷の街の昔の様子。
渋谷の町に馬車が通っていて道端に馬糞が落ちていた話。その馬車はお金持ちのご子息が通学の為に使っていた話。渋谷でも高いビルが無かったから縁側に座ると富士山が見えた話。ハチ公に乗っかって叱られたという話からの銅像?と聞いたら銅像ではなく本物のハチ公に乗ってた話。童謡の春の小川は渋谷に流れていたという話。今はその川の上が道路だという話。渋谷の東急デパートと駅がロープウェイで繋がっていた話。1964年の東京五輪で聖火ランナーを務め今回も抽選で当たった為2回続けて走れる!という喜びの話。(←残念ながらそれは立消えになりそう・・・) などなどキリが無い渋谷昔話の数々は絶対この番組でしか聞けないものなんだろうなと思う。

「👇そんな「渋谷の大先輩」を音声で聴ける note のマガジンを貼り付けておくのでご興味のある方はお聴きください。2017年7月#1がマガジンの下から順に聴けます。📻  下段が初期、上に行くほど新着になります。
できるだけ暫くはリニュアル以前の(~#133)までの皆さんがスタジオで和気あいあいと話している番組をお聴き下さればと思います。」

というのが、渋谷区でのシニアクラブの現状。実は昨年私もシニアクラブの入会資格(60才)をクリアした。だが、残念ながら私は渋谷区在住ではなく江東区に住んでいる。江東区のシニアクラブはどんななのだろう、どうしたらそこに参加できるんだろう。そんな疑問が湧いてきた。なのでそれを知る為に note に記しながら1つずつ疑問を解いていこうと思う。江東区在住の資格をお持ちの方、ぜひご一緒に。ときどき渋谷の情報も織り交ぜながら。

2020年 11月3日(火)祝・文化の日
それっぽい課を見つける。江東区役所に電話した。
【お問い合わせ】
福祉部 長寿応援課 長寿応援係 窓口:区役所3階9番
郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28
電話番号:03-3647-4541 ファックス:03-3647-9247

出ない。よくよく考えたら今日は祝日だった。問い合わせは後日にしよう。
私はネットで見つけたが区報ではこの番号を見つけられなかった。シニアが情報を得るには難しい世の中になってきた。シニアスマホ教室なるものが絶対必要だ。
この冬コロナがまた広まると自粛生活に戻るかもしれない。そんな時に情報源にテレビやラジオがあっても自分を発信できるものは何も思いつかない。電話には相手との時間の合致が必要で、もちろん会話も重要なのだが、いつでも誰でもどこからでも発信できるツールに慣れていないと取り残され感が大きい。これからは今まで以上に安価で簡単に使えるスマホやタブレットの存在が大きくなってくる時代になる。追いて行かないと。

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2020年 11月4日(水)
平日なので区役所に電話してみた。
が、私の住まい近辺にはクラブが無いそうだ。1か所近辺のクラブを見つけてくれたがそれは集合住宅だけで運営されているクラブのため私は入れないらしい。「老人クラブ」についても聞きたかったが担当者が不在ということで次回区役所に行った際に詳しくお尋ねすることにした。長寿応援課で対応してくれるそうだ。

シニアクラブは会員増強を目指していると大先輩の番組内でゲストさんが話しているが江東区に関してはまず入り口が狭そうだ。関心のある人がすぐに調べられるサイト内のページが無かった。関心はあるが区役所に行きづらい人の為の案内を見つけられない。どこかに無いのか、長寿応援課に行った時にそれを聞いてみようと思う。ちなみに私が上記集合住宅の住人だったとしたら会長の連絡先を教えて下さるのですぐに問い合わせ加入を検討できる。

↓ 次が全国老人クラブ連合会のサイト。私が番組担当させていただいている渋谷区シニアクラブ連合会、江東区老人クラブ連合会、も下の図の市区町村老連の1クラブとなる。

小地域ごとの老人クラブ(単位クラブ)を核に、市区町村、都道府県・指定都市、全国の段階に老人クラブ連合会(老連)を組織しています。
東京都 3590クラブ 会員数271,075名
※平成31年3月末現在/厚生労働省報告例 東京都

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老人福祉法における「老人クラブ」の位置づけ
老人クラブは、昭和38年8月に施行された「老人福祉法」において、老人福祉を増進するための事業を行う者として位置付けられています。

第13条 地方公共団体は、老人の心身の健康の保持に資するための教養講座、レクリエーションその他広く老人が自主的かつ積極的に参加することができる事業を実施するように努めなければならない。
2 地方公共団体は、老人福祉を増進することを目的とする事業の振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して、適当な援助をするように努めなければならない。

渋谷区シニアクラブ連合会 45クラブ 2943名
江東区老人クラブ連合会 124クラブ 13080名 (2020年4月1日現在)

渋谷区の会員数を番組ではずっと3000人以上と紹介してきた。今年発表で3000人を下回っていたことを今日初めて知った。コロナの影響もあるかもしれないがコロナだからこそ外に出なくても通じ合えるシニアクラブ内でできそうなことを皆さんにお伝えし、加入に繋げてもらえることを願う。番組でそういう話も交えていきたいと思う。前々から言われていたが、このnoteを書き始めたことで会員増強は変わらず大きな課題なんだと改めて認識できた。江東区に関してはまったく無知、先入観無しにフラットな気持ちで話を聞いてきたいと思っている。

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2020年 11月7日(土)
区役所に用事があったので長寿応援課にも寄りお話を聞いてきた。「長寿応援課」という名前はとても頼もしい。いただいてきた資料では江東区の老人クラブの正式名称は「江東さざんかクラブ」といい、深川北部支部、深川南部支部、城東北部支部、城東南部支部の4つの地域から成り立っている。
全体の老人クラブ数は127、13677名の会員(平成31年4月現在)が活動をしている。前回ネットで調べた今年4月の数字が「124クラブ 13080名」なので減少傾向なのが判る。この資料には各支部に所属するクラブの名称と活動地域が載っているが昔からの地区が多い。活動地域の詳細の後ろに(都住)(公社)などカッコ書きされているクラブが集合住宅で形成されているクラブだと思うが、数えると全体の2割くらいと少なかった。

私の住む場所は新しくできた地域なので集合住宅として作られたクラブも少ない。長寿応援課の方が既存の集合住宅のクラブに聞いてみましょうかと言ってくれたがやはりそこにいきなり入っていくのは気後れする。元々都民でもなく田舎から出てきた人間だし、地元との縁もゆかりも無い。しかもそのクラブも距離的に遠い。なら、自分が住む集合住宅で新しいクラブを作るというのは難しいのだろうか。発想が飛びすぎるか?

考えたら60年を超える人生だが、いつも誰かが作った箱の中に後から入るという楽な生き方をしてきた。学校だって向こうから案内がやってくるわけだし、仕事だって自分で立ち上げるわけでもなく就職試験を受けて入れてもらっただけ。結婚という箱に収まり専業主婦、子育てが一段落した40才からボランティア、これも募集に乗っかるだけだし能力無くても行くだけで喜んでもらえる。

起業する人は人を集め、登記登録、資金投入、顧客獲得、広告宣伝、事業拡大、安定経営、と同じ人間でも自分とはまったく次元が違う仕事と向き合っている。そういう難しい生き方とはまったく別の生き方をしてきた自分に今更だが気づいた。自分が何か作って始めるという作業をした事が無かった。
そう言えば渋谷のラジオも初代理事長の箭内さんが思い立ち人を集め起こしたラジオ局で皆が報酬も無く尽力しここまで広がってきた。凄い場所だ。

話を戻そう。
老人クラブは学校と違って地域ごとに区分けされ配置されているものではなく、自分たちでグループを作って自発的に活動しそれを区に認めてもらい、自分たちの会費と区からの補助金を得て活動を続ける仕組みだった。江東区は特にかもしれないが、埋め立て地に後々造られた地域のマンションの住人用のクラブは最初は存在しない。誰かが積極的に立ち上がり動かなければいけない。それは区がする役割ではなく自分たちから、というのが判った。

江東区も2000年を超えた頃から大規模マンションやタワーマンションが建ち始め、1つの集合住宅に数百の家族が暮らす。人口で言うと1,000人超のマンションも少なくない。活動地域として充分に1つの団体に成り得ると思う。10年、20年を迎えるマンションの住人は当然平均年齢が10才、20才分、年を取る。最初は一緒に暮らしていた家族が就職や結婚などで家を離れ独り暮らしになる家もぽつぽつと現れる。家族でなくても何か緊急時に頼り頼られる横の繋がりがそういう意味でも必要になってくるのではと思う。

私が住むマンションでも管理組合だけでなく数年後に自治会ができた。子供たちが沢山いるので夏祭り、餅つき、七夕やクリスマスの飾りつけ、ラジオ体操など独自の活動が続いている。今年はコロナ禍で例外ではあるが、年中行事が毎年続いている。これも誰かが主となって同士を集め立ちあげてくれたものだ。当たり前のように私たちは参加し楽しんでいるがそこに辿り着くのは大変な道のりだっただろう。自治会は子供たちやその親たちの暮らしのサポートになっていると思う。

なら、シニア世代への自分たちでできるサポートはどんなものがあるだろう。例えば安否の確認を目に見える形にならないか、例えば買い物の補助をしながら一緒の時間を過ごすことはできないか、例えばスマホなどを通じて会員同士が自宅で居ながらでも会話を楽しめないか、同じマンションなら安否確認でなにか不安があればすぐに駆け付けられるし、別居のご家族の連絡先を聞いておけばすぐに連絡ができる。一緒の趣味を過ごすのもいいし、一緒に健康について考えるのもいいし、一緒に体操してみるのもいい。

何もしないより、何かできないか、を考える。まったく解らない分野だし、もしかしたら実際は自分が知らないだけで何か動いているのかもしれない。ならそれを見つけて広げたいし、無いなら作れないか時間を掛けて考えてみたいと思う。

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2020年 11月18日(水)
新しいことが進まないまま10日が過ぎた。テレビのニュースでコロナがまた拡大し始めているという話が盛んになってきた。第3波である。第2波よりも低気温・低湿度という悪条件の為感染者は飛躍的に増えると予想されている。
「渋谷の大先輩」の番組の中でも体調管理の話をしている。特にシニアは免疫力が落ちている世代なので無理をせずに身を守ることに徹する方がいい。

「清潔」 帰宅時は手洗い、うがい。お風呂に毎日入って体を温めよう。
「運動」 体を動かし手足まで温め、血流も良くしよう。
「睡眠」 規則正しい生活を目指し、決まった時間に充分な睡眠を。
「栄養」 偏りのない食事を考え、楽しく美味しく戴こう。
「笑顔」 笑って免疫力を高めよう。笑う門には福来る!

5つの項目と共に、河原新会長からお話が有った「健康寿命」という言葉を
大切にしたい。病に伏せながらの長寿は歓迎できない。体は少しずつ衰えてはいくが心はいつまでも若々しく、楽しく暮らしたい。
最近番組では「歯」に関する話題が続いているが、そこにピッタリのニュースが出てきた。

歯がとても大切というのは子供の頃から語り継がれてきたことだけど、記事を読むと今更ながら歯の重要性を感じる。歯と共に口内を清潔な状態で保つことがウィルスにたいしてもどれだけ役立つことか、そう考えると歯磨きがそれほど苦ではなくなる。歯は一度削られると元に戻らない。抜けると義歯に頼るしかない。今有る歯を大切に守ろう! 明日はちょうど番組の日だからこの話をしたいと思う。

一方、住まいの方のシニアクラブはコロナ禍、進めるべきか立ち止まるべきか考えている。人を巻き込む話だし、とても難しい進めづらい事でもある。急がず慌てずニーズを考えゆっくり進めていきたい。まずは情報収集をもっとしなければと思う。うちのマンションに独居シニアってどれくらい居るんだろう?ということも。

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2020年 12月6日(日)
何も進まないまま日が経つ。4月からの活動の承認を受けるためには年明け
1月から3カ月間の活動を区に報告しなければいけない。なので、早くても
2022年が目標になる。それまでに進むよう、いろんな事の実数を把握したい。と思いながら今年は年を越しそうだ。
区から各マンション(多分主なだと思うが・・・) に老人クラブ創設の案内のようなものは来るらしい。自治会の一部に組み込んでもらうか独立して活動するかだが、個別での活動ができるほど動き回れるのかも心配で、高齢者世帯の把握とその健康管理を目的とした互助活動ができればよいと思う。

   買い物の補助、もしくはネットスーパーでのモバイル操作の手伝い
   病院へのつきそい、薬局での補助
   ゴミ出し(日常ゴミ)の同行、粗大ゴミの手配と手伝い
   定期的な生存・健康確認、時には話し相手、日向ぼっこなど

部屋に入ることなくサポートできることはこんなくらいだろうか。とりあえず自治会とはコンタクトを取ってあるので後は連絡を待つこととする。

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2021年を迎えて・・・1月5日(火)

待てば海路の日和あり。
焦っても仕方ないのでいつも通りの日々を過ごしていた。年が明けて自治会より連絡が入った。今までの予定には入ってなかったシニア向けの活動。
子供たちの四季折々の活動は以前から始まっているのだが今までは入居年齢層が若かったため議題には上がってなかったそうだ。それでも10年以上経ったマンションは当然ながら平均年齢も10才以上あがっているはず。これから時間を掛けて相談の機会を持ってもらえるようになった。

先にも書いたと思うが江東区の話では年度毎に新たな認可を下ろし補助の対象とするらしい。その場合3か月の活動実績期間を作って登録を願い出なければならないので遡ると遅くても1月からの正式な活動が必要となる。としたら今年(2021年)の内に会員を募り活動計画なども纏めなければいけない。そういう話をして秋頃までに何ができるか、自治会、理事会、管理会社などを含め検討するという話に落ち着いた。時間は沢山あるので焦らず待ちたいと思う。

シニアクラブとしての第一目的はシニアの独居老人、シニア夫婦の家庭の定期的な安全確認。子供と同居だが昼間留守の際の緊急時の手助けなど。
更に踏み込めるなら室外での会話のお相手、買い物の同行などのお相手。これは難しいかもしれない。まだ何も調べてないのでできる事が何なのか、情報収集が必要だ。ただこれができると例え何もしなくてもシニアは日常の安心を得られる。それだけでもプラスではないかと思う。

東京は冬を迎え GOTOキャンペーンが歓迎されていたこともあり、大晦日に感染者が1337名と一気に千人を超えた。今日(1/5)は二番目の多さで1278名になった。年末年始は外での飲食も増える。気温の低さと空気の乾燥とでしばらくは人数も高止まりすることだろう。人に言うのも大事だか先ずは自分から! 各々がそれを守ると全体に行き渡る。先ずは自分を守ろう!

NHK記事より、5日の1278人の年代別、
▽10歳未満が25人  ▽10代が70人  ▽20代が356人  ▽30代が256人
▽40代が205人   ▽50代が163人  ▽60代が72人   ▽70代が73人
▽80代が48人             ▽90代が10人
都内で感染が確認されたのは、合わせて6万4752人。都の基準で集計した5日時点の重症の患者は4日より3人増えて111人となり、過去最多となった。

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2021年 1月14日(木)
2021年に入り東京都の感染者数は大きく膨らんでいる。今日現在で、
感染者数 日本 307,855人 世界 92,383,934人
回復者数 日本 233,242人 世界 51,035,513人
死亡者数 日本  4,305人 世界   1,979,316人
世界の感染者数は多分春の内に日本の人口を追い越すのではないか。昨春には全世界人口の半分程度がこのウィルスに対する免疫を持たないと終息しないと予測する人が居た。それが正しいのかどうか。未知のウィルスだから言ってる人も確信を持てていたわけではない。かつての歴史と経験から導き出した推測に過ぎない。でもこの説は当たっているのではないかと思う。

今は高齢者と体の弱い人を優先的に守る医療政策がとられている。でも、医療の崩壊が始まると関係者は突然もっと現実的で過酷なトリアージを考え始めるだろう。その時が来る前に私達は自分の免疫力を高める努力をしておかなければいけないんだと思う。自粛は医療崩壊抑止の為だと思っている。
医療機関はベッド数だけではない、ハードよりむしろソフトが大事で経験のある看護師さんや介護士さんがどれだけ確保できるのか、どれだけの人が現場に行ってあげようという気持ちになってくれるのか、ベッド数ばかりを追う政府やマスコミを見ていると物理的過ぎて人間的じゃないなと思う。

私のマンションのシニアクラブの話は少し動いた。前進ではなく停滞なんだけど停止はしてなかった。私の住んでいるマンションにも実はシニアの仲良しクラブ的なものが最初から生まれていて、新築時から居たのに私がそのことを全く知らなかっただけだった。
自治会の方に中に入っていただき、その会のお世話役の方とお話をした。コロナ禍の為直接顔を会わすことは無く電話だったが丁寧な対応をして下さった。区役所に行った時に気づかなかったのはそのクラブが区に登録をしていなかったからだった。区からは活動助成金が出る代わりに人数や活動頻度や内容を報告し認可を受けるというちょっと煩わしい作業が必要になり、助成金を貰わない程度の自分たちが好きに集う活動を選んだ、とのことだった。

新しいメンバーの勧誘もせず、知り合いやクチコミで入りたい人にのみ門戸を開いているらしい。私にも次回の活動の時にお声がけをしていただけることとなった。マンションができて十数年経つということは会のメンバーもその年分だけ平均年齢が上がっていて、新しい人を多数受け入れることに不安もあるのかもしれない。年齢層を広げて何よりせっかく穏やかに纏まっている会に波風立てたくはないだろう。年を取るほどに冒険より平穏を願う気持ちに自分もなっていく。現状維持を願うお気持ちはとてもよく解った。

ただ、2020年は世の中が大きく動き、活動らしいことは何もできなかったとのことだ。楽しむことより各自が自分を守ることを優先していた。マンションで家族で暮らしている人達は良いのだが独居の方は居ないのだろうか。独りでいることの寂しさ、不便さ、不自由さなどが無ければ良いのだが。
それと緊急時や健康被害があった時の対応は、コンシェルジュ、管理室、防災センター、どこに頼ればいいのだろう。そのサポートは今こそ必要な時期のようにも思うのだが。何かの機会に、何かをしたい、いつ何ができるんだろう、そんな気持ちのまま考えつつ今は待つしかない。

渋ラジの方も今月の外出自粛要請で再度スタジオに行けない事態になってしまった。昨年3月半ばから9月まで放送できない番組は再放送をしてきた。今年も1月8日の宣言後、局内に入るのがスタッフの他に1日数名のみとなった。ほとんどの番組が自宅での録音やズームを使った生放送に変わった。昨年10月から変更されたシニアと電話を繋ぐ隔週の番組も私がスタジオに行けなくなったことで来週からスタッフさんに交代する。この先どうなっていくのだろう、コロナの影響は大きい。

若い人は外に出たくないのに電車に乗って会社に行かなければならない。それはそれで見えない恐怖と毎日闘っているのだと思う。ある程度気持ちを麻痺させないと自分が潰れそうな人も居るだろう。逆に自宅から出られない人は日にちも曜日も忘れてしまうような世の中から隔離された人間と感じてしまうこともあるだろう。息苦しく生きづらい世の中になってしまった。
シニアこそスマホやパソコンでもっと情報のやり取りができる時代にしていかないと。我慢強い真面目なシニア層がいちばんツライ思いをしている。外に出られなくても電話、ネットなどで外の人と触れ合う時間を毎日作らないと、このままコロナ禍の数年が過ぎていくとしたらとんでもないシワ寄せが来てしまうのではないかと心配になる。・・・考えるほど愚痴になる。

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2021年 1月23日(土)
コロナに関して、マスクの正しい着け方、外し方、捨て方の図解説明が毎日新聞のネットニュースに出ていた。絵だと解りやすい。

自宅自粛が続き、自分の番組もスタッフさんが変わって進行してくれていて、自粛を自覚するしかない日々。今の自粛予定は2月7日までだが、そこで終わる気がしない。このままではGW辺りまで覚悟しないといけないかな、と自宅でできる事を考えている。note はそれにはとても良いアイテムとなっている。

今日、身内と電話していたのだが、ネットをしていないという。こんなに便利で家で居ても外とコンタクトがとれる場所を知らないのは勿体ない。でもこれがシニアの実情なんだと思う。取っ掛かりを見つけてもらうのにはどうすればいいんだろう。近くに居て一緒にできればいいんだけど、どんな方法があるのだろう。唯一の互いの交信方法が電話になっている。

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2021年 5月6日(木)
ずいぶん時間が空いた。一見してとん挫したように見えるけど実は水面下で動いている。4月に入り自治会から連絡をいただいた。現在のマンション内のサークルは私が考えていたものとは別ものとして活動が続いていて現状では巻き込んで良いようには思わない。新メンバーを公に募らず近い年齢層での活動をご希望なので、作るとしても別のグループを作る必要がある。こういう時には焦ってはいけない。外はコロナ禍、ゆっくりと時期を待つのがいい。
11月に区役所に行き、12月に自治会の人に話し、1月に現サークルと話しという流れの後4月に自治会の方から連絡をいただいた。とてもゆっくりだが今どきのせっかちな世の中でこんなペースがシニアらしいんだと思う。

早速自治会の担当者さんと会ってお話をした。マスクを着けて短時間というコロナ対応は忘れることなく、顔合わせといっても顔は半分しか見えないんだけど、とても気さくで聡明な方だという印象を受けた。ありがたいことだ。
その時の会話で自治会の他の役員さんの意見もあるしどんなサークルをつくるかも入りたい人の意見を求めることが重要、いろんな方の声を聞きたい、そういう話が出てまずは全戸配布のアンケートを作ることにした。担当者さんが作成、管理人さんがポスト配布をしてくれた。
活動は慌てず6月中を目安に。コロナでもっと長引く可能性もあるし、逆にコロナ中にできることがあるかどうかも意見を伺う。もしかしたら私の手を離れていくのかもしれない。目的は私が中心に居ることではなくサークルが生まれ不便なシニアの一助になることだ。だから、それもいい。

5月末を〆切としたアンケートが集まり、今はその人たちに活動内容についてお尋ねの段階。この先どうなるか進捗状況をプライベートを考慮しつつ書ける範囲で記録していければと思う。
東京は蔓延防止法から一気に緊急事態宣言に突入し、しかも今日明日には延期の判断が下される模様。ウィルスもイギリス株からインド株に注目の種類が変わり医療関係者が悲鳴をあげているという報道が毎日流されている。実際は自分の周りには重傷者や死者が出たという情報は無いのだけどテレビであれほど声高に危険と叫ばれると、できるだけ自分の身を守るしかない。

自粛ばかりだと運動不足で身体機能が鈍って来るのをこの1年身をもって知った。人との会話が減ると脳が不活性化していくように思える。こんな時に行ける場所が有るというのは良いことだ。誰かと関わる時間はとてもありがたいことだ。

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2021年 7月3日(土)
コロナ禍で時間ばかり過ぎていく気もするが、考える時間がたっぷりあるというのは良いことではないかと思う。ボールが坂を転がり始めるとどんどん加速して方向が少しずつ変わっていっても気がつかない時もある。こうして時間を置いてゆっくりと進めるのもシニアクラブらしい。

世の中はワクチン接種が既に始まっている。1日1万人接種を目指しているそうだ。まずは65才以上から。予約すれば家の近くの病院でもできるしこの辺だと大手町の大規模接種会場でも接種できるとのことで2度接種を済ませた人も出てきた。64才以下は来週以降で既に接種券は来ていてネットで予約ができる。16才以上、ついで12才以上という流れらしい。
但し2回目の接種はファイザーは3週、モデルナは4週間後になり、更に効果はすぐには現れないらしい。ということは仮に7月10日に射ったとしても8月上旬までは自らを守る必要が有る・・・らしい。すべての情報にらしいが付くのは情報が錯綜しどの情報を信じればよいのか判らないからだ。専門家の方たちも初めての経験、数学のように答えがどこかに出ているわけではない。どの情報も言い切ることはできない。

ワクチンを射っても罹患しないわけでもない。罹りにくい、罹っても重症化しにくいという理由であって、逆にワクチンの副反応でお気の毒な結果になってしまう場合もあると聞くとワクチンありがたやと単純に嬉しがっていても居られない。それでもワクチンの副反応よりコロナを罹患した時の方が症状も確率的にもマイナスが大きいという政府の言葉を信じて大勢の流れに乗っていくしかない。これが今のコロナワクチンの世の中の状態である。
早く今の状態からもっと穏やかな落ち着いた世の中になってくれればいいなと思う。長引くほどダメージが大きい。就業中の人ばかりではない。家で独りで無口な毎日を送るシニアたちにもその皺寄せは必ず来ている。

6月下旬にまた連絡を受けた。私の知らない所で自治会の方々がまた動き出してくれていてマンション内の広報誌で紹介してくれる話になった。まずは紹介、その次は現状報告。どんな人が集まってどんな事をするかが伝われば興味を持ってくれる人も増えていくだろう。さらに良い提案も出てくるだろう。そうして少しずつゆっくりと動いて行けばいい。横に繋がる糸が有るのと無いのでは気持ちの安定感が大きく違う。横の糸を太めに繋いで広めていければいいと思う。

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2021年 10月25日(月)
今月に入り自治会の担当者さんから連絡が入った。コロナの方は第5波が収まり東京都の新規感染者も毎日100人を切っている。緊急自粛宣言も解除され人々は以前のように街に出ている。マンション内の活動もそろそろ準備を始めても良いのではという話をいただいた。
その打ち合わせ再開が10月20日で、自治会で5月に集めてくれたアンケート結果を基に活動回数、曜日と時間、サークル名称などを擦り合わせた。サークルは自治会の承認を受け補助をいただきながら活動できる形にすることができるそうだ。
11月に自治会の会議の場で申請⇒承認を受けたらメンバー登録
12月から実際にサークル活動開始、となる予定。

その為に今月中に登録を考えてくれている居住者の自宅にサークルの案内と登録申込みの用紙をポストインする。書かないといけない項目を考え案内と申込票の2枚を作ってポストに入れた。これが何軒分戻ってくるのか、そこが問題だ。コロナがまだ不安で集まることが心配な人も居るだろうし、決まった曜日がどうしても自分と合わない人も居るだろう。そうして少しずつ人が減っていく可能性がある。
自治会の細則だと3世帯以上の名簿が必要らしい。それ以上の反応があれば嬉しいのだが、、、。自治会の担当者さんと話したことだが、最初は間口を広く、先ずはマンション内で顔見知りを増やし、挨拶ができ、情報交換ができ、将来的には何か互いの為になる助け合い的な役割を果たせるようなサークルになれればと思う。渋谷区で以前防災イベントに参加した時に覚えた言葉にこんなのがある。「自助」「近助」「共助」「公助」という4つで、マンション内のサークルというのはこの中の「近助」に充たる。昔よく聞いた「遠くの親戚より近くの他人」という諺、すぐに駆け付けられる親しい人が緊急の際の助けになる。シニアにはこの安心感が必要なのではないかと思っている。

以下、渋谷区のサイト、防災関連頁から引用した文章を。
防災・安全自助、近助、共助、公助の連携による防災対策の推進を行っています
災害時に高齢者や障害者等の要援護者の安否確認や避難支援等を円滑かつ迅速に行うための災害時要援護者避難支援プランの作成
老朽化した木造住宅等が密集する市街地の防災性向上のため都市基盤整備を推進

note.公式アカウントより転載

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2021年 11月5日(金)
ポストに投函した登録票が半分以上戻ってきて集計をした。前回のアンケートの多数決で活動日は月に1回、平日(どれかの曜日)午前中と決まり、その日に集まれる人が10名以上登録をしてくれた。登録できない人も仕事などの都合で来られないという人が多かったので人数が増えればもう1日土日辺りで別日が作れる可能性もある。先ずは近日中に自治会へのサークル申請をし承認を受けられたら来月から月イチの活動が始まることになる。
承認後にはマンション内に掲示もしてくれる予定で、案内の配布に気づかず掲示で初めて知る人も出てくると思う。迷っていてまだアクセスしてもらってない人も居ると思う。活動が始まってサークル内の人たちの言葉で少しずつ広がっていくのが理想だ。

先日の投函した書類にはこんな挨拶文を書いた。

ご挨拶>  
皆さま、シニア向けサークルの立ち上げにご賛同いただきありがとうございます。
□□□□□□□では互いに顔も判らずに過ごしてきた人も多いのではと思います。この倶楽部は性別や年齢関係なく会員全てが平等に、みんなでルールや活動内容を決めて相談や協力をしながら楽しく暮らせるきっかけになれば良いと考え、立ち上がりました。
集まる日は月に1度ですが、この倶楽部をきっかけにマンション内で会った時に挨拶したり、ちょっとした立ち話で情報交換ができたりという毎日に変えていけるのではないか。また、個々の会員さんが今までの人生で身に着けた特技や知識を使って活動日以外にも任意で集まり何かできるなら更に私たちの毎日は楽しくなるのではと思っています。そういったことも今後話し合い、この倶楽部をみんなで一緒に育てていきましょう。
皆様これからどうぞよろしくお願いいたします。
 

承認を受けた後はこの挨拶文のような平和で楽しく暮らせるサークルを無事に運営できるよう、暫くはこの事柄を頭の隅に常に置いておきたい。
何が求められているのか。どこまでするのか、どこには踏み込まないのか。すべてサークルの中の人全員でゼロから考え、私はその意見を纏めていく人でありたい。
今回江東区役所で貰ってきた書類を参考にしようと改めて読んでみると助成金の事が出ていた。会員30人~49人、月1回の継続的な活動を3か月以上している記録を基に申請すると毎月17,000円の補助が戴ける。但し会員からもいくらかの月会費を集めなければいけないようで、現段階では人数も会費の面でも規定から外れている。区のクラブ条件からは外れたまま、マンション自治会の補助と協力を得ての運営と当面はしていく。それもまたみんなで考えていこう。

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2021年 12月10日(土)
前回11月5日の記録から1か月でシニアサークルは大きく動き出した。
登録は当初10名だったが締め切り後も何人かから連絡をいただき結果13名で第1回の活動日を迎えることになった。お仕事の都合で土日しか参加できない人は今回は登録を待っていただいた。会の進め方は自治会担当者さんと一緒に考えている。希望者は20名以上居てくださり、ポスターを貼ればもっと増えるだろうという話も出て実際にポスターの原案も作った。だけどコロナ感染により会場が10名基準となった為、今以上に人数を拡大することは一旦中止し時期をみて改めて募集をかけようという話に変わった。

今のメンバーでの活動方向が定まってきたら土日の時間帯も増やしても良いのではというお話を自治会の方からは聞いている。ただ、コロナでいろんな制限も付いているので先ずは今の人数での活動をきっちりと固めていくことが大切だと思う。会場の人数制限、食品の持ち込み禁止、飲料もお茶かお水でしかもペットボトルか水筒、個人で飲みたい人が自分の分だけ持って入ることになっていた。入る時に手指の消毒も必要。逆に言うと正直この人数で良かったんだとも思う。この状況をありがたく受け留め、この波に乗っかっていきたい。

では、この数か月間の記録を。
まず、集まった登録票が最低人数の3人を超えたのでその人たちの名前を列挙した申請書を自治会議事会に出席して提出 ⇒自治会よりサイクル立ち上げの承認をいただく ⇒サークル運営年間予算(要領収書)の承認をいただく ⇒承認案内をメンバーに配布 ⇒会場の予約と名札などの備品調達 ⇒第1回案内書をメンバーに配布 ⇒第1回のサークル活動
第1回案内書には ◇サークル名の確定 ◇活動日の確認 ◇サークルの目的と進め方 ◇全員の自己紹介 ◇何をしたいか ◇今後の進め方 という項目を記し、この項目に合わせ進めた。

初回は正直、方向性という意味で言うとあまり結果が見えなかった。というのは顔も年代も今までの経歴も趣味もまったく知らない同士のいきなりの顔合わせだったから。そこを進行の自分がきちんと進められたかと考えると足りない部分が多々あったと思う。特に ◇何をしたいか ◇今後の進め方 の2点に関しては意見を出していただくこともできず結果が見えなかった。ただし、全員の話を聞いてその「人となり」をそれぞれが感じることができたことは1つの「プラス」だったのではと思う。足りなかった部分は今後修正していくことが大切。最初から完璧はありえないし、私が考えたことが正解とも限らない。私は引っ張る人ではなく纏めていく人に徹したい。

サークルに入ったからと言って毎月必ず顔を出さないといけないわけではない。来られる人が来る場所で良い。来たり(別用があれば)来なかったりでいい。ということで、クリアファイルをやりとりのツールにした。毎回、案内書を作ってクリアファイルに挟んでポストインする。次回欠席の人は私のポストに前日までに欠席のメモを挟んで入れておいてもらう。出席の人は当日持って来てもらう。同じマンションの住民だからこその単純明快なシステムが生まれた。
今月も早速欠席者が居るが皆生活があるからそれは当たり前。なら、休んだ翌月も行きやすい場所にしていかないと。義理や惰性で行く場所ではなく、行きたい場所にしていかないといけない。

今月参加のメンバーも性別、年代、家族構成など様々だ。その人(環境)によりできること、不自由なことが違ってくるだろう。具体的な生活上の問題点がそれぞれ違うのでサークルに求めるものも変わってくる。全員に100%の満足は無理だけどみんなで意見を出し合ってパーセンテージを上げていこう。初回の反省も含めて次回案内書を作りたいと思っている。次回案内書は年明けポストインの予定! 1月の活動を今月以上のものにしたい。

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2022年3月5日(土)
サークルの第1回を無事終えて年を越した。その後は毎月1回の予定だったがコロナ禍東京の新規感染者数が下がってはまた上がってで落ち着かず、サークルの人たちと相談の上、1月は実施、2月はお休み、3月は実施と決まった。
月に1回、2時間という決まりでどんな過ごし方をするかを決めずにみんなの意見を聞きながらその方向性を定めていくことにしたのだが、同じマンションを選んだ人たちという共通の根っこが有り、年代の縛りも有る為トラブルも起こらず今のところ進んでいる。

この記事を書いていることはサークル開始前に自治会の方には話したけど、サークル内ではまだ話していない。なのでみんなの同意を得る前に個々の詳細を書くことができないが細かなキーワードは現れてきた。
「スマホ」「かかりつけ医」「ワクチン」「防災」「運動」「近所のお店」などに関する話が盛り上がった。スマホに関してはサークル内でLINEのグループができ集まる日以外でも会話や情報交換ができるようになった。

美味しいお店を紹介しあいお天気のよい日はそこを目的に散歩もできそう。コロナ禍運動不足にならない為に、別日に月2回ヨガを教えてくれる人がサークル内で出てきた。スマホなどの通信機器に詳しい人も居たからLINEで話せるようになった。その他にも英会話ができる人、手芸が得意な人も居て、どの方も人生経験の長いシニア世代だからこその高い経験値が垣間見える。私は自分の得意を聞かれたらすぐに答えられないけど一応今のところ会の司会進行を仰せつかっている。それと、wordを使ってのサークルの案内書なども発起人としてそのまま作成している。

集う皆さんからは最初は何にもできないという言葉を聞くのだけど話が親展していくと人に教えられる「何か」を持っている人ばかり。世の中は年齢が行くとこういう第一線で活躍していた人たちの能力に蓋を被せて眠らせてしまってるのではないか。もしできるならこのサークルをもっと発展させて将来小中学生に何かを見せたり何かを教えながら一緒にしたり、そんな事も夢ではないかもしれない。勿論今は目の前のことだけで懸命な時期だけど可能性だけは目いっぱい広がっていそうだ。


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