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他人の生き方を尊重しないと、自分の生き方を尊重してもらえない。

フリーランスになって気をつけなきゃ、と思っていることのひとつ。

それは、「フリーランスが一番」というエゴにとらわれてしまうこと

上司がいないし、通勤もいらない、無駄な会議もない。あぁ、最高だ。フリーランスは、なんて素晴らしい働き方なんだ!

って思ってしまった時点で、おそらく僕の頭に落雷が降り注ぐだろう。「会社員でも楽しくやっている人は、五万といる。なのにフリーランスが最高とか言うな!」という怒りの声だ。

これは、否定する余地がないほどまっとうな意見。ただし、フリーランスの生活に安住しきっていると、どうしても他の働き方に違和感を覚えてしまうことがある。

「こっちに来れば、もっと自由な道が待ってるかもしれないよ」

こんなお節介が働いてしまうときもあるけど、結局それは、お節介じゃなくて"迷惑"だ。

人には人の乳酸菌。

ならぬ、人には人の働き方がある。

フリーランス is BESTだと思っている人もいれば、会社員 is BEST、派遣 is BESTと思っている人もいる。

ひとつの選択肢だけに凝り固まってしまうのは視野が狭いとは思うけど、だからといって「こっちの働き方が一番良い!」と外野がワーワー語るのはお門違いだ。

特にフリーランスは、まだまだ市民権が得られていなくて、「会社員(正社員)が最高」という風潮が根強いけど、そこに敵意をむき出してもフリーランスに対しての厳しい目が一層強まるだけ。

認めてほしければ、まずは相手を認める。

これは外交の基本みたいだけど、まさに「働き方」でも同じことがいえる。

他人の働き方を尊重しなければ、自分の働き方を尊重してもらえない。

自戒の意味も込めて、この言葉を常に意識していこうと思う。

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