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東京在住、出身は関西圏。 本は読みたいがなかなか時間が取れないのが悩み

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劇団と遺族の合意について

2024/3/28 22:17 「娘は弱かったわけではない。酷いパワハラの中でも笑顔で舞台に立っていた」遺族談話全文 無かったことにされなくて本当によかった。 こうやって人が亡くなって、弁護士を使ってマスコミも巻き込んで働きかけないと動かない劇団。当初はパワハラは確認できなかったと強弁した劇団。今まで96期生の裁判や音高生の飛び降りなどがあっても態度を変えなかったと言われても致し方ない劇団。(不文律の見直などを行ったようですが) 今回の件で変わってくれることを切に願いま

    • 大谷選手の報道への違和感

      違法賭博めぐり “大谷と一切接触なし” 賭け屋の代理人弁護士2024年3月26日 21時39分 違法賭博めぐり “知らないうちに第三者が高額の送金 可能”2024年3月27日 14時21分 知らないうちに送金が可能という見方をアメリカの銀行関係者が示したって、どんだけ大谷選手寄りな報道か。 いつもの他の人へは推定有罪と思える報道姿勢を取っているように感じるが、今回はどうしたんや。。 国民がネガティブな報道は見たがらないから?どうにも違和感が残る報道姿勢でした。

      • 【メモ】『子どもが体験するべき50の危険なこと(Gever Tulley, Julie Spiegler著 金井哲夫訳)』

        美園さくらさんが勧めていた本。 面白そうだと思った実験と注意事項 ・【9ボルト電池をなめてみよう】 ・【パフォーマンスに挑戦しよう】  → 1. 芸を準備する。自分に何ができるかを考え、少人数の前で練習する。衣装はどうするか。小道具は必要か。街頭に出る前にしっかりと準備しておこう。  → 2.宣伝する。芸の内容がよくわかる「看板」を作る。例えば、「あなたを褒めまくります。寄付歓迎」とか「あなたの顔を5秒で書きます。1枚10円」といった具合。  → 大昔から今に至るまでずっと

        • 【メモ】『逆資本論(井上純一)』

          <アウトライン><あらすじ><1行まとめ>地球温暖化を止めるには、グリーンニューディール政策 <以下気になったこと><資本主義と共産主義のいい点、悪い点> <気候変動>  → 火発はダメだから再エネという論調だが、原発でよくね?なんのために人形峠での採掘やめてると思ってる?あと、量の問題を一切語ってなくない? → ほんまかいな。耐障害性は?有事の際は?なんで世界で100%再エネの電源構成の国がないの?  → 日本は1.93。アメリカは?と思って表を探しても載ってい

        劇団と遺族の合意について

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          2本

        記事

          【メモ】『イスラム教の論理(飯山陽)』

          まえがき第1章 イスラム教徒は「イスラム国」を否定できない 「イスラム国」のイスラム教解釈は「正しい」 カトリックの聖職者にもいいイメージがないなぁ。 穏健派と過激派のグラデーションかつ、穏健派が主流なのは救いではある。  穏健派法学者と国家権力の癒着 神の法と人の法があるという世界観。  「イスラム国」の人気は「過激派組織」だからではない 第2章 インターネットで増殖する「正しい」イスラム教徒 「なぜインドネシアのイスラム教徒は「過激化」したのか  SNS戦

          【メモ】『イスラム教の論理(飯山陽)』

          【メモ】『英語力を上げる実践勉強法(石井辰哉)』

          人に勧められて読んでみた。読了まで20年かかったけど。 私が英語初学者の時には、全然ピンと来なかった。読んでも読んでも脳みその上をツルツル滑っていく感じ。 ただある程度学習が進んだ今読んでみると、「至極真っ当なことを書いているな。」以外の感想が出てこない。 シャドーイング、ディクテーション、前から理解する。など一般的に言われている有名な練習法が書かれているし為になる。ただし、教材などは自分で用意する必要があり、本書だけで英語学習を進めていくのは非常に困難。 そういう意味

          【メモ】『英語力を上げる実践勉強法(石井辰哉)』

          【メモ】『SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること(佐藤智)』

          useddipoketで紹介されていたので発作的にポチってみた。自分の地頭についての振り返りもできるかなとの思いもあり。 気負わずに3時間ぐらいでさらりと読めた。 1章 自発的に学び続ける「頭のいい子」・子どもに問題を教えたあとにかける言葉は? ・教えたそばから忘れる子どもにイライラしたら? など 2章 国語ができる子になる習慣・読解が苦手な子にどうアドバイスする? ・自分の考えを表現できるようになるには? など 英語にも応用できる考え方だよな。 最近論文書いたり

          【メモ】『SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること(佐藤智)』

          【メモ】『米国つみたて投資(太田創)』

          米国インデックス投資、複利の効果、などいわゆるインデックス教についてだった。ZOOM飲みで友人のI氏に勧められて読んでみたが、中身についてはリベ大で耳タコなぐらいに聞いているので、特に新しい知見はなかった。 (リベ大の動画は最初期の動画から全部1.5倍速で全部聞き流したので) 第1章 なぜ資産運用が必要なのか?私たちの「貯蓄額」 期待できない退職金 50代以降もお金は貯まりづらい 増える社会保険料 増えない給料 老後のお金のリアル もし30年後に3000万円の資

          【メモ】『米国つみたて投資(太田創)』

          【メモ】『モリー先生との火曜日(ミッチ・アルボム)』

          グレートギャッツビーとかそういった話の流れだったか、2022/09/10にオンライン英会話の先生に勧めてもらったから、とりあえずポチッていた。 ずいぶん積読になってしまっていたがようやく読了した。 読み終わって思うのは、愛(というと軽い気してしまうので、人にどう伝えるかは難しい。)大事だよね。 死を目の前にすると、損得なく時を共有してくれる”家族”の大切さに気付くんだな。(ちなみに死を前にすることなく気づかせてくれるのが本書。) モリーはALSを患っている。ALSと聞いて「

          【メモ】『モリー先生との火曜日(ミッチ・アルボム)』

          【メモ】『賢明なる個人投資家への道(かぶ1000)』

          基礎編① お金の本質を知るこの本が書かれたとき2021年12月はまだデフレだったのかもしれないが、今読むと全く白けてしまう。 今はデフレだけど、不動産価格と株価はインフレしていると。 デフレならまだしもインフレになるならお金の価値は下がり続ける。 ゆえにインフレに強い株を買った方が良い。 という結論ありきの話のように感じる。 ニクソンショックで「兌換紙幣」から「不換紙幣」になったからインフレは宿命づけられていると。 ならば我々はいつかツケを払わされるのではないか? ◎お金の

          【メモ】『賢明なる個人投資家への道(かぶ1000)』

          【メモ】『あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた(Alanna Collen (原著), 矢野 真千子 (翻訳))』

          プロローグ 回復はしたけれど序章 人体の九〇%は微生物でできている私たちは微生物と共に進化した 人体は微生物生態系に満ちている 第1章 二一世紀の病気健康向上に寄与した四つのイノベーション ヒトにとって「ふつう」でないことの急増 二一世紀病を疫学的に問うてみる 第2章 あらゆる病気は腸からはじまるカロリー計算で体重コントロールはできない 微生物が引き起こす消化器系のトラブル エネルギーをどう吸収するか エネルギーをどう貯蔵するか 第3章 心を操る微生物遅発性

          【メモ】『あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた(Alanna Collen (原著), 矢野 真千子 (翻訳))』

          【書評】『言ってはいけない 残酷すぎる真実(橘玲著)』

          結論見返し、扉の部分に書かれている以下が全て そもそも本書を読んでみようと思ったきっかけは、両学長リベラルアーツ大学の動画で紹介されていたから。 不愉快だけど人は平等ではない事を知りたい場合は読んでみると良いと紹介されていた。 二宮金次郎はじめ世の中には努力で勝ち取った成功者の美談は溢れており、誰もが努力することによって成功できる可能性があることに疑いを持つ人は少ないだろう。少なくとも本書を読む前の自分はそうだった。 この本は、「人は平等ではない」「努力は遺伝に勝てない」

          【書評】『言ってはいけない 残酷すぎる真実(橘玲著)』

          【書評】『「トランプ時代」の新世界秩序(三浦瑠麗著)』

          はじめに中国、ロシアの本と読んできて、次はアメリカがどういう国か知りたくてこの本を読んでみたが、そういう意味では全くの期待外れだった。 特に根拠等のデータを示さないで進んでいくので、全然腑に落ちない。 <まえがき>P3 まえがき こうした切り口から、本書では現地取材を交え、アメリカの内部に分け入って解析していきたいと思います。そこから見えてくるものは、勝敗という結果を超えた時代の要請であり、常に民主主義で民意を更新しようとするアメリカの力強さです。 実は、私たちはとても重

          【書評】『「トランプ時代」の新世界秩序(三浦瑠麗著)』

          【書評】『現代ロシアの軍事戦略(小泉悠著)

          はじめに本書を読む前の戦争のイメージはWW2のような大規模総力戦でしたが、、、 ・最新の戦争の形は「ハイブリッド戦争」 ・流行とは別に「最終的に勝敗を決するためには正規地上軍による決定力」が重要 ということがよくわかった。 非常に読みやすいかつロシアがどう考えているかが分かる良い本だった。 日本について同様に論じている本があれば読んでみたい。 内容についてはじめに ―― 不確実性の時代におけるロシアの軍事戦略 第1章 ウクライナ危機と「ハイブリッド戦争」  1 NATO拡大

          【書評】『現代ロシアの軍事戦略(小泉悠著)

          【書評】『「米中経済戦争」の内実を読み解く(津上俊哉著)』

          はじめに中国とはどのような国か知りたくて本書を読んでみた。 津上俊哉氏を選んだのは「国際政治チャンネル」をみてバランスよく人柄良さそうだったから。 内容について・(著者の専門とは異なる)政治関係が1〜5章 ・(著者の専門の)経済関係の分析が6〜9章 分量は前後半で同程度。 これを書くと身もふたもないが、本書の冒頭15ページに著者の意見は集約されている。後の全9章の内容はその根拠として読者が腹に落とすためのデータだった。 前半の1〜5章 本書が書かれたより後のイベントであ

          【書評】『「米中経済戦争」の内実を読み解く(津上俊哉著)』

          【感想】『/the social dilemma』(Netflix)

          1.導入・2020アメリカ大統領選関連で教えてもらった ・ドラマかと思ってたらドキュメンタリー映画だった ・若干Nスペっぽい 2.『The social dilemma』について ・元Tech企業(Facebook、Instagram、Google、Youtube、Twitter、Pinterest)の役員、従業員へのインタビュー形式 ・11歳の娘アイラ、大学生の男子ベン、大学生の姉レベッカ、両親が出てくる架空の家族のドラマを挟み込む形で進行 ・SNSの光と影と仕組みと社会

          【感想】『/the social dilemma』(Netflix)