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コーヒーと女性(PMS月経前症候群)

コーヒーを飲む人って、結構たくさんいると思います。
私も最近になって、自分で自分のためにコーヒーを淹れて飲みたいと思うようになりました。
だけど、大好きなものやことが自分のストレス発散に欠かせないものという状態はあまり好ましくありませんよね。
大好きなものやことの何が自分を惹きつけているのか、どういう状態の時にどんなふうに自分に必要なのかを知ると、よりその純度が増して、好きな部分を意識的に濃密に取り入れられて良いなと思います。

私にとってのコーヒー

私はあまり刺激物に強くありません。
漢方でいうと『気』が滞りやすい体質で、のぼせやすかったりイライラしやすかったりという傾向があるせいかもしれません。
なので、じんわりゆっくり血流を改善して温めてくれるような、生姜や香草の刺激は良いのですが、一気に頭のほうへの血流を増やしたり、興奮作用があるような食材は合わないようです。そのためもあってか、これまではもちろん無意識でしたが取り入れていませんでした。

だけど、最近になってコーヒーの美味しさと奥深さに気付かされて、自家焙煎までするようになりました。

自分好みの香りや味わいに出会えるととっても嬉しいです。
そして、コーヒーはどちらかというと、淹れる時間が私は好きなようでした。誰かのために淹れられるのも好きだし、自分好みの味になるように工夫することも好きです。

コーヒーと月経周期

さて、そんな元気や楽しみを与えてくれるコーヒーですが、カフェインが多く含まれるため摂取しすぎることはあまり良くないとされます。

なんでもそうですが、癖になるものというのは依存性があるのです。食後にはどうしてもいっぱいコーヒーが飲みたくなる、寝起きにコーヒー飲まないと落ち着かない・仕事の息抜きにはコーヒーですっきりしたい。そんな風に、常用している方は結構な量のカフェインを摂取していて、刺激に対して鈍感になってしまっている可能性があります。コーヒーの一日の摂取量目安はだいたい5杯程度と言われています。10杯近く飲んでしまっている人は、カフェインの依存性を少し抜く必要があるかもしれません。

特に女性は生理周期があります。この生理周期によって、気・血・水の巡りは大きく変化しています。そのため、のぼせが出やすい時期などがあるのです。
こういった体液や気の流れの自然な変化を、カフェインの作用で妨害したり加速したりしてしまうことで、身体に不調を引き起こしてしまいます。

刺激物を抜くことで自然な変化を感じること

忙しさや疲れのなかで、どうしてもコーヒーなどの刺激物を欲してしまうことってありますよね。だけど、やはり刺激物は、特に女性の身体にはあまり向きません。月の満ち欠けに影響を受けるくらい繊細な体の変化に、しっかりと意識を向けて、本当に欲しているものや必要としているものが何なのかを知ることもとても重要なことです。

コーヒー以外に満たされるものが何かを知って、代用してみるのも良いです。
これから春になり、気分も体調も不安定になりがちな時期になります。
そんな時期だからこそ、少し刺激物を抜いて、体の自然なめぐりを感じてケアしてみてください。


コーヒーとPMSの更に詳しい記事春の不調についての記事もぜひ参考にしてみてください。漢方の考え方も含めて、お伝えしています。


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