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人生で初めて走りきったこと

ちんちん。


私は42で、子供の頃はボンボンとして育ち、私立の中学校・高校に行き大学へも行った。

バブル崩壊により、途中から親はキツそうだったけど、大学まで卒業させてくれた親には感謝している。


ただ、中学受験・大学受験はめちゃくちゃがんばったけど、「100%望んで自分からがんばったこと」ではない。


自分から望んでがんばったことといえば、高校で入ったサッカー部とフットサルだろう。

高校サッカーは早々にあきらめた。


フットサルは途中であきらめて、「自分が望んでいはいなかった」形ではあるが、現在進行形でがんばっている。


初めて就職した職場でも、その後の職場でもサボりながらもがんばってきた。


でも「100%望んで自分からがんばったこと」なんて今まで一度もない。


そんな私も親になり、娘が入ったサッカーチームのコーチとして6年生以上がんばった。


「自分の子供がいる」

のが最大の理由だろうが、サッカーのコーチは「100%望んで自分からがんばった」
と胸を張って言える。


もちろん失敗もたくさんあった。


失敗の方が多かったんじゃないかな。



そんな中、「私が信じているもの」が報われた瞬間もあって。


最後まで全然勝てないチームだったけど、100%望んで自分からがんばった。


最後の最後に結果も出たし。


娘や選手たちには「一番伝えたかったこと」は、確実に伝わったと感じる。


「世界一のチームだったと胸を張って言える」と卒団式で、選手たちに伝えた。


危うく泣くところだったけどなんとか耐えて、選手たちからコーチへの言葉では多くの選手たちが泣きながら必死にメッセージをくれた。


泣きすぎて何言ってるかわからなかった子が多かったけど(笑)


気持ちは十分伝わった。


そんな卒団式を2021年3月末に迎えて一区切になったけど、「チーム事情で私が行かなければならない」のが今日まで続いて。


今日、やっと終わった。


性格的に「とっとと次の環境でがんばりたい」と思う私にとっては、なかなかきつかった。


それでも娘の前所属チームには感謝しているので、最後まで「100%望んで自分からがんばった」と言える。



たぶん、「100%望んで自分から最後までがんばった」のは人生で初めてだ。


42にして初めて。


超きつかったど、初めてつかんだ経験と自信。


それを武器にして、突き進んでいくだけだ。



今はサラリーマンだけど、近い将来に独立したい。


サッカーコーチをしながら全国をめぐるのも良いし、自分のチームを持つのも良い。


「100%望んで自分からがんばった」経験をするのが遅すぎた気もするが、これからもがんばりたいと思う。


100%真面目じゃん。


ちんちん。



まぁ、ええやろ。←バリバリの関東人

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