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日本の当たり前は世界の特別


日本の美


『野仏がある日常の風景』

野仏と呼ばれる石仏(お地蔵様、馬頭観音、道祖神、庚申塔、山神、お水神・・等々)は京都だけでも数万体あると言われています。

では、全国にはいったい何体あるのでしょうか?

その数は誰も数えたことはないそうです。

「数えきれないほどの数」というのが正解でしょう。

アジアの他の国でも石仏はありますが、日本と違って基本的に寺院のような特別なところにしかありません。
それが、国状の変化によって破壊されたりして益々減少傾向にあるようです。

つまり、日本は世界に比類なき野仏の多い国です。

日本の野仏には様々な意味と役割がありますが、簡単に言えば「守護」と「地鎮」です。

「日本は無数の野仏に守られている国」とするならば、納得できることが多々ありますね。

「日本の当たり前は世界の特別」だということを、再認識すべきだし、子供達には教えて欲しいですね。

この特別が日常の国、日本。
改めて素晴らしいと思いませんか?

これは、英国人のヘンリー・S・ストークスやフランス人のクロード・レヴィストロースが同様に称賛する『比類なき国、日本』を表す一例に過ぎません。

日本人はもっと「自国肯定感」を持つべきでしょう。


#和文化デザイン思考 講師
成願義夫


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