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行く先々に又吉さんがいる

元々ピースの又吉さんが好きなのだが、最近、好きになるアーティストの所にことごとく又吉さんがいる。

「くるり」にハマってYouTubeを見ていたら、又吉さんがファン代表としてコメントを寄せていた。

「銀杏BOYSいいな」と思い、見たMVの2つ目に、又吉さんが出てきた。

又吉さんの「東京百景」を読んでいたら、くるりのライブの描写が出てきて、
"「靴ひもほどけたから待ってな」と言って、靴ひもを結び直す姿が最高に信用できた。"

と書いてあって、「信用って言葉、わかるわー。なんか、なんにせよ、"ほんもの" が好きなんだよなぁ。」
と、勝手に深いところで共鳴できた気分になった。

私は歌手を名乗っているくせに、全然音楽を聴いて来ず、最近やっと、「くるり」から芋づる式に色々なアーティストを聴き出した。

そして、「これはっ!」と思うアーティストのところにいつも又吉さんが待ち構えている。
(実際はまだ2組だけど)

私は又吉さんが好きなので、「きっと気が合うんだな」と、ひとりで喜んでいる。

余談だけれど、最新作「人間」を読み終わったとき、私は泣きながら、又吉さんに手紙を書こうと思った。
そして結婚を申し込もうと思っていた。
何かしらのプレゼンを頭の中で組み立てていたと思う。

今はその感覚はもう持ち合わせていないのだけど、相変わらず好きだ。

今、又吉さんと武田砂鉄さんが書簡のやり取りをするという内容の、「無目的な思索の応答」を読んでいる。

その本の帯には、「ここでしか書けない」「言葉の在庫を解放した」とある。

まさにこの、「行く先々に又吉さんがいるんだよー。私たち、きっと気が合うんだなぁ」という話を、どこでしたらいいかわからなかったので、この記事を書いた。

この本も、やっぱいい。
やっぱり、ほんとうのことを表現しようとしている人が好きだ。

・本「無目的な思索の応答」

・又吉さん出演MV「GOD SAVE THE わーるど」/銀杏BOYS

・くるりのYouTubeに出る又吉さん

(追記)
星野源さんの「働く男」という本を読んでいたら、又吉さんが対談相手として出てきた。

「私は又吉直樹を引き寄せすぎる」というラノベが書けそうだ。

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