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「荒らしはスルー」したいものの…



個人的な意見ですが、クレーマーに屈する社会とは、言い換えればまともにコストを払っている大多数の一般人(非クレーマー)が損をする社会なんですよね。

例えば、家族連れのクレーマーがどっかの飲食店に入ってゴネて、「子供が可哀相だろう!(だから何か寄越せ!)」とケチをつけ、お子様ランチのオモチャなり、ちょっとしたデザートなりを「サービス」として提供されたとしましょう。

これ、店からしたら、下手にクレーマーに暴れられて設備が破壊される・店員が対応で拘束される・通常の営業が出来なくなるといった実害を食らうよりは、適当なものを与えて大人しくなって貰おうという「損切り」で、確かにクレーマーが暴れて店と従業員が被る損失を考えたら、クレーマーのイチャモンを聞いてやる方がまだマシですよ、という判断で、決して店側が責められるべき判断では無いものの、通常のコストを支払って店を利用している側からしたら、何か損をしている様で「何だかなぁ……」となる、というのが正直な所です。

また、クレーマーへの対応コストが、巡り巡って一般消費者であるこちら側に何らかの形で転嫁される、といった事も当然考えられます。クレーマーのせいで大多数がうっすら損をさせられてしまうので、そうなると店側に反感を持ったり、別の形でクレーマーとなる人も現れ、更に面倒な事態に陥るという悪循環となる訳です。

勿論、一番悪いのはそもそもの原因であるクレーマーではあるのですが。


さて、ネットをやっていると、一度二度は遭遇するであろう迷惑な存在、所謂『荒らし』。これもまたクレーマーと似たような存在であると、自分は考えています。
目を付けられた時点で損害が発生する、本来不必要な対応コストを支払わなくては成らない、対応を間違えると被害者の方が第三者に批判されたりもする、百害あって一利無しの傍迷惑な存在、それが荒らし。
……こうやって書くと、「何か」に似ているとお思いの方もいるのでは無いかと思います。そう、所謂フェミニスト集団ですね。


先日フェミニスト達は、『温泉むすめ』という美少女キャラクターを使った温泉地の観光促進プロジェクトに対し、いつもの如く、良く言えばキャンセルカルチャー、悪く言えば悪質なクレーム攻撃・嫌がらせを集団で仕掛け、美少女キャラクターに対し「児童ポルノ的」「準児童ポルノ」「性的搾取」という性的で卑猥なレッテルを貼り、かと思えば「こんなキャラクターを使っている温泉地だと盗撮でもされるんじゃないか?」という事実無根の誹謗中傷を吐き、遂には「温泉に毒でも投げ込まれても知りませんよ?」という犯罪予告まで行われるという、非常に悪質な営業妨害と深刻な風評被害を受けました。

遂には、先日観光庁&スポーツ庁&文化庁共催「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」において温泉むすめプロジェクトが受賞した「新しい観光賞」を辞退する(させられる)という事態にまで発展してしまいました。
またこの辞退に関しては、「クレーマーに屈して残念だ」「応援していたのにガッカリ」「フェミニストに勝利体験を与えやがって!」などという、心無い第三者からの批判が温泉むすめプロジェクト側に与えられる始末です。
温泉むすめを誹謗中傷していたフェミニスト達、そして仕掛け人であるフェミニストアルファからしたら、まさしくこの様な混乱した自体は、まさしく「してやったり」なんでしょうね。個人的にも、非常に残念な流れになってしまったと思っています。
さしずめ次の展開としては、「温泉むすめの様にならない為にも~」といった脅しめいた形で、自称フェミニストな方々が各種キャラクタープロジェクト・アニメ関連のプロジェクトに対し「アドバイスしてあげる」として、アドバイザー料(みかじめ料)をせしめていく、という流れになってしまう可能性があります。寧ろ今のままだとそうなる可能性の方が高いんじゃ無いんですかね?知らんけど。現状の惨状見る限り、フェミニスト達が女性の為でも児童の為でも無く、自分達の利益の為に、炎上と嫌がらせを仕掛けているとしか思えない様な感じですし。
反社会的勢力というか、反社会的思想勢力。過激な差別思想主義者。利益は産まずに、実害・対立・悪意・社会的不和などといった、無駄なコストしか産まない、厄介で害悪で荒らしみたいな存在。それが(自称)フェミニスト。
昨今の異常な言動と社会に与えた被害を見ると、本当にそんな感想しか産まれないから困ります。大学で学んだフェミニズムの概念とは大違い過ぎて、悪い意味で驚かされる事ばかりです。

以下、とある方のツイートから引用しますが……これを「正当な主張・抗議」と捉えるか「ただのイチャモン・クレーム、反社まがいの恫喝」と捉えるかは、まあ人によって違うし解釈も別れると思います。自分はもう後者というかお察し状態ですが。

https://twitter.com/9YugVF2F2FKD6u0/status/1463737937766785024


さて、自称フェミニスト達は「社会正義」だの「女性差別反対」だの「子供達を性被害から護る為」などと言った、建前だけはお綺麗な看板を掲げつつ、実際やっている事は反社会的キャンセルカルチャーという、自分の様な社会でフツーに生きている一般人からしたら、「俺らはワルなヤクザで反社会的勢力でございまっせ」という顔でやってくる分かりやすい悪者よりも遥かに厄介なんですよね。
分かりやすいワルな人達は、警察なり弁護士なりに連絡すれば対応して貰えるでしょうし、一般的には絡まれた側が「被害者」として世間に扱って貰えます。

しかし一見正義な看板を掲げている人達に絡まれた場合はどうでしょうか?
実際は一方的に被害を受けている被害者であるにも関わらず、相手が社会正義を掲げている集団が故、対応を間違えると、事情をあまり知らない第三者から被害者側が叩かれる、加害者扱いされかねません。
被害者が加害者となり、加害者が被害者面して世間の同情を誘い、更に増長して力を付けていく、というのが、フェミニスト集団のやり口な訳です。


フェミニスト集団がここまで増長してしまったのは、フェミニストという社会における荒らし的存在をスルー、あるいは「女性差別の為に活動している人達だから…」と安易に話を聞こうとしてしまったり、社会的に是認してしまったり、あるいはただの「悪質なクレーム」「抗議」として受け入れてしまった、というのもあるでしょう。これは、一般社会を生きる一般人全体、我々も多かれ少なかれ責任があると思っています。

昨今のフェミニストを自称している集団を、言葉通り「男女平等論者」「女性差別を無くす為に活動している人達」「ヒューマニズムを尊重する人達」などとして扱ってしまい、「ただの差別主義者で全体主義者のお気持ち悪質クレーマーな反社会的思想集団」として扱わなかったから、対応がここまで遅れてしまった、という訳です。


ただでさえ、コロナで多かれ少なかれダメージを受けてしまった日本社会。
これ以上無駄でしかない社会的コストを抑える為にも、フェミニストを名乗る「荒らし集団」をスルーせずに、厳格で毅然とした対応を取っていかなければいけないのかも知れませんね。

まあ個人的には、ネット社会において「荒らし」は「スルー」するのが是として育って来た世代なので、荒らしをスルー出来なくなってしまった責任をフェミニスト達に感じて貰いたい、ついでに言えば謝罪して貰いたい所ですが。僕らはフェミニスト達に「人権搾取」されているのが現状なので。

バイト時代に色々と経験させられましたが、クレーマーへの対応って、本当に面倒で厄介な割には見返りが無いという、まことにファ○キンなものですからね……はぁ(´・ω・`)



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