見出し画像

感覚過敏と感覚鈍麻【ASD‪✕‬ADHDの女子大生】

1.はじめに

私はASDADHDを持っている現役女子大生です。

私の生い立ちなどはこちらから👇

今回は私の感覚過敏感覚鈍麻について書いていきたいと思います。

2.そもそも感覚過敏/感覚鈍麻とは

①感覚過敏

感覚過敏とは、その名の通り感覚が過敏である状態のことです。
ほとんどの場合、五感が優れているが故に、とても苦手な感覚があることを指します。

②感覚鈍麻

感覚鈍麻とは、こちらもその名の通り感覚が鈍麻である(鈍い)状態のことです。
意外と知らない方も多いのではないでしょうか。ASD傾向のある方に感覚過敏のある方が多いというのはご存知の方も多いかと思いますが、ASD傾向がある方の中には、感覚が鈍麻であるという方もいます

3.私の感覚過敏

私は嗅覚過敏、触覚過敏、聴覚過敏を主に持っています。特に嗅覚過敏が強く、次に触覚過敏が強いです。聴覚過敏はその時のコンディションによって強くなります。

①嗅覚過敏

私の場合は、好きな匂いはとことん好き、嫌いな匂いはとことん嫌い、というところがあります。

《好きな匂い》

  • 地元のイオンのエレベーターの匂い

  • 線香やロウソクなどの煙の匂い

《嫌いな匂い》

  • 草刈りした後の匂い(特に雨に濡れた後は最悪)

  • 生ゴミの匂い

  • トイレなど下水の匂い

  • ゴムが焼けた匂い

  • 新品のゴム製品の匂い

  • 強い香水の匂い

  • その他にも多数…

好きな匂いがすると、いつまでもそこにいたくなる程、好きな匂いが好きです。

逆に嫌いな匂いが少しでもすると、息を吸うだけで、頭が痛くなり吐き気がします。もちろん長時間その匂いがする場所にいることはできません。本当に吐いてしまうからです。

②触覚過敏

私は小さい頃から触覚過敏があり、オムツも物によって嫌がっていたそうです。

装飾やひだが付いている下着は痒くなって着れない、製品表示のタグが着いているとそれがあたっている部分が痒くなって着れない、靴下やタイツなど締め付けられるものが苦手、お風呂に入るだけで疲労困憊、などなど…

特に下着はとても困ります。だいたい柄が付いていて縫い目等が痒くなってしまいます。
そのため、パンツはジュニア用で柄のない大きめのサイズのもの、ブラはスポーツ用で大きめのサイズのもの、などなどを一生懸命探して買い、使っています。

マスクは、質感が合わないものは付けられないので、自分に合ったものを探してそればかりを使っています。

③聴覚過敏

私の場合、前述したように、他のふたつの感覚過敏に比べれば聴覚過敏は弱く、その時々のコンディションやメンタルの状態によって強くなります。

私の場合、男性の大きな声や笑い声が苦手です。フードコート、ファミレス、居酒屋などで近くの席に大きな声で話す男性がいると、耳や頭が痛くなってだんだんその場にいるのがきつくなります

そのため自分のコンディションによっては、ガヤガヤしている場所にいけません。

4.私の感覚鈍麻

私の場合、暑さに気づきにくいという感覚鈍麻があります。

厚着をしているせいで、傍から見ても暑いだろうという時に、自分が暑いと気づきにくいため、いつも親に「その格好暑くない??」などと言われ、そこでやっと自分が暑いことに気づきます。

そのせいで知らず知らずに熱中症気味になってしまうことがあります。

5.最後に

ここまで私の感覚過敏と感覚鈍麻について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
共感した方も驚いた方もいらっしゃるかと思います。

次回は、この感覚過敏と感覚鈍麻への対策についてを書きたいと思っています。

ではまた次回(*´︶`*)ノ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?