感謝の記録

2023年11月。私は仕事に行けなくなった。
正確には10月ごろから少しずつ行けなくなっていた。

頭痛に目眩、布団から出たくない、家から出たくないと言う気持ち。
そして「死にたい」と言う心の叫び...
その思いが次第に強くなっていき、11月には限界が来てしまった。

そんな私を救ってくれたのは職場の上司であるKさんだ。
体調不良が続いていると相談した日、Kさんは「しばらく休もう」とすぐに言ってくれた。
私はずっと休みたかったのだと思う。でも他人への迷惑を考えるとそんなことは到底できなかった。
そんな私の背中を押したのはKさんだった。

大丈夫、心配しなくて良い。
あなたの体調回復が最優先だ。
少し休んだくらいで、今までの頑張りが消えるわけではない。
みんなで支え合ってやっていけば良い。
今日は相談してくれて本当に良かった。

数々の言葉が私を安心させてくれた。
安心からか私はたくさん泣いた。

そのまま管理職への相談も一緒に来てくれて、そのまま私は休職に至った。

私はこの日の出来事を今でも鮮明に思い出す。このやりとりは一生忘れないと思う。
あの日、相談に乗ってもらえていなかったら、「死」の選択を選びかねなかったと思う。

苦しさから解放させてくれたKさん。
あなたは命の恩人です。
元気になったら、私と同じような状況にある人を絶対に救ってあげられる人でありたい。

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