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私は「私のこうありたい」を諦めない

こんばんは。
絶賛職探し中の24歳です。

今月頭に、人生初の会社員生活が終わりを迎えました。(詳しくは前回のnoteをご覧ください)

今は在宅でできる業務委託の仕事をしつつ、また会社への転職活動をしています。

会社員になってからの心境を色々とnoteに綴ってみて、もちろん日本の組織に対する違和感や自分との合わなさは感じました。
でも、だからと言って全てが駄目と投げ打ってしまうのもなんだか違う気がして、もう少し頑張ってみようと思います。

時間に余裕ができて、色々と気持ちを整理できたので、今回の私の働き方に対する考えをちょっと書いてみようかなと思います。

もし、たまたま誰かがこのnoteを見た時に「そんな考え方もあるんだなあ」って思ってくれたら嬉しいな。


会社員もフリーランスもあくまで手段

SNSでフリーランスって言葉をよく目にするようになったのは、コロナ禍かなと個人的には思っています。

日本ってまだまだ会社員の割合がほとんどだし、会社員以外は良くないみたいな評価されがち。(こういう世間の価値観嫌い)

だけど、会社員もフリーランスもフリーターも全部働き方のうちの1つでしかなくて、自分に合った働き方を選択できていたらそれでいいと思うんですよね。

私の社会人としての経歴は多分普通とはちょっと外れてて、こんな感じ。

20歳 短大卒(専攻は英語)
20歳〜22歳 フリーター(学童保育と保育園のWワーク)しながらデザインの勉強や副業
22歳〜24歳 フリーランス(営業代行、イベント運営、デザイン、動画編集、ブログの記事作成など)やりつつ、週3〜4日は都内の託児所勤務
現在 転職活動ののち一般企業に正社員として入社したが、退職

職務経歴書としては赤点の出来だと思います(笑)

実際、転職活動中は短期離職が多いことから、入社後の定着率に懸念という点で選考を落とされることがほとんどでした。

「やりたいことをやろう」とか、「私らしく」とか本気で思ってる?

近年街を歩いていると目に入るCMだったり、SNSの広告だったり、いろんなところで見かける言葉。

「好きなこと、やりたいことを仕事に」とか「私らしい働き方をしよう」とかそういうの広告打ってる人のうち、どれくらいの人が本気でこの広告を見た人が、こんな生き方を体現して欲しいって思ってるんだろうって思うことがあります。

私は学校で学んだことから、これまでやってきたことに一貫性がないことは自覚しています。
それでもその時にやりたいと思ったことに全力で取り組んだし、迷ってる時間が無駄だからとにかく自分の答えを見つけるために動いてた。

だけど、転職活動をしていると、それはマイナスな評価をされる。

自分の時間を使って生きているなら1秒だって自分の時間は無駄にできないし、私は賢くないから先のことを見据えてコツコツ計画的に効率的にってやっていくのも上手くできないってわかってる。
唯一行動力だけはあったので、色々動いて試してを繰り返して、「私がどう生きたいか?」を探究するしかなかった。

だけど、私の職務経歴書は赤点で、社会の「当たり前」とか「普通」から外れた人が出来上がった。

でもね、普通から外れてしまった私だけど、それをマイナスには捉えていません。
社会の不特定多数の他人が私をマイナス評価したとしても、私の大事な人たちはちゃんと私を大事にしてくれるから。

キラキラしたフリーランスなんていない

私が会社員という働き方にもう一度挑戦したいと思う理由の根幹はきっとこれで、またフリーランスでやっていく自信がないし、やりたくないから。

フリーランスを2年間やって分かったこと。
SNSで見るような、毎月海外旅行!豪華なホテルで食事!仕事場は海の見えるカフェ!みたいなキラキラフリーランスはいないということ。

実際にはそういう生活をしている人もいるとは思うし、実際に私もフリーランスの頃はカフェが仕事場だったり、1ヶ月ホテル生活をしたこともありました。

もちろん周りのフリーランス仲間で旅しながら働いてる人もいたし、毎月海外に行ってる人もいたけど、その裏でめちゃくちゃしんどい思いをたくさんしてるのを知っています。

業務形態にもよると思うけど、私がフリーランスとして収入が安定しだした時期は、主に起業家さんや個人事業主の方の手の回らない業務を請け負う何でも屋さん(かっこよく言えばSNS秘書)のような働き方をしていたので、24時間365日仕事の連絡は来るし、リフレッシュしててもふとした時に抱えてる仕事がちらつくし、常にクライアントのメッセージに対応できるように通知が気になって仕方がなかった。

パソコンとスマホがあれば仕事ができるという状況は、逆にそれが仕事の全てを担っている訳で、独立して1年目はスマホを少しでも手放すのが怖かったから映画館に映画を見に行けなくなったし、大好きだった推しの舞台も封印していた。

私の独立のきっかけは営業代行の仕事を始めたことだったので、ひたすら目標を追って数をこなす日々が最初は続いた。(期間は1年弱くらい)

睡眠時間を削って夜中の2〜3時まで仕事をしたり、収入が安定しなくて金銭面での負担を抱えたり、精神的にも肉体的にも辛くなってメンタルが安定しなかったり。

メンタルが安定しなくてもお金は稼がないといけないから、周りの人の支えもあってなんとか頑張って、でも売上がたってもまたすぐ次の目標を追わないといけないみたいなことも全然ある。

2〜3ヶ月に1回は限界がきて泣いてて、その度に立ち直ってを繰り返してたのでおかげでメンタルはだいぶ強くはなった(笑)

今では全部いい思い出だけど、フリーランスでキラキラしてる人はそう見せてるだけで本当に大変な思いはきっと何度もしてるし、それを乗り越えた強さがある人しか続けられない世界なんだって実感しました。

私の思うフリーランスを続けるために必要な軸

これはあくまで私の自論でしかないけど、フリーランスを続けていくには、この2つのうちのどちらかがないとダメなんじゃないかなって思ってます。

それがこの2つ。

① お金に対する執着
② 自分の持っているスキルに対する執着

まず、お金に対する執着について。

会社員は安定しているけど、もらえるお給料に天井がある。
フリーランスは不安定だけど、稼ごうと思えばどれだけでも稼げる。

転職活動を始める前に収入について考えたとき、月30万円あったらいいなって思ってたんですよね。
フリーランス2年目以降安定的に収入が入るようになってからは、月20〜30万円程度が私の実際のお給料でした。

もちろんもっとお金が稼げればやりたいことも制限なくやれるし、旅行したり、欲しいものを値段を気にせず買えたりするし、できることは増えるけど、もっとお金を稼ぐために働きたいっていう感覚が生まれなかったんです。

お金がないと生活できないから最低限の収入は欲しいけど、お金を目掛けて仕事をしたい、お金の山に登りたいってって思わなかった。

次に、自分の持っているスキルに対する執着について。

私はフリーランスの方の割とスタンダードな型としてある、自分で集客をしてサービスを売って、コミュニティを作ってみたいなやり方に全く憧れがありません。

そもそも、売りたい自分のサービスやスキルがないからです。

例えば、フリーのWebデザイナーさんだったら、そのスキルの専門家なわけで、そのスキルで一生食うって決めた人な訳です。

私はYouTubeやリールにあげるくらいの動画なら編集できるし、簡単なブログ記事を書けるライティングスキルや、チラシや営業資料を作成できるくらいのデザインスキルはあります。

でもそれらのスキルはあくまで、好きな人(クライアント)の役に立ちたいと思って身につけたスキルで、絶対このスキルで稼ぎたい!って思えるものがなかったんです。

フリーランスを続ける理由も特にないし、それならもう少し冒険してみよう!と思って、思い切ってフリーランスを辞め企業に勤める選択をしました。

どうやら、書くことが好きらしい

会社に勤めて、そして離れてみてやっと最近見えてきたものがあります。

会社に入社してから頻繁に書くようになったnote。
もともと何か思ったことがあれば都度自分の考えを書き留める日記のようなものだったのですが、思ったことを書き出す頻度が増えたら、不思議と調子が良かったんです。

書くこと私の最大のアウトプットなんだなって思いました。
そして、私は書くことに対してストレスが一切かからないなって。

自分の気持ちを表現できる場所すごく好きだし、正解がないものを創作するってすごく自分に合ってるなって感じるようになりました。

思えば、小さい頃から漫画、小説、歌詞、曲なんかをオリジナルで作っていました(笑)

小説や演劇、音楽が好きなのも表現されたものに触れてる時間が心地よいからだなあと。

そしたら急に、「書くことはこれからも続けたいなあ」と思いました。

それが仕事なのか、趣味なのかなんでもいいけど。
きっと書くことは嫌にならないだろうなって思ったんです。

やりたいことよりも、これは嫌を明確に

前職を経験したことで「この要素があると続けられない」ってことがいくつか明確になりました。

例えば、一日中座って黙ってデスクワークは苦行だし、チームプレーも基本的には苦手。とか(笑)

やりたいことはまだ分からないけど、これは嫌!が沢山分かったのは大きな収穫だなあと思います。

もし次の会社に入れたなら、続けれる仕事がしたいと思ってるんです。

やりたいことって結局、継続した先に「これ続けてもいいかも」って思えるようになるものだと私は思っていて、ただ何かを継続するには「辞めずに続けられる状態」を作り続けることが必要不可欠なのかなと。

もちろん辞めない理由がないから続けられるの先に、これが好きとか熱中できる!って状態で勝手に続けれる、になったら一番いいなあとは思います。

今まで短期離職が多かったのは、結局熱中できずに辞めてしまっているからで、これで尖っていきたい!みたいなものがいつかは見つかって欲しいなって、やっぱりどこかで思うんですよね。

何かに夢中な人ってかっこいじゃないですか。

私も次こそは、夢中になりたいんです。

人間は2つか3つ武器を持ってたら最強らしい

昨日初めて行った美容室で、担当してもらった美容師さんに教えてもらいました。

人間って2つか3つ武器を持ってたら最強なんですって。

私の武器ってなんだろう?って思ったら、比較的いつもニコニコしてるとか、素直とか、おしゃべりとか、行動力とか抽象的なものしか浮かばなくて(笑)

20代も半ばに近づいたところで、キャリアプランどうやって作る?って結構考えてみたけど、とりあえずまだやってみたいことを兎に角やってみて、自分がどう感じるかなのかなあって思います。

短期離職を繰り返し、やっと採用されて、せっかく入社した会社も1ヶ月で辞めてしまったので、職務経歴書は赤点どころかもう0点かもしれません(笑)

でも、こんなもんじゃないって思いたい。

私は頑固で諦めが悪いので、とりあえず今一番やってみたいことに向き合えて、会社のビジョンや価値観っていう、木で言ったら"根っこの部分”がいいなって思える場所に行きたい。

夢中でワクワクして、私のなりたい私を探求し続けながら生きていきたいって思うのです。


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